【ジョージア・ボルジョミ】国立公園もお休み!ジョージアのイースター
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皆さんგამარჯობა(ガーマルジョバ:こんにちは)!
さてタイトルにもあるように、ジョージアでは今週末4月18日(金)~21日(月)までは4連休で、イースター休暇なのです!
そんなイースター休暇目前のジョージアの様子についてお伝えします!
さて昨年は5月だったイースターですが、
イースターの日というのは、”昼と夜の長さが同じになる春分の日の次の満月後の日曜日”とされていることから、毎年変動します!その結果、今年2025年のイースターに関連する祝日はこのようになっています。
·4月18日(金)聖金曜日(დიდი პარასკევი)
イエスが十字架にかけられた日になり、厳かに過ごします。
·4月19日(土)聖土曜日(დიდი შაბათი, Didi Shabati)
土曜深夜から日曜未明にかけて教会で行われるミサに家族で参加。ろうそくを持って教会を行進し、「キリストは復活した!(ქრისტე აღდგა!)」と参加者同士で唱えます。それに対して言われた側は「本当に復活した!(ჭეშმარიტად აღდგა!)」と答え合うのです。
·4月20日(日)イースター(აღდგომა, Agdgoma)
そして翌日の日曜日から月曜日にかけて茜の木で赤く染めたゆで卵(წითელი კვერცხები)を作り、それを用いて「卵割りゲーム」をしながら、健康や幸運を祈ります。またパスカ(პასქა)と呼ばれケーキ、チャカプリ(ჩაქაფული)などの伝統料理を家族で囲みます。
·4月21日(月)イースターマンデー(ორშაბათი აღდგომისა, Orshabati Agdgomisa)
月曜日には、亡くなった家族のお墓を訪れ、卵やパン、ワインなどをお供えし、先祖を讃えながらピクニックをするようです!
敬虔な正教徒の方々はイースターまでの40日間は、特に乳製品や肉等を食べず生活するのですが、最後の1週間(2025年は4月14日~18日)は特に厳しい制限を課して生活をされ、最後の金曜日が最も断食をし、人によっては水のみの摂取とされる方もいるようです。
昨年のイースターは5月で、筆者にとっては正教会のイースターは初めてで、普段は見慣れないイースターに必要なグッズをスーパーで目にして驚いていました。
例えば茜の木やその赤い粉は、上記のイースター当日の部分で記載した赤いイースターエッグを作るのに用いられます。
今年も今の時期は、バザールやスーパーなどのあらゆる場所で茜の木やその赤い粉を見かけ流用になりました♪
昨年筆者も茜の木を買ってイースターエッグを作り、記事にしましたのでご覧ください♪
また筆者はケーキ作りも好きなのですが、先日スーパーに行くと、イースターエッグ置きとなる食器に加えて、パスカ(პასქა)作りに使う薄い紙”マフィンカップ”が、様々なサイズ及び可愛いデザインで販売されていてとっても感激しました!
しかも1つ1つバラ売もされていて、1度に色とりどりのカップを用いたケーキが作れるので、筆者も欲しくなりました!
スーパーにこの時期に行くと、イースターコーナーが大きく設置されており、商品を見るのもワクワクします。
イースターは多くのジョージア人が帰省する大切な休暇です。その為イースター連休(時に初日と終わり)は、多くの人が移動するので、電車は予約が取れないですし、マルシュルトカなどの乗り合いバスも混雑します。
また一部ではマルシュルトカやバスなどの交通費が、祝日料金に設定されていたり、休暇の中日においては国民の多くが休暇となるので、交通手段のバスの本数も減るようです。
後日談ではありますが、筆者もトビリシからボルジョミに帰る際、12ラリが15ラリに値上がりしており、また乗客数も多いので、いつもの乗合バスではなく、大型バスに代わっていました!
併せてスーパーは空いていますが、多くのバザールも閉まります。昨年筆者も閑散としているバザールをイースター休暇に見かけましたし、暦上の休暇が終わってもバザールがなかなか再開しなかったりで、少し困った思いをしたことを思い出しました。
大手チェーン店のスーパーは空いていますので、食べ物に困ることはありませんが、野菜など行きつけのバザールがある場合は、連休前に買っておくことが無難です。
この時期に旅行される方は、是非4連休のご自身の行程を見返して、どう移動するの判断をしてみてくださいね!
恐らく、この4連休はどこの教会も沢山の人が訪れ混雑していると思いますし、墓地付近には沢山の車が駐車され、渋滞も起こりやすくなっているかもしれません。
この時期のジョージアを見ていると、家族でお墓参りに行ったりと日本のお盆のような雰囲気を感じます。
是非、この時期にジョージアにいらっしゃる方は、スーパーやバザールなどでイースター由来の商品や雑貨を見つけてお土産にしてみるのはいかがでしょうか?
恐らく、この4連休はどこの教会も沢山の人が訪れ混雑していると思いますし、墓地付近には沢山の車が駐車され、渋滞も起こりやすくなっているかもしれません。
この時期のジョージアを見ていると、家族でお墓参りに行ったりと日本のお盆のような雰囲気を感じます。
是非、この時期にジョージアにいらっしゃる方は、スーパーやバザールなどでイースター由来の商品や雑貨を見つけてお土産にしてみるのはいかがでしょうか?