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こんにちは。今日は、浅口市鴨方町にある京都大学付属岡山天文台の口径3.8㍍の光学赤外線反射望遠鏡「せいめい」をご紹介します。2018年に建設され早くも7年たちました。「せいめい」という名は、平安時代の陰陽師の安倍晴明が、岡山天文台の近くにある阿部山でも観測をしたという伝承から、京都と岡山の両方にゆかりのある天文研究の大先達にちなんだ名前となったそうです。
天文台の3階のバルコニーまで上がれたので、周囲の風景写真を撮りました。下界には天文台の北にある矢掛町の街並みが見渡せます。前回少しご紹介した安倍晴明が天体観測をしていたという伝説の残る阿部山は、もう少し西の山になります。
「せいめい」のすぐ近くには国立天体台ハワイ観測所岡山分室、岡山天文博物館もあります。浅口市は晴天率が高いので、この竹林寺山、遥照山には天文台が3つ、隣の美星町にも2つの天文台、真備町にも1つと、天文台が集中しています。
外からガラス越しに「せいめい望遠鏡」を見ることができるのですが、太陽が反射し全体像が上手く撮れませんでした。この望遠鏡の鏡の大きさは3.8mあり東アジア最大の望遠鏡になります。この天文台の誕生により、大型望遠鏡の空白地帯がなくなり、24時間、各国間のリレー形式での観測が可能ということです。
晴天率が高く、晴れの国といわれる岡山県は夜空も晴天です。そんな岡山で天文施設や観望スポットをめぐってみませんか?
住 所 浅口市鴨方町本庄3037-5(岡山天文博物館の同敷地内)
営業時間 毎日9:00~16:30【年末年始、整備・作業期間・雨天・強風・積雪時を除く】
料 金 無料
駐車場 有
ホームページ 京都大学岡山天文台ホームページ
交通アクセス
・山陽自動車道 鴨方I.C.より車で北へ約6km(約20分)
・国道2号線より車で北へ約10km(約25分)