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Halo! マレーシア・ペナン島在住独身女性の木犀ふふです。3月3日は何の日でしょうか。日本ではひな祭り、ペナンではチャップ・ゴー・メー。この日は2026年の旧正月では最終日にあたり、独身女性が海にオレンジを投げ入れるお祭りが開かれました。一体どんなお祭りなのか、ご紹介します。
チャップ・ゴー・メーは旧正月の最終日を祝うお祭りで、福建語でチャップは「10」、ゴーは「5」、メー「夜」をさし、十五夜という意味になります。ペナンは歴史的に中華系の人が多く、この日も盛大に祝われます。この日ペナンでは海辺の広場でお祭りが開かれます。そこでのメインイベントが、オレンジを海に投げ入れるものです。独身女性が良縁を願って自分の連絡先をオレンジに書いて海に投げ入れ、男性がすくいあげるという婚活イベントのような風習があるのです。
ペナンでは、エスプラネード(Esplanade)と呼ばれる海辺にある広場で開かれるお祭りが一番規模が大きいです。
■ Esplanade
住所: Georgetown, 10200 George Town, Penang, マレーシア
電話番号:なし
アクセス:バス停「 Balai Polis Lebuh Pantai 」より徒歩5分
営業時間:24時間
参加料:なし
URL:なし
開場近くに着くとすでにお祭りの音楽が漏れ聞こえていました。広場にはマーケットやステージが設営されています。ステージでは音楽の演奏やダンスなどが披露されます。フリーマーケットのようなお店も併設されており、手づくりと思われるグッズが売られていました。
そのすぐそばの道にはフードの出店も出ています。
メインイベントの海にオレンジを投げ入れるのは夜の19時頃からのスタートです。その少し前から場のそばの海沿いの道には人が溢れていました。私は事前に近所のスーパーで買ったオレンジと油性ペンを持参していたのでその場で友人と自分の電話番号とインスタグラムのIDを書きました。会場でもオレンジが1個RM2(約80円)で売られていたのでその場で買って投げることもできます。ちなみに私が事前にスーパーで買ったときは1個RM1でした。周りを見てみると男の人でもオレンジを片手に持っている人がおり、現在では男女関係なく参加できるお祭りとなっています。オレンジに書く内容も自分の連絡先に限らず、家族の健康や毎日の平和を願う文言など様々です。しかしやはり自分の連絡先を書いたオレンジを手に持つ女性が多数派のように見えます。
まずはお祭りの関係者が司会者の合図でオレンジを海に投げ入れます。関係者のオレンジ投げが終わると、一番海岸に近い海沿いの遊歩道が一般にも開放されます。あせらずにそれまで待っておきましょう。 海には小さな船舶が待機しており、投げ込まれたオレンジを回収しているようでした。
いよいよ私の番です。良縁に恵まれますようにと願いを込めて海にむかってオレンジを投げ入れます。そのほかの参加者も、思い思いにオレンジを投げ入れていました。暗くなってきた海にいくつものオレンジがぷかぷかと浮いている様子は不思議な光景でした。
会場にはフードの出店もあります。今回はアッサムラクサと牡蠣と卵の炒め物、ビーフジャーキーのサンドイッチをいただきました。どれもRM10~15(400円~600円)ほどでした。
芝生に座って食べるとピクニック気分でいいですね。
夜ご飯を食べてほどなくすると、ライオンダンスのパフォーマンスが始まりました。ライオンダンスは、日本でいう獅子舞のようなもので、頭と前足担当と、胴体と後ろ足担当の2人組になってライオンの被り物を操作します。日本の獅子舞と違い、耳が動いたりぱちぱちとまばたきしたり表情豊かで愛くるしいのが特徴です。パフォーマンスの最中は、太鼓、シンバル、ドラ などの生演奏で効果音がつけられます。高いポールの上を飛び移ったり、片方がもう一方を持ち上げたりしてアクロバティックなパフォーマンスで目が離せませんでした。
明日も仕事があったため私は早めに帰宅しましたが、この後もステージパフォーマンスや花火を打ち上げのお祝いもあるようです。
もし参加する際は混雑して帰宅に時間がかかることを見越して行動するのがおすすめです。
チャップ・ゴー・メーは、中国の伝統をベースにしつつ、東南アジアで独自に発展した現地中華系コミュニティの象徴的なイベントです。来年2027年のチャップ・ゴー・メーの日付は2月20日のようです。お祭りがこの日に開催されるかはまだ決定ではありませんが、開催するとなればおそらくこの日になるでしょう。ぜひペナンに来る機会があれば参加してみてください!それではJumpa lagi!