【岐阜】美濃市「うだつの上がる町並み」でひなめぐりイベント開催中（4/3まで）

「うだつの上がる町並み」は江戸時代に造られた城下町で、江戸から明治時代に建てられた商家が軒を連ねるレトロな町並みが人気の観光スポットです。現在は国の伝統的建造物群保存地区に選定されています。

”うだつ”とは、隣家への延焼を防ぐために設けられた防火壁のこと。うだつを造るには多額の費用が必要だったため、豪商たちの富の象徴として、競うように立派なうだつが造られたそうです。

「うだつの町家のおひなさま」の期間中に開催されているスタンプラリーは参加無料。まずは観光案内所「番屋」でスタンプラリーの台紙とマップを貰います。マップがなくても、スタンプラリーの参加店舗にはポスターが貼ってるあるので、ぶらぶら歩いていればすぐにわかります。スタンプを5つ集めて、また「番屋」に戻ってくると抽選で景品をいただけます。ちなみに「番屋」でもスタンプを貰えるので、集めてくるスタンプは4つでもOK。

参加店・施設の軒先や、店内に飾られたおひなさまは、明治、大正、昭和など様々な時代から受け継がれてきたものや、和紙が使われたものなど多種多様。うだつの上がる町並みには何度も訪れていますが、いつもは入ったことのないお店にも、「おひなさまを見せてください」と入っていきやすいのが嬉しい。

たくさんある町家や商店の中で、私が毎回立ち寄るお店がいくつかあります。そのうちスタンプラリーにも参加している3店舗をご紹介します。

築70年の紙倉庫を店舗と使用しているという和紙のお店「紙遊」。運営する古川紙工は「文房具屋さん大賞」で毎年上位入賞を果たし、ヒット商品を出し続けている老舗文具メーカーです。美濃和紙以外にも日本各地の和紙や、多種多様な紙雑貨、小物が店内ところ狭しと並びます。美濃観光をテーマにした紙遊限定の「そえぶみ箋」は手頃な価格でかわいくて、美濃のお土産におすすめ！（私も買いました。）

■和紙の店 紙遊
住所：岐阜県美濃市常盤町２２９６
電話番号：0575-31-2023
営業時間：10：00～17：00
定休日：毎週火・水曜日（祝日は除く）
WEBサイト

江戸末期の建物を利用した「古民家カフェ 茶房とみや」。栗ぜんざいやクリーム白玉あんみつ等々のメニューにも心惹かれますが、登美家オリジナルの大福「クリームわらび大福」とお抹茶のセット。クリームわらび大福は、わらび餅と粒あんと生クリームをふんわりしたお餅で包みこみ、きな粉をかけた大福です。イートインはもちろん、お土産として購入することもできます。

■茶房とみや
住所：岐阜県美濃市泉町1887
電話番号：0575-33-4827
営業時間：平日 13:00〜17:30(L.O17:00)　土日祝 12:00〜17:30(L.O17:00)
定休日：毎週水・木曜日
公式インスタグラム

町並みの中にある昔ながらの精肉店。コロッケなどを食べ歩き用にしてくれます。うずらやハムカツ、ミンチカツなどもありますが、この日は豚肉チーズ巻きをチョイス。売り切れていたのかケースにはなかったけれど、わざわざ揚げてくれました。店頭に飾られている、ガンダムの雛飾りは必見です！

■喜楽精肉店
住所： 岐阜県美濃市俵町２１４７
電話番号：0575-33-1258
営業時間：9：00～17：00
定休日：毎週水・日曜日（臨時休業あり）

あちこち立ち寄りながら散策するので、スタンプ4つはあっという間に集まります。観光案内所の「番屋」へ戻り、5つめのスタンプを押して、抽選はガチャガチャで。景品は、町並みの各店舗からの提供で、お食事券やお菓子の引換券、和紙製品などなど様々です。私が引き当てたのは上記でご紹介した「和紙の店　紙遊」さんの「そえぶみ箋柄オリジナルポチ袋」でした。

なお、「番屋」でスマホから観光アンケートに回答すると、ノベルティがいただけます。美濃の観光スポットが描かれた付箋、かわいくて嬉しい！

「うだつの町家のおひなさま」は4月3日までですが、4月中旬から5月5日はおひなさまに代わって、古くから伝わる五月人形が飾られます。町並み散策にはぴったりの季節。歴史情緒の残る美濃をぜひ訪れてみてくださいね。

■うだつの上がる町並み
住所：岐阜県美濃市加治屋町1959-1（美濃市観光案内所「番屋」）
電話番号：0575-35-3660（美濃市観光協会）
URL：https://minokanko.com/（美濃市観光協会）
※営業時間、休業日は各商店、施設による