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3月20日、チューリッヒのベルタ通り(Bertastrasse)がついに満開を迎えました。先週までの寒さが嘘のように、今週末はピンクのアーチが通り一面に広がっています。
先週訪れたときは、枝先にちらほらとピンクが見える程度でした。それが今週末、同じ道を歩くと別世界が広がっていました。
アイダ広場(Idaplatz)からベルタ通りへ入った瞬間、頭上が一面のピンク色に変わります。約600メートルの並木道が、左右から伸びた枝でアーチをつくり、その下を地元の人たちがゆっくりと歩いていました。足元にも少し散り始めた花びらが、風が吹くたびにはらはらと舞い上がります。
3月中旬に10度を下回る日が続いたチューリッヒも、今週は最高気温が15度前後まで回復しています。この気温が続けば、来週末ごろまでは花びらをたっぷり楽しめるはずです。ただし雨や強風が来ると、一晩で景色ががらりと変わるのが桜の怖いところ。週間天気予報をこまめに確認しながら、タイミングを見計らってください。
ベルタ通りを歩いたら、ぜひそのまま足を延ばしてみてください。並行して走るゲルトルート通り(Gertrudstrasse)も桜並木が続き、ベルタ通りとはまた違う静かな雰囲気が楽しめます。
さらにツァーリンデン通り(Zurlindenstrasse)へ向かうと、白みがかった花びらのグラデーションが美しく、ピンク鮮やかなベルタ通りとの対比が印象的です。
いずれもクライス3(第3区)に位置しており、トラム13番線のベルタ通り停留所が最寄りです。
※チューリッヒ市内の桜開花情報はこちらのサイトをご確認ください。
桜の季節のベルタ通りで特におすすめしたいのが、テラス席でのひと休みです。通り沿いには小さなカフェが点在しており、満開の桜を見上げながらコーヒーを飲む時間は格別です。
スイスの春はまだ肌寒い日もありますが、ブランケットを用意しているカフェも多く、屋外でも快適に過ごせます。ランチタイムを外した午前中か夕方が、席も空いていておすすめです。
花びらが散り始めたベルタ通りもまた、美しいはずです。でも、満開の今を見られるのは、今だけです。