• Facebook でシェア
  • X でシェア
  • LINE でシェア

【ナミビア】サン族から砂漠サバイバル術を学ぼう! ブッシュマンウォーク

あんな

あんな

南アフリカ特派員

更新日
2026年5月14日
公開日
2026年5月14日

ナミビアの首都ウィントフックにあるサン族の文化村「ブッシュマンウォーク」。ここでは、サン族のガイドと一緒に敷地内を歩きながら、狩猟採集民として生きてきた彼らの知恵や暮らしを体験できます。植物の活用法や狩の仕方など、砂漠を生き抜いてきた知識を間近で学べるのが魅力。もし砂漠で遭難したとしても、ここで得た知識が役立つ……かもしれません。

AD

ブッシュマンウォークとは

ブッシュマンウォークは、5名のサン族と1名のガイド兼通訳と一緒に敷地内を散歩する約1〜1.5時間のウォーキングツアーです。

サン族の人々は本来、街から遠く離れた土地で、自然と共存しながら伝統的な暮らしをしています。
サン族の文化を伝えたいと考えたこの施設のオーナーが交渉し、観光客の多い首都ウィンドフックまで来てもらっています。彼らは一定期間ここに滞在した後、村へ戻り、別のサン族のグループが交代で訪れる仕組みになっています。

かなり陽気なサン族の方達

サン族の人口は現在2000人ほど。この時お会いしたサン族たちは、ナミビア北東部のTsumkweとい地域から遥々来てくれたそうです。

Tシャツで場所を説明してくれるガイドさん

サン族のサバイバル術

道中では、彼らが日常的に使っている道具や植物、暮らしについて、実演を交えながら紹介してくれます。まずはサン族の言葉で説明を聞きます。独特のクリック音が多用される彼らの話し方は、意味がわからなくても聞き入ってしまう魅力があります。ひと通りの説明が終わると、ガイドが英語で内容を通訳してくれます。
ツアーで学んだサン族のユニークな文化の中から、いくつかをピックアップしてご紹介していきます。

砂漠で冷たい水を飲む方法

暑い砂漠地帯でも冷たい水を飲むための知恵です。サン族は飲み水を土の中に埋めて、冷蔵庫として使うそうです。飲み水を入れている容器は、空のダチョウの卵です。

腹痛の対処法

サン族はお腹を壊した時、アロエ汁を飲んで治すそうです。ここではお腹を壊すまでの様子からお腹を壊してトイレを行き来し苦しむ様子、アロエで楽になるまでが迫真の演技で数分間にわたり丁寧に披露されました。苦悶の表情でトイレに駆け込む姿は笑いなしでは見れません。

迫真の演技で腹痛の辛さを表現

狩の仕方

シカの模型を使った狩りの実演も行われました。まずは、みんなでヒソヒソと声を潜めながら、そっと獲物に近づくところからスタート。ここでもサン族の皆さんの演技はかなり本格的でした。

もちろん、弓矢の腕前も見事。ツアーの冒頭では、矢の先に塗る毒の作り方についても教えてくれました。

プロポーズ

この後披露された小さい弓矢。子供の練習用かと思いきや、なんとプロポーズ用。
サン族のプロポーズとは、村のみんなが集まるパーティーで気になる女性に弓矢を射るというもの。矢は木製なので当たっても痛くありません。矢が当たった女性は、弓矢を射った男性を見て、プロポーズを受け入れるか意思表示します。YESの場合はその矢を拾い、持ち帰ります。NOの場合はその場で矢をへし折り投げ捨てるそうです。

火おこしとダンス

ツアーの最後は火おこしと、賑やかな歌とダンスで締め括られます。

実はこのツアーの初めに、私が誕生日である旨を伝えていたところ、このタイミングで誕生日の歌を歌ってくれました!

おめでとう!と祝ってくれる優しいサン族の方達

施設概要

◾️ブッシュマンウォーク
Instagram:https://www.instagram.com/san_bushmen
公式サイトはなく、InstagramかFacebookの公式アカウントのみ。

ツアー料金:大人300NAD、6歳未満無料

予約:+264 816264008に電話、もしくはinfo@humandreams.orgにメール
住所:カーナビか配車アプリでの目的地設定に「Human Dreams Namibia」と入力。ウィンドフックの中心地から車で30分程度です。

この日のツアー開始時間は8時半でした。朝1回、午後1回と毎日予約状況に応じてツアーが開催されるようです。予約時にその日の開始時間をご確認ください。

トップへ戻る

TOP