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日本では全国で開花が始まり、旅立ちと出会いの季節ですね。そんな日本の春に思いを馳せながら、ウィーンでも新しい季節を感じたいところですが、4月のウィーンは何とも気まぐれ!「April Wetter(アプリルヴェッター)」と呼ばれるこの時期は、晴れたり曇ったり、時には雪まで降ったり!と、変わりやすい天気で知られています。せっかくクリーニングに出したダウンコートや羽毛布団をまた取り出すなんてことも、4月のあるある。でもそこでガックリせずに、この時期の気まぐれなウィーンを味わってみるのも一つの醍醐味です。
朝起きて快晴だったのに、すぐに曇りだして急にあられが降ってきた!なんて天気は4月のウィーンでは典型的。そんな気まぐれなこの時期は、折り畳みの傘を持ってお出かけしましょう!特に、ウィーンは風が強いので丈夫な傘が必須。街中では大半の人が傘をささずに歩いている姿を目をしますが、気温が20℃以下の日もまだまだ多いため、せっかくの旅行中に雨に濡れて体調を崩さないためにも傘の持参をお勧めします。
どんよりと曇った空の下や雨の中、外をウロウロするのは気が向かないという方にも朗報!ウィーン市内には、屋内で楽しめる施設も充実しています。伝統ある老舗カフェでゆったりと過ごしたり、麗しい美術館や博物館でウィーンの歴史に触れたりと、選択肢は尽きません。
旧市街から少し移動するものお勧め。ウィーンのショッピングストリート「マリアヒルファー通り」からすぐ近くの水族館「Haus des Meeres(ハウスデスメーレス)」は、ここ数年で増設や新オープンエリアが注目された、見どころ満載の施設。11階建て(最上階はレストラン・バー)の水族館を全て見終わる頃には、外の雨も止んでいるかもしれませんね。
少し変わっているのが、ここは水族館なのに、その周りはクライミングやボルダリングが楽しめる施設になっています。特にボルダリング施設は屋根が付いているため、雨の日も濡れる心配なし。単発で参加できる講習もあるので、特別な体験をしたい方にはお勧めです。
天気が冴えないと、予定変更やキャンセルを強いられることもあり、せっかくの旅行気分まで冴えなくなりますね。屋外での予定を立てにくいこの時期のウィーンは、あらかじめ代替プランを考えておいたり、初めから屋内で楽しめる施設を選択しておくのも一つの方法です。少しの雨であれば、傘を片手に、今だからこそ見られるウィーンの姿を散策してもいいですね。どんなに天気が冴えなくても、春はもうすぐそこまで来ています✿