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【ジョージア】ニッチなお土産で、ジョージアを感じてもらおう!

MAO

MAO

ジョージア特派員

更新日
2025年3月27日
公開日
2025年3月27日

皆さんგამარჯობა(ガーマルジョバ:こんにちは)!

先日友人から、”ジョージアに住んでる人として、日本の友人へおすすめのお土産は何かあるかい?”と聞かれました。

筆者はジョージアに住んでから一度も日本に帰国していないので、まだお土産を買ってはいませんが、ジョージアに来た友人達がお土産に何を買って帰ろうかと悩んでいるのをみていた事もあり、私が帰国するなら買うだろうというオススメのお土産を今回は紹介したいと思います♪

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観光ガイドブックにも載ってる定番お土産は?

さて、お土産と言えばやはり特産品を持って帰るのが定番ですよね。

そうなればジョージアのお土産(特産品)と聞いて皆さんは何を思い浮かべますか?

そうですね、やはりワインです。これが多くの日本人の方が思い浮かべる定番のお土産ではないでしょうか?

ワインは飛行機でも1人当たり760ml 換算で3本までが免税の対象となっており、4本目から徴税はかかりますが、申告をすれば持って帰れるので、購入する方が多いです。

しかしながら持って帰りたくてもワインは重いですし、スーツケースの中で割れたらどうしよう(筆者も経験あり、、涙)とか、個数を沢山買って帰れないので、ばら撒き土産にも難しいし、、と悩まれる方もいらっしゃいます。

そうなれば次に観光ガイドブックに書いてあるのは、ジョージア特産のチュルチュヘラというお菓子です。

このチュルチュヘラはワイン作りのプロセスで出るブドウジュースを用いて、そのジュースを固めてナッツ類を入れたもので、ジョージアではワインと一緒に食べるお菓子として親しまれています。

バザールには家庭用としてぶら下げて販売されている場合が多く、購入すると簡易包装で渡されますが、大きなスーパーに行くとお土産用で箱入りのものや、チュルチュヘラ専用店もあり、梱包もしてくれます。

他にも定番のお土産は沢山ありますが、ジョージア特産であるワインに絡めて入れば、この2つが筆者個人的な2大巨頭なのではないかなと思います。

  • ワイン専門店も沢山あるが、ワインに関して分からない場合は、首都のスーパーにはアドバイザーがいる場合がある
  • 色とりどりのチュルチュヘラ
  • 道端でこの様な風景がよく見られます

筆者が自分用でも持って帰りたいオススメ品①

では、ここからは筆者がおすすめのお土産を少し紹介しますね!

これを選んだ基準は、”筆者自身が自分の為に持って帰りたいか”になります。あくまでも筆者個人の考えによる選別であることをご理解ください♪

1つ目のおすすめは、スバネティソルト(სვანური მარილი/スバヌリ マリリ)です!

さて、いきなり地名が入ったニッチな商品でなんなんだ?!と思われる方もいらっしゃると思いますが、スバネティソルトは、その名の通り、ジョージア北部のスバネティ地域が原産のお塩になります。

原産と言えども、海に隣接していない山岳地域のスバネティ地域では、塩はとっても貴重。ですが山岳地域という過酷な環境住む人々にとっては塩は大切なミネラルであったので、山岳地域で取れるスパイスと塩を混ぜたスパイス塩を塩の代わりに用いてお料理などにも伝統的に使われていました。その為この地域由来のスパイス塩をスバネティソルトと言います。

筆者がこのお塩に出会ったのは、首都に住むジョージア人友人宅の食事の際に、お土産でもらったのとスバネティソルトをキュウリとトマトのサラダにさっと振ったものを出してくれたのですが、これが癖がなくとっても美味しくて、絶妙なスパイスの量と塩の塩梅が筆者を魅了し、絶対本場で買ってこよう!!と決意したのです。

その後、実際スバネティソルトの本場であるスバネティ地域のメスティアに行った際、メスティアの友人おすすめのお店に連れて行ってもらい、購入しました。メスティアでは各家庭やお店によって独自の調合でスバネティソルトが作られているようで、それぞれお気に入りのお店があるようです。

そんなスバネティソルトですが、筆者がお土産で本場のソルトを購入し、同僚にプレゼントした際にはとっても喜ばれた程、スバネティ地域の方だけでなく勿論それ以外に住むジョージアの方にも人気で、実際スーパーにもしっかりと包装されたスバネティソルトが販売されています。

筆者は日本でもキャンプが大好きで、キャンプでは『ほ○に○』(筆者も大好き)などを筆頭に色んなスパイス塩が人気になっていますが、このスバネティソルトもキャンプ好きにも喜ばれるスパイス塩だと思いますし、普段の食卓でサラダやフライドポテト、お肉にさっとかけるだけで、ご飯が進む上に、夏はサラダにかけると熱中症対策としても良いので筆者もよく食べています。

スーパーのソルトと本場は何が違うの?とよく聞かれますが、スパイスの香りや量が異なる気がします(筆者判断)。

スーパーの方が、よりスバネティ感を出したいのか、香り付けが少ししっかりとされている様に思いますが、大きな大差はないように感じます。スーパーだからまずいという訳でなく、ジョージアの方も購入されているので、お土産に是非おすすめです!

  • メスティアの町
  • 現地本場のスバネティ塩
  • スーパーで売られているスバネティ塩
  • きゅうりとトマトのサラダとの相性抜群!

筆者が自分用でも持って帰りたいオススメ品②

次におすすめなのは、スバネティソルトにも似ていますが、スパイス系のパウダーです。

このブログでも何度もお伝えしている通り、ジョージアはコーカサス山脈を有する山岳地帯ですので、ハーブやスパイスが豊富な国です。

スバネティソルトを買いにスーパーに行くと、同じような小分け袋に様々なスパイスや調味料が入れられ販売されているコーナがあります。

ジョージアの伝統料理であるシュクメルリにかける調味料や、サツィビという鶏肉などの肉と胡桃ソースで煮る伝統料理のスパイスなど、購入すれば家で料理本を睨めっこしながら調合せずとも本場を楽しめるので、お料理好きにはおすすめのお土産です。

またこの春の時期のジョージアらしいニッチなお土産としては、Endro(ენდრო)というパウダーで、茜の木の粉なのです。

そんなものをどうするの?と思うかと思いますが、ジョージアはジョージア正教会というキリスト教宗派で、他のキリスト教と異なる文化を有しています。その1つが5月にあるイースターで、ジョージアのイースターではこの茜の木と白い卵を一緒に茹でてイエスの血に見立てて赤く着色した卵をイースター以降に食べるという伝統があります。正教会のイースターエッグを作ってみたいと思われる方は是非このEndroをスーパーでお探しください!

昨年筆者も実際に茜の木(パウダーではなく木で)でイースターエッグを作りましたので、参照ください。

*購入したスパイスや粉をそのままスーツケースなどに入れると、稀に包装袋が破れている場合があるので、袋に入れて二重にして詰める事もおすすめです!

  • スーパーで沢山売られるスパイスの数々
  • 茜の木(Endro(ენდრო))の粉
  • 昨年筆者もジョージア式イースターエッグを作ってみました

筆者が自分用でも持って帰りたいオススメ品③

そして3つ目として、スパイスと同様にオススメなのが、ジョージアのドライフルーツ

これもワイン文化が盛んで果物がよく取れるジョージアならではのお土産かと思いますが、日本ではあまりみないユニークなドライフルーツが沢山あるのです。

ジョージアではスーパーに行くと包装されたドライフルーツだけでなく、量り売りのドライフルーツが沢山あります。

日本ではドライフルーツをコンビニで買おうとすると、少量にも関わらず値段が高書いけれど、ダイエットの為に購入したいな、、と筆者もよく葛藤していた事を思い出します。しかしながらマンゴーであろうと、リンゴであろうと、お手頃価格なのです。一方で量り売りでなく、少しお洒落なデザインの包装で付加価値をつけている商品もあるので、お土産にもぴったりです。

筆者がジョージアで驚いたドライフルーツは、なんとスイカのドライフルーツ!

スイカをドライフルーツにしたら、ほとんど水分の果物なのに何が残るのか?!と思ってしまいますが、種を残して絶妙にドライにされつつ、しっかりスイカの味が残りとっても美味しかったです。

大きなスーパーには沢山の種類のドライフルーツがあり、日本では聞き馴染みのないフルーツもドライにされていて、とっても楽しいのです。またジョージア人の友人と登山に行った際には、デーツなどのドライフルーツを持参しており、ハイキングをする際にも親しまれています。是非、皆さんも色々な種類を買ってみて、食べ比べをしてみてはいかがでしょうか?

  • 量り売りのドライフルーツ
  • 小さなボルジョミの商店でもこの種類!
  • ワインレストランで出てくるドライフルーツ
  • これはスイカのドライフルーツ!

厳選が難しいジョージア土産、、。

今回はばら撒きにもぴったりな、お手頃のお土産を3つ(スバネティソルト、スパイス、ドライフルーツ)を紹介しました。

他にも様々なおすすめのお土産があり、厳選が難しいジョージア土産ですが、また別の記事で少しずつおすすめのの特産品やお土産を紹介していきますね。

はちみつも様々な種類があります
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