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【ベトナム】2025年11月就航したばかりのサン・フーコック航空で、ホーチミンへ行ってみた

土佐谷 由美

土佐谷 由美

ベトナム特派員

更新日
2026年3月15日
公開日
2026年3月15日
©️土佐谷由美

ベトナムの国内線として広く知られているのは、ベトナム航空とベトジェットですが、昨年11月より、ベトナムの複合企業、サングループが新興航空会社の商業運航を始めました。人気リゾート地、フーコック島推しの航空会社ではありますが、ハノイ〜ホーチミン便の就航もあります。まだ在住者の間でもあまり知られていない、謎多き飛行機に搭乗してみました。

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1.ベトナムの空港にしては意外?スムーズチェックイン

今回使用したのは、ハノイ発、ホーチミン行きの9G837便。出発予定時刻は12:25。すでにオンライン・チェックインを済ませているので、あとは手荷物を預けるだけです。

また就航したばかりだからなのか、セルフチェックインの機械は見かけませんでした。空港での手続きをできるだけ短くするため、可能であれば事前にオンライン・チェックインを済ませて空港に来るのが良いでしょう。

ノイバイ空港のチェックインは、国内/国際線、航空会社に関係なく、毎回時間がかかります。主な理由として、どこに並べばいいかわからない、開いているカウンターが少ない、近くにスタッフがいないのでちょっとしたことを聞くにも並ばなくてはいけない、など、オペレーションに起因するものが多いです。今回は初めて使う航空会社ということもあり、2時間前にノイバイ国際空港第1ターミナル(国内線)に到着しました。

サン・フーコック航空の列に並ぶとすぐに、近くにいたスタッフが寄ってきて、オンライン・チェックインは済んでいるのか?預けたい荷物はあるのか?などを聞き、進むべきカウンターを案内してくれました。おかげですぐに手続きが終了し、これまで時間がなく、あまり見ることがなかった、空港内の売店をまわり、ゆっくりお茶をする時間まで取ることができました。これは嬉しい“誤算”です。

サン・フーコック航空はサービス重視のフルサービスキャリア(FSC)でありながら、航空券の価格は格安型ローコストキャリア(LCC)並。今回手配したエコノミークラスの料金には、23kg1つの受託手荷物が含まれ、軽食ではありますが、機内食もつきます。

  • ©︎土佐谷由美 赤文字にオレンジ色の太陽のロゴが目印
  • ©︎土佐谷由美

2.座席は?機内食は?

搭乗のため、バスに乗って駐機場に移動します。機材は最新のエアバスA321NX機です。料金が安いので座席が狭いことはある程度覚悟をしていました。肘掛けから手前の座席(正確には収納されたテーブルまで)の間が約15cm。私は日本人女性の標準的な体型ですが、2時間程度のフライトであれば、全く問題がないと感じました。ただ、体の大きい男性にとっては窮屈そう。乗客は9割以上、ベトナム人。行きも帰りも、外国人は、私を含めて数名でした。

LCC並の料金のため、遅延を心配しましたが、定刻通り出発しました(帰りは18時台のフライトでしたが、1時間遅れ)。

  • ©︎土佐谷由美 男性は少し狭そう
  • ©︎土佐谷由美 さすがフーコック島推し!機内誌はフーコック島特集のみ!

安定飛行に入り、程なくすると機内食の提供が始まります。メニューは、鶏肉のバインミーとフルーツの盛り合わせ。ちょうどお昼時でお腹も空いていたので、もう少し量が欲しいところではありましたが、旅先ではついつい食べ過ぎになってしまうことを考えると、ちょうどいいのかもしれません。提供される飲み物は水、コーラ、コーヒーのみ。座席にはテレビモニターはなく、充電用のUSBもありません。毛布が必要な場合は、お願いすれば貸してもらえます。
キャビンアテンドは若い人が多く、振る舞いもとてもキビキビとしていて、好印象でした。

  • ©︎土佐谷由美 機内食は、鶏肉のバインミーとフルーツの盛り合わせ
  • ©︎土佐谷由美

3.空港からが長かった…〜市内まではタクシーかGrabで移動するのが◎

無事ホーチミン、タンソンニャット空港第3ターミナルに到着。第3ターミナルは、昨年4月に開業したばかりで、広くてとてもきれいです。国内線は第1ターミナルと分散されているため、預け荷物の受け取りまでの流れも非常にスムーズ。今回は時間があったため、市内まで路線バスを使って行ってみることにしましたが、ここからが長かった。

Googleマップでは、空港の敷地内にバス停があるのですが、指定の場所に行ってもバス停らしきものは見つからず、若い空港スタッフに聞いたところ、親切に近くまで連れて行ってくれました。敷地外の路上カフェで待つように言われたのですが、バス停のサインのようなものはなく、本当にここで大丈夫なのか、再度確認。看板はないけれど、人が立っていると止まってくれる、15分くらい経てばバスが来る、と言っていたので、その言葉を信じて30分待ちましたが、バスはいっこうに来る気配なし。再度、空港に戻り、ターミナル間を巡回する無料のシャトルバスに乗って、第2ターミナルへ移動。地図上では、すぐ隣の場所なのですが、空港の敷地を出て、一般道を走るため、20分程度かかりました。トランジットで第3ターミナルと別のターミナルを利用する人は、乗り換え時間に余裕がないと、飛行機に乗り遅れるかもしれませんので、ご注意を!第2ターミナルでは、シャトルバスのすぐ隣に市内行きの路線バスが停車していたため、迷うことなく乗り換えができました。空港から市内までの路線バスは5000VND(約30円)で、ハノイの半額!安くて便利なホーチミンの路線バスですが、アクセスを考え、帰りは第3ターミナルGrabを利用しました。中心街のホテルから12万VND (約730円)でしたので、それほど高くありません。

  • ©︎土佐谷由美 第3ターミナルは2025年4月に開業したばかり
  • ©︎土佐谷由美 第3ターミナルには、子ども用のプレールームも

初めてのサン・フーコック航空は思っていた以上に快適でした。
現在は、フーコック〜ハノイ便、フーコック〜ホーチミン便、ハノイ〜ホーチミン便、ハノイ〜ダナン便の4路線ですが、今後は国内線だけでなく、国際線の就航も計画されているようです。

サン・フーコック航空のチケットは、オンラインでは、サン・フーコック航空ウェブサイトやTrip.com、Travelokaで購入することが可能です。

サン・フーコック航空のウェブサイトは「サン・フーコック航空」のみで検索しても出てきませんので、「サン・フーコック航空 ウェブサイト」と検索してみて下さい。

ベトナムの国内を移動されるときの選択肢として、是非ご検討ください。

サン・フーコック航空
ウェブサイト https://www.sunphuquocairways.com/vn/en

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