
Royal Warrant Holders Association
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イギリス旅行を満喫したら家族・友人・同僚へのお土産も、その国らしさが伝わるお土産を渡したいですよね。
そこでイギリスならではの特徴のひとつ、王室御用達ブランドの食品はいかがでしょう?とは言え超高級品ではなく、スーパーで買えるプチプラ商品も沢山あります。
今回ご案内するのはお菓子だけでなく、料理に使える食品など3選。甘党にも辛党にも喜ばれるチョイスにしました!
まず最初にお勧めするのは、ショートブレッドの老舗ブランド「ウォーカーズ」です。
イギリスといえば紅茶、紅茶といえばお茶菓子。なかでも卵を使わずバターと小麦粉と砂糖が主材料のショートブレッドは、ほろほろ崩れる優しい食感が独特な美味しさが紅茶との相性抜群。
スコットランド発祥のお菓子なので、このウォーカーズ社も1898年の創業当時から現在にいたり本社はスコットランド。
タータンチェックをあしらったパッケージも、正装に時折りスコットランド伝統衣装のキルトを着るチャールズ国王やウィリアム王子の姿とも重なりますね!
なお画像を掲載した商品は、フィンガータイプのショートブレッド10枚(160グラム)入り、箱の大きさはポッキーくらい。店頭価格は平均1.50~2.00ポンドです。
次にピックアップするのは、プロのシェフにも評判の高い「モルドン」の塩です。
イングランド南東エセックス州のモルドン海岸で1882年に創業した塩メーカーは、現在も創業者ジェイムズ・オズボーンの直系4代目が率いて伝統製法を守っています。
熟練の職人たちが、機械にはできない海水のデリケートな温度調整や塩のくみ上げなどを行い製造された塩は、フランス「ゲランド」の塩に勝るとも劣らない品質。
日本でも20年ほど前に某アイドルグループの人気番組で紹介されて以来、知名度が高まったのでご存知の方も多いでしょう。もしも「モルドン」を知らない方に渡すときは「王室御用達のグルメなお塩です」と説明すれば、きっと喜んでもらえそうですよね!
なお店頭価格は125グラム入り1・50ポンド、250グラム入り2.70ポンドが平均です。
お料理に大活躍するお塩の次は、イギリス家庭の食卓に欠かせないイングリッシュ・マスタード。
ツーンと鼻にくる辛さが特徴なのは、日本のカラシにも通じる刺激性。イギリスではソーセージ&マッシュポテトやハムサンドなど、定番料理の名脇役となっています。
こちらは前出の「ウォーカーズ」「モルドン」よりも更に歴史が古く1814年創業と、210年も続く老舗マスタード・メーカー。なんとヴィクトリア女王から1866年に王室御用達を授かっています。
すぐに使えるペースト状マスタードは瓶入りですが、筆者のお勧めは少量の水で溶く粉末タイプ缶入り(57グラム・平均2.50ポンド)。軽いうえにスーツケース内で破損する可能性が殆どないのも、お土産に重宝します。
また以上3点とも、スーパーで買えてお財布に優しいものばかり。バラマキ土産にもなる王室御用達ブランド食品、ぜひ活用してくださいね!