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小笠原諸島には多くの固有昆虫が生息している一方で、特定外来生物等の影響で限られた場所でわずかしか見られなくなってしまった昆虫たちもたくさんいます。そんな小笠原諸島の昆虫についての集い「OGA-KONフォーラム vol.1」が開催されます。
島として4000万年以上の歴史をもつ小笠原諸島には長い長い時間をかけて固有種へと進化をしてきたたくさんの生物がいます。
同時に人が定住を始めてわずか200年程度ですが、人が持ち込んだ外来種と呼ばれる生物たちの中には固有種に非常に大きな影響をもたらしているものもいます。
昆虫も本来は多くの固有種が生息していましたが、外来生物の影響を受けてすでに絶滅してしまったり、絶滅に瀕しているものもいます。昆虫は活動する中で植物の花粉を運ぶ役割を担っていることがあります。ひとつの虫がいなくなるということは、その虫が花粉を運んでいた植物も影響を受けることになります。
小笠原諸島の昆虫や植物を研究している人、保全活動を行っている人たちが小笠原の昆虫のために開くフォーラムが初開催されます。会場は父島になりますがオンラインでも参加ができます。事前申込みは不要なので小笠原の昆虫のことが気になる方は参加されてみてはいかがでしょうか。
■OGA-KONフォーラム vol.1
開催日時 2025年3月2日(日)13:00~16:00
開催場所 Webexによるオンライン配信および小笠原世界遺産センター(小笠原村父島)
参加費無料・申込不要
詳細は小笠原世界遺産センター公式ウェブサイトをご確認ください。
https://ogasawara-info.jp/post-3524/