キーワードで検索
都内のホテルが高騰してなかなか手ごろな値段で泊まれない…そんな声が聞こえてきている昨今ですが、女性ひとり旅でも3000円台から安全に泊まれるゲストハウスが池袋エリアにあるのをご存じでしょうか?今回筆者(女性ひとり旅)が利用してみた体験として、ゲストハウス板橋宿をご紹介します。
●池袋から電車で7分・中板橋駅から徒歩3分の利便性高いゲストハウス
都内の主要ターミナル駅のひとつ、池袋駅から東武東上線の各停に乗車して4つ目の「中板橋」駅で下車すると、池袋の都会の喧騒とは一味違う、少し懐かしい昭和の雰囲気を残した中板橋商店街があります。
2016年にオープンした「ゲストハウス板橋宿」はその中板橋商店街の一角にあり、周囲には青果スーパーや喫茶店、お弁当屋から惣菜専門店など多彩なお店が軒を連ねています。このエリアはかつて中山道の最初の宿場町「板橋宿(いたばししゅく)」があったところであり、商店街や街並みも江戸時代の宿場町の活気を今に引き継いでいるような雰囲気をもっています。
ゲストハウス板橋宿は、地上3階、地下1階の建物で、1階から3階には6人から20人まで共用の部屋が全部で5部屋、うち女性専用部屋が3部屋(2階・6人用、3階・8人用、10人用)があります。
屋上スペースにはフリースペースの屋上ベランダとコイン式の洗濯機・乾燥機が2台ずつあります。地下には宿泊者がいつでも利用できるラウンジがあり、無料でセルフサービスのコーヒーやお茶を飲みながら棚にあるマンガや本を読んでくつろいだり、オンラインで仕事をしている方もいらっしゃいます。宿泊室では飲食が不可なので、地下のラウンジで食事をします。宿泊者用に冷蔵庫と電子レンジも自由に利用できます。
各部屋のベッドは箱型の二段ベッドになっており、それぞれのベッドには読書灯とコンセント、洋服ハンガーがついています。シャワー、トイレは共用になりますが、男女別に利用できるようになっています。ベッドに入るとカーテン以外は板壁に囲まれているので、あまり周囲の目を気にせずに過ごせます。
海外からの利用客も多く、1階のロビーや地下のラウンジには外国語の観光案内パンフレットや周辺地図もあります。
池袋駅周辺と比べても、少し落ち着いた雰囲気であり、かつ夜10時まで営業しているスーパーや定食屋などもあり、また最寄駅からも徒歩で数分の至近距離なので、女性の一人旅でも安全に過ごせる宿です。
早めの予約であれば1泊3000円台(部屋タイプによる)から、連泊割引では1泊2900円から利用できますので、東京観光で宿泊費をなるべく抑えたい方には穴場と言えるゲストハウスです。
●ゲストハウス板橋宿
所在地:東京都板橋区中板橋15-10
最寄り駅:東武東上線・中板橋下車北口出口から徒歩3分
チェックイン時間:午後4時(最終チェックイン午後10時)
チェックアウト時間:午前11時