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少しずつ暖かくなり、春の気配も感じられるボルジョミ。それでもシーズンオフのこの時期は、静かな空気が流れています。国立公園やトレイルに行かなくても、街を歩いているだけで自然に出合えるのも、この場所の魅力のひとつ。
今回は、そんなボルジョミの街のなかで見つけた、ささやかな自然をご紹介します。
ボルジョミは、トビリシから車で約2時間半の小さな町。トビリシからはマルシュルートカでもアクセスできます。今回は、マルシュルートカの終点であるセントラルバスステーションをスタート地点に、ぶらっと歩いてみたいと思います。
バスステーション周辺は街の中心でもあり、スーパーマーケットや銀行、パン屋さんが並ぶエリア。
飲み物やお菓子などを買ってから歩き始めるのもいいでしょう。道を北方向(トビリシ方面)へ進み、町中を抜けて川沿いへ。遊歩道に出たら、そこからがこの散歩のはじまりです。
遊歩道沿いに、水の流れを眺めながら歩いていると、川岸に一羽のサギの姿がありました。
静かにたたずんでいたのは、Grey Heron(アオサギ)。ジョージアにもアオサギがいるんだ、と少し驚きました。ジョージアでは、日本で見られる種類と似た鳥に出合うことも多く、見つけるとどこか親しみを感じて、少しうれしくなります。
橋を渡ると、左手前に見えてくるのがMerab Kostava Park。ボルジョミの鉄道駅前にある公園です。
夏の観光シーズンには、お土産屋さんや屋台が並びにぎわう場所ですが、この時期はとても静か。人も少なく、落ち着いた雰囲気が広がっています。園内には常緑樹もあるため、冬でもわずかに緑を感じることができます。遊具や教会もあり、地元の人たちが思い思いに過ごしている場所です。
■Merab Kostava Park
所在地:R9RP+4C3, Borjomi, Georgia
アクセス:ボルジョミセントラルバスステーションから徒歩約10分
入場料:無料
公園の入口まで戻り、橋の手前で左手へ進みます。そのまま道沿いに歩いていくと、線路沿いの道へ(かなり近い距離を通ります)。
途中にはカフェやレストランも点在しているので、立ち寄ってみるのもよさそうです。
さらに進むと、雑木林の中に階段が現れます。それを登り、橋を渡ってみましょう。
大きな橋の中央あたりからは、ボルジョミの街をゆるやかに見渡すことができます。
印象的な崖と、その上に立つ十字架の姿もよく見えます。橋を渡りきった先にはジョージアの国旗があり、その周辺の木々には、Great Tit(シジュウカラ)の姿も見られました。
そのまま進めば、スタート地点のバスステーションへと戻ってきます。
いかがでしたでしょうか。ボルジョミといえば、「ボルジョミ・セントラルパーク」が大きな観光地として知られていますが、それはまた別の記事でご紹介したいと思います。特別な観光をしなくても、こうして街をのんびり歩いているだけで、自然に出合えるのがこの町の魅力。
静かな時間を楽しむボルジョミの過ごし方も、なかなかおすすめです。
■ Borjomi
アクセス:トビリシから車・マルシュルートカで約2時間半