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【滋賀】新緑きらめく滋賀、初夏の風景めぐり

なぎ

なぎ

滋賀特派員

更新日
2026年5月6日
公開日
2026年5月6日

やわらなか光に包まれる新緑の季節。木々は瑞々しい緑をまとい、風はどこか甘く、心をほどいてくれます。そんな美しい季節の滋賀を歩くと、何気ない風景のひとつひとつが、まるで宝物のように輝いて見えてきます。今回は、初夏ならではの滋賀の魅力を感じられる場所を巡ってきました。

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水鏡に映る空と山、畑の棚田

  • 美しい棚田が目の前に広がる
  • 周辺に咲くシャガの花

高島市畑地区の棚田。日本の棚田百選にも選ばれているこの場所では、ちょうど田植えが終わったばかり。水を張ったばかりの田んぼが、空と山の緑をそのまま映し込み、きらきらと輝いていました。まるで空を切り取ったかのような水面が連なり、どこまでも続く静かな美しさに心が吸い込まれます。
昔に比べると田んぼの数は減っているようですが、集落に寄り添うように広がる棚田の風景は、どこか懐かしく優しい時間を感じさせてくれました。
細い坂道をゆっくり歩きながら棚田を眺めるひとときは、何よりの贅沢です。道沿いには春の花々が咲き、なかでも白く可憐なシャガの花が印象的でした。

■ 畑の棚田
住所:滋賀県高島市畑856
アクセス:JR近江高島駅からバス(畑線)で約22分 「畑」下車、徒歩約5分

静寂に佇む一本の木、平池の情景

一本佇むズミの木

5月下旬から6月上旬にかけてカキツバタが咲き誇る場所。早めに咲いていないかと期待して訪れてみましたが、少し早かったようです。静かな湿地の先に、一本だけ立つズミの木が目に入りました。小さな白い花を咲かせ始めたその姿は、どこか幻想的で、まるで物語のなかの風景のよう。水辺に立つ一本の木が、こんなにも心を惹きつけるとは思いませんでした。ビラデスト今津の駐車場から歩いて10分ほどの道のりも魅力のひとつです。木漏れ日の差し込む森の中を歩けば、自然と呼吸が深くなり、心まで澄んでいくようでした。

■ 平池
住所:滋賀県高島市今津町深清水
アクセス:JR近江今津から車で約20分
家族旅行村ビラデスト今津の駐車場利用(※入村料として小学生以上 一人300円が必要)

緑が揺れる水辺の景色 もみじ池

周辺の山々の青もみじが映しだされた池面

平池へ向かう道中にあるので、ぜひ立ち寄りたいのが、もみじ池です。青々としたもみじが池面に映り込み、まるで鏡のような景色が広がります。風が吹くたびに揺れる緑が、やさしく波紋を描き、時間の流れをゆっくりにしてくれるようでした。写真に収めると、その美しさがより際立ちます。
池にかかる橋は老朽化により渡ることができないため、訪れる際には注意が必要です。

■ もみじ池
住所:滋賀県高島市今津町酒波
アクセス:JR近江今津駅からバス(総合運動公園線)で約20分「酒波」下車、徒歩約10分

風と歩く並木道、メタセコイアの新緑

  • 新緑のメタセコイア並木
  • 曇り空でも新緑が楽しめる

旅の締めくくりはメタセコイア並木へ。四季ごとに表情を変えるこの場所は、新緑の季節になると、ひときわ爽やかな空気に包まれます。まっすぐに伸びる並木道を歩くと、頭上から降り注ぐ緑のシャワーと、葉が擦れ合うやさしい音に包まれ、自然と歩みがゆっくりになります。車で通り抜けるだけでも美しいですが、ぜひ足を止めて自分のペースで歩いてみてください。風の匂い、光の揺らぎ、木々のささやきが、静かに心に染み渡っていきます。

■ メタセコイア並木
住所:滋賀県高島市マキノ町蛭口~牧野
アクセス:JRマキノ駅からバス(マキノ高原線)で約6分、「マキノピックランド」下車すぐ

新緑の滋賀は、派手さはないものの、心に深く残る風景にあふれています。棚田のきらめき、静かな池の佇まい、そして並木道を抜ける風。季節の移ろいを感じながら新緑の滋賀を訪れてみてはいかがでしょうか。

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