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イエス・キリストが復活したという日曜日が、イースター(復活祭)。基本的に東方教会はユリウス暦、西方教会ではグレゴリオ暦という異なる暦を使うため、毎年それぞれ違う日にイースターを祝います。
英国国教会やカソリック教会が属する西方教会では、今年2026年のイースターは4月5日。街なかには既に関連商品が並んでいますよ!
伝統的にはキリスト教信者が教義に基づいて行ってきた祝祭、イースター。しかし多種多様の宗教と人種が共存する現代のイギリスでは、多くの人びとにとって春の訪れを喜ぶ季節行事でもあります。
そんな現代イギリス人にとってイースターは、キリストの復活転じて再生、誕生、春の芽生え、そして卵型のチョコレート!この時期になると、スーパーや百貨店などの店先には大小のチョコレート・エッグが並びます。
素敵な包装に包まれたものを自宅用に買ったり、親しい人に贈ったり。もちろんイースターの日まで飾っておいて、当日またはそれ以降に割って食べるのが一般的。
また小さな食べ切りサイズのチョコも、イースターバージョンがいろいろ出回ります。ひと口サイズの卵やウサギになったチョコは可愛らしく、日本へのお土産にも重宝しますよ。
イースターは日曜日ですが、その週末をはさんだ金曜日と月曜日も祝日になり、多くの人々にとって四連休。さらに学校はイースターの前後で2週間~3週間の休暇になるので、子供や学生にとっては春休みを兼ねています。
旅行や外出を計画する家庭も多いけれど、基本的に子供たちが家にいる時間が長くなりがち。
そこで仲の良いママ友同士で相談し、家や庭でのイースターのチョコエッグ・ハントを計画したり、近所のイースター関連イベントに連れて行ったり。
また幼児~低学年向けのクラフトとして「イースター・ボンネット」と呼ばれる帽子を作るのも、この時季ならでは。カラフルな卵、ひよこ、ウサギなどで飾り付けた帽子を被って、イースターエッグ探し!という微笑ましい光景が繰り広げられます。
卵型のチョコレートと同じくらいイギリスのイースターに欠かせないのが、ホットクロス・バンズ。伝統的にはイースター直前の金曜日(善き金曜日・グッドフライデー)に食されてきた、ちょっと甘いパンです。
今では年間いつでもパン屋さんやスーパーで買えるものの、やはりイースターが近くなるとホットクロス・バンズが大々的に売り場面積を拡張!レーズンやカランツなどのドライフルーツとスパイスを練り込んだ、優しい味の菓子パンのようなもので、真ん中のバッテンは十字架を表しているそうです。
かく言う筆者も、この季節が近付くとついホットクロス・バンズを買ってしまいます。横半分に切り軽くトーストしてから、バターを塗ると・・・かすかにスパイスが香り立って、ほっこり優しい美味しさ。
紅茶にもコーヒーにも合うので、この季節の軽食やおやつに是非どうぞ!