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【東京】神楽坂・梅花亭|伝統と感性が紡ぐ、心躍る和菓子

HIROMI

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東京特派員

更新日
2026年2月20日
公開日
2026年3月12日

神楽坂の石畳が残る路地裏。かつての花街の情緒とフランス文化が交差するこの地に、1935年(昭和10年)の創業以来、職人による誠実な手仕事を貫く「梅花亭」があります。
初代が築いた伝統を四代目・井上豪氏が受け継ぎ、現在は神楽坂の顔として、メディアや国際的な発信事業からも高く評価されています。

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プチフランスとも謳われる神楽坂は、かつての花街としての顔も併せ持ちます。芸者さんが行き交った名残を感じさせる石畳を模した銘菓「神楽坂地蔵坂(石畳)」や、路地裏で愛されている猫をモチーフにした「福来猫(ふくねこ)もなか」など、街の情景が目に浮かぶようなお菓子が並びます。

店主の井上さん

ご主人の井上豪さんは、美術大学を卒業後、国家検定の「一級和菓子製造技能士」を取得。その芸術的感性が遺憾なく発揮される「上生菓子(練り切り)」は、特に高い人気を誇ります。年間で200種類以上、常に新作が店頭を彩るそのスタイルは、まさに「食べる芸術」です。

美しい練り切り
季節に合わせた創作練り切りも

看板商品の「鮎の天ぷらもなか」には、初代・井上松蔵さんの深い想いが込められています。 戦後、シベリア抑留という過酷な環境を生き抜いた松蔵さん。極寒の地で「もう一度食べたい」と願い続けたのは、故郷・新潟で母が作ってくれた香ばしい「かきもち」の味でした。 その想いを形にしたのが、このお菓子。もなかの皮を揚げることで「かきもち」の風味を再現し、形は大好きな魚野川の鮎を模しています。

 

お店の伝統ともいえる鮎の天ぷら最中

井上さんの活躍は国内に留まりません。外務省の日本ブランド発信事業として、イギリスのエジンバラからロンドンにかけて和菓子のデモンストレーションを行うなど、国際的な文化交流にも尽力されています。
現在も海外の方との交流を大切にされており、早稲田大学の国際交流センターでは年に二回、留学生に和菓子作りを教えるイベントも継続されています。

和菓子教室という新しい取り組み

お客様との距離を「もっと身近に」という想いから始まった上生菓子の教室は、「ふふみ庵」にて月に一度の頻度で開催されています。茶道を嗜む井上さん自らが点てたお抹茶と共に、出来立ての菓子をいただく時間は格別です。本来、上生菓子はお茶に合わせて食されるものであり、その実力が認められ、茶道裏千家坐忘斎御家元より「宗豪」の茶名を授与されています

ふふみ庵での和菓子教室の様子。
外国人の方への日本文化の小径

その洗練された佇まいは、化粧品メーカーの広告や大手スーパーの季刊誌に起用されるなど、多方面から注目を集めています。伝統を守りながらも革新を続ける姿勢は、町としての魅力にあふれる神楽坂の顔ともなっているお店の誇りです。

梅花亭 神楽坂本店
所在地: 〒162-0825 東京都新宿区神楽坂6-15 神楽坂梅花亭ビル
TEL/FAX :03-5228-0727
営業時間 :10:00~19:00
定休日 :水曜日
アクセス :東西線神楽坂駅 1a出口を出て左へ徒歩2分

梅花亭 ポルタ神楽坂店
所在地 :〒162-0825 東京都新宿区神楽坂2-6 PORTA神楽坂1階
TEL/FAX: 03-3235-0808
営業時間: 10:00~19:00
定休日 :水曜日
アクセス: 地下鉄飯田橋駅 B3出口を出て右へ徒歩1分
ホームページ:https://www.baikatei.co.jp

和菓子教室ふふみ庵はこちら
https://1link.jp/fufumian

神楽坂ポルタ店の様子
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