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【ジョージア】とっても美味しい、ジョージアンビール

MAO

MAO

ジョージア特派員

更新日
2025年1月27日
公開日
2025年1月27日
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皆さんგამარჯობა(ガーマルジョバ:こんにちは)!

本日は筆者の念願叶って、ジョージアのビールについてご説明しますね。

筆者はビールがとっても大好きで、ビールと共にドイツ生活を送り、本場のオクトーバーフェストも心から楽しみ、そしてここジョージアでもビールを好んで飲んでいる程、大好きなのです。

ジョージアと聞くと”ワイン”をイメージされ、ビールが美味しいというイメージがあまり無いかと思いますが、実はジョージアのビールは日本人の口にも合うとっても美味しい味なのです。

今日はそんなジョージアビールについて紹介していきます!

ワインの国で邪道な道

さて、タイトルにもあるようにジョージアでビールが好きというと、”არა(NO)!!”と否定されたり、ワインが有名なのを知らないのか?と必ず言われます。筆者はワインも好きなのですが、ビールの方がもーっと好きで、その旨伝えると、呆れたのか、笑って理解してくれます。

ジョージアのスプラと言われる宴会は初めから終わりまでアルコールは、たまに出てくるチャチャと言われるジョージアのウォッカを除いて全てワインで、”とりあえずビール!”という風習はありません。

ですのでワインを飲めない人はジョージア人にはあまり居らず、常に生活のメインアルコールはワインの国なのです。

しかしながらレジで買い物していると、オススメのビールを教えてくれたり、レジのお姉さんが『私も実はビール派なのよ』と隠れビール好きをこそっと表明してくれたりと、好きな人もしっかりといる様です。

そんなジョージアで初めてスーパーに行った際、筆者は非常に驚いたものとして、ビールがペットボトルで2.5ℓの量で売られているのです。ビール大国ドイツにいた私としては、ビールは瓶が当たり前で、缶もアルコールの抜けやすさを考えると異端なものとして考えられていたので、ペットボトルを見たときは、すぐ飲み切らないと気が抜けてしまう!と非常にびっくりしました。勿論瓶や缶ビールもジョージアでも販売されていますが、余りに大きなペットボトルビールが物理的に目をひきつけます。

しかし後日友人のジョージア人が、”一人や二人で買って何日もかけて飲むというような条件下で、2.5ℓのペットボトルビールを買うのでは無く、大人数でご飯を食べる事が多いジョージアの生活スタイルには合理的だから、ペットボトルなんだよ”と教えてくれました。(そりゃそうです!)

また1ℓペットボトルや、時にはワンカップに注いでくれる生ビールコーナーが大都市のスーパーにはあり、家でも美味しい生ビールをとてもお手頃に飲めるその仕組みは日本にも欲しいなぁと筆者は毎度思うのです。

  • 都会の比較的大きなスーパーではある場合が多い、生ビールコーナー!
  • 最下部には2.5ℓビールが!

クラフトビールも数多く!

そんなジョージアにはワインレストランも多いのですが、大学の近くなどにはクラフトビールショップやクラフトビールバー、レストランも多くあります。

大手のビール会社が多い欧州とは異にして、クラフトビールといえば、アメリカやカナダ、オーストラリアなどが有名ですが、ここジョージアの隣国ロシアもクラフトビールが美味しい国なのです。

その為ジョージアにあるビールバーには様々なロシア産クラフトビールも並んでいるのですが、ジョージアのクラフトビールも実は数多く販売されているのです!!

ジョージアのクラフトビールの種類も様々で、ラガーやIPA、STOUT、珍しいものではGOSEなど様々あり非常にバラエティに富んでいて楽しめます。ビール作りには”水の質”が欠かせないと言いますが、ボルジョミウォーターやバクリアニウォーターなどなど豊富な水を有するジョージアだから、ビールも美味しいのだろうと筆者はいつも感動しています。

  • ロシアのクラフトビール。デザインがお洒落!
  • 美味しくて可愛いジョージアビール!
  • ”トビリシの夜”というスタウトビール
  • ジョージアの多くのスーパーで売られているビール
  • ボルジョミのスーパーでも売られているデザインが可愛いジョージアビール

変わり種のビールは、お土産にも!

さてクラフトビールの珍しい味というのは、筆者も旅先でたまに見つけますが、ここジョージアも勿論あります。

先日お正月に友人達と集まった際には、人生初めて”ヒンカリビール”というものにトライしてみました。

ヒンカリはジョージアの小籠包の様なものです。そうです、あの固形のヒンカリが液体となり、ビールに様変わりしたのです。確かにジョージア人には、ヒンカリはビールと食べるのが一番だ!と、ヒンカリを食べる時はワインから外れて、ビールを注文する人も多いのですが、その手間を省く為なのか(?)、どうやら一緒にふたつを合体させてしまった様です。

筆者も友人みんなで興味津々で飲んでみましたが、『ヒンカリはこういう味だったのか?』とビール=ヒンカリにならず

最後まで頭が混乱していましたが、友人や家族で過ごす夕食の場にはエンターテイメントの1つとして変わり種の味も入れてみると非常に盛り上がります!

また缶のラベルも非常にお洒落で、ジョージア語が散りばめられているので、お土産にもピッタリで筆者も帰国時に何本か買って帰ろうと心に決めているのです(勿論ヒンカリビールを!!)

他にもワイナリーでワインで用いなかった果物などを使って作ったビールに出会った事もあり、発想が豊かで非常に楽しいビールに出会えます。

  • 指差した先がヒンカリビール
  • ヒンカリとはこれのことで、ジョージアの小籠包。
  • ワイナリーで作られたビール

ワインが飲めなくても楽しめる国

筆者の友人がジョージアに来た際、ジョージアはワインの国だと思っていて不安に思っていたが、ビールがとても美味しくて、レストランでも楽しめたから良かった!と言ってくれました。

確かにヒンカリ以外にもジョージアには、ジャガイモと玉ねぎの炒め物のოჯახური(オジャフリ)やジョージアンBBQのმწვადი(ムツヴァディ)など、ビールに合うお料理が沢山あります!

是非ワインが苦手な方も、ビールと共に好きなスタイルでジョージア料理を楽しんでみてくださいね!!

これからもオススメや面白いジョージアビールの情報を発信出来ればと思います!

  • 筆者も大好きოჯახური(オジャフリ)
  • ジョージアのBBQ
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