キーワードで検索
オホーツク海に面した北海道「枝幸町」(えさしちょう)。毛ガニの水揚げ量が日本一、そしておいしいホタテが特産の町は、四季折々の青い色を見せる”オホーツクブルー”(写真は5月のオホーツクブルー)も見どころです。春がゆっくりと訪れる枝幸町のドライブレアスポット、ディープな絶景ポイントをご紹介します。
枝幸町へわざわざ行ってでも見たいスポットが「ウスタイベ千畳岩」(せんじょういわ)。
キャンプ場からも近く、キャンパーなら知っている人がいるかもしれません。
“ウス・タイ・ベ”とは、アイヌ語で「入り江の林の川」。
溶岩が急に冷えてできた柱状節理という地質で、畳を敷き詰めたように見えることから千畳岩と呼ばれています。
「オホーツク枝幸うまいもん祭り」(7月)などのイベント会場にもなる広場から階段を降りると、千畳岩の上に立つことも可能。
まるでどこか遠い国の遺跡に来たような神秘的な景観が広がっています。
青い空とオホーツクブルーの海を臨みながら受けるオホーツクの風は、爽快そのもの!
ときおり岩場に寄せる波や潮の満ち引きで、ハート型に水たまりができることがあり、それが見つけられたら、幸運の印だそうですよ。
■ウスタイベ千畳岩
住所:北海道枝幸郡枝幸町岬町
アクセス:車で「稚内空港」より約1時間50分、「オホーツク紋別空港」より約2時間、枝幸町市街地(枝幸町役場付近)より約7分
「ウスタイベ千畳岩」から車で約15分のところにある「北見神威岬」。
5月から10月には、北見神威岬観光道路を通って神威岬灯台がある岬の近くまでアクセスできますが、岬の全貌とオホーツクブルーの海を見られるのが「北見神威岬公園」です。
公園は高台にあり、そこから浜に向かって伸びる階段を降りると、ここでもまた独特の形をした岩や、ときにはそこで羽を休めるカモメを間近に見ることができます。
気候がよければ、芝生の上で北海道らしい広大な空と海の自然景観を思う存分満喫しながら、テイクアウトしたランチやスイーツを味わうのもおすすめ。
また、ウスタイベ千畳岩や北見神威岬公園を結ぶ国道238号沿いには、5月になるとスプリングエフェメラルが咲き始めます。
■北見神威岬公園
住所:北海道枝幸郡枝幸町目梨泊
アクセス:車で「稚内空港」より約1時間20分、「オホーツク紋別空港」より約2時間10分、枝幸町市街地より約17分
枝幸町中心部に近い三笠山の頂上にある「三笠山展望閣」は、毎年5月1日から営業を開始する、屋上から360度のパノラマビューや、2階のカフェラウンジからも雄大な景観が楽しめる絶景スポットです。
2階のカフェラウンジは、ウスタイベ千畳岩や北見神威岬公園を巡ったあと枝幸町絶景ツアーのゴールにふさわしい、町並みとオホーツク海のコントラストを見渡しながらゆっくりコーヒーブレイクを楽しめるくつろぎスポットでもあります。
また、山の頂上なので、お天気によっては雲海の発生が見られるかもしれません。
■三笠山展望閣
住所:北海道枝幸郡枝幸町宇遠内1380-2
営業期間:5月1日-10月31日(11-4月の冬期休業)
営業時間:5月 10:00-18:00、6-8月 10:00-17:00
アクセス:車で「稚内空港」より1時間55分、「オホーツク紋別空港」より約2時間、枝幸町市街地より約12分
このほか枝幸町には、特産品のホタテのフライやカレーが食べられる「道の駅マリーンアイランド岡島」、新鮮な魚介を堪能できる飲食店、北海道特有の「続縄文文化」「擦文文化」「オホーツク文化」を垣間見られる博物館「オホーツクミュージアムえさし」など、グルメスポットや見どころがあります。
ぜひ、オホーツク・枝幸町まで、ディープな北海道の絶景、味覚、歴史と文化を体感しに行ってみませんか?
■枝幸町観光協会
住所:北海道枝幸郡枝幸町三笠町301-7
TEL:0163-62-1205
URL:https://esashi-kankou.com/