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多くの梅の名所がある京都ですが、枝垂れ梅の名所と言えば、「城南宮」です。城南宮は古来より方除け・厄除けの社として親しまれて来ました。本殿の周りには四季折々に楽しめる神苑があります。ここでは150本からの枝垂れ梅が見頃を迎えつつあります。(写真は3月9日撮影)
城南宮と言えば、春の日に行われる「曲水の宴」が有名です。「曲水の宴」は、奈良時代から平安時代にかけて宮中で行われた行事で、京都を代表する年中行事として毎年4月29日(昭和の日)に行われています。
神苑では毎年、2月から3月にかけて「しだれ梅と椿まつり」が行われています。見頃を迎えつつある枝垂れ梅が咲くエリアは「春の山」エリアです。
京都駅から城南宮へアクセス方法は、バスと電車の2種類があります。電車その①・近鉄の京都線に乗車し約7分「竹田駅」から徒歩約15分で到着します。電車その②地下鉄、烏丸線に乗車し約5分、「竹田駅」から徒歩約15分で到着します。
バスでのアクセスは、京都駅の南側、八条西口の駅前バス乗り場「E1のりば」から京都らくなんエクスプレス「油小路城南宮」下車。
マイカーで行かれる場合は、駐車場もあります。
社務所で拝観券(1000円)を購入し、いよいよ神苑へと入って行きます。神苑に一歩、足を踏み入れると 白やピンクのしだれ梅が咲き誇っています。枝垂れといえば「枝垂れ桜」を想像される方も多いと思いますが、「枝垂れ梅」も格別の美しさがありますね。特にここ、城南宮・神苑の枝垂れ梅は約150本の枝垂れ梅ですから見応えは十分です。
神苑は順路に従って進んで行きます。順路は右を向いても左を向いても枝垂れ梅。シャワーの様に枝垂れる梅の花に圧倒されます。花からは梅の良い香りが流れて来ます。梅は満開の木もあれば、これから咲くと言う木もあり全体の見頃は今週末辺りかと思います。
季節を追いながらブログを綴っていると、夏の日や紅葉の時や雪の日等、様々な景色に出会います。今年もついこの間まで小雪が舞う寒い日が続きましたが、梅の花咲く景色を見ていると、ああっ‥‥春が来たんだと実感します。
また神苑は、椿の名所でもあります。約150本の枝垂れ梅と共に、150品種・約400本の椿も次々と咲いて来ています。「城南椿」や「光源氏」。「乙女椿」など美しい椿や珍しい椿にも出会えます。
神苑奥に見る、散り椿と枝垂れ梅の風景。
苔の上に落ちた真紅の椿の花が地上で最後の美しさを放っています。自然が織りなす景色に、ただ見入ってしまいました。以上、【私の地元で花見をするならココ!定番花見スポット】城南宮の枝垂れ梅でした。
「春の山」に咲く150本の枝垂れ梅は、今週末にかけて見頃を迎えると思います。
城南宮
〇住所 〒612-8459京都市伏見区中島鳥羽離宮町7
〇アクセス
京都駅から直通バス・京都らくなんエクスプレス「油小路城南宮」下車
京都駅から京都市営バス19号系統「城南宮」下車
〇駐車場 無料バス30台自家用車200台
『しだれ梅と椿まつり』
2025年2月18日から3月22日(水)まで
〇神苑・拝観料 大人(中学生以上)1.000円、小学生600円
〇拝観時間 9:00~16:30