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日本では2025年にヒットした「九龍城寨之圍城(Twilight of the Warriors/トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦)」の影響で再び香港映画が脚光を浴びました。香港映画を思う存分楽しめるのが4月1日~12日まで開催される「第50回香港国際映画祭(HKIFF)」です。今年は50回という節目の映画祭なので見どころいっぱいになっています。
開幕映画は『我們不是陌生人(We Are All Strangers)』というシンガポール映画から始まります。公営住宅で同居する父と息子それぞれに新パートナーが出来て、その2人が公営住宅に引っ越してきます。生活は大変ですが、互いに支え合いながら生きていく模様を描いています。
香港には金網で仕切られた粗末なベッドで生活する「籠民」と呼ばれる人がいます。彼らの過酷な生活を映画したのが1992年の作品である『籠民(Cageman)』です。50周年を記念して再上映が決まりましたが、あまり表にはでてこない香港を知る機会にもなります。
HKIFFは、毎年、日本を含めいろいろな監督や俳優に毎年フォーカスしているのですが、今年はフランスの女優、ジュリエット・ビノシュと取り上げます。1996年公開の『別問我是誰(The English Patient / イングリッシュ・ペイシェント)』でアカデミー助演女優賞を受賞、カンヌ、ベルリン、ヴェネツィアの世界三大映画祭のすべての女優賞を受賞した大女優です。
イングリッシュ・ペイシェントのほか、『藍白紅三部曲之藍(Three Colours: Blue / トリコロール / 青の愛)』といった代表作など4作品を鑑賞できます。彼女のすごみを感じることができるでしょう。
50回目を記念して、梁朝偉(トニー・レオン)、張曼玉(マギー・チャン)が出演、王家衛(ウォン・カーウァイ)監督の映画『花様年華』のコンサートが開催されることになりました。日本でも高い評価を得た作品ですが、香港フィルハーモニー管弦楽団が巨大なスクリーンを背景に同作内で流れた音楽を演奏します。香港映画ファンなら、楽しい時間になること確実です。
チケットは55~150香港ドルで、インターネットで購入できます。