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【神奈川】あじさいの季節以外も立ち寄りたい、初夏へ色づく「明月院」

加藤朋子

加藤朋子

神奈川特派員

更新日
2026年5月19日
公開日
2026年5月22日

北鎌倉の人気スポットのひとつ「明月院」。「あじさい寺」とも呼ばれ、梅雨時期には多くの人が訪れます。数千株のあじさいは「明月院ブルー」と呼ばれて、たくさんの人に愛されています。

そんな「明月院」の起源は、平安後期、平治の乱で亡くなった武将・山内首藤俊通(やまのうちすどうとしみち)の菩薩供養のため、子である山内首藤経俊(やまのうちすどうつねとし)が創建したのがはじまり。今回は、あじさい以外にも四季折々の植物を楽しめる「明月院」の魅力をご紹介します。

 

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1.深緑へ移ろう境内

6月中旬に見頃を迎える「あじさい」

境内に入ると、緑に囲まれた小道が訪れた人を出迎えてくれます。敷地内にある木々と周囲の山の新緑が折り重なり、季節の移ろいを感じることができるのはこの季節ならでは。

景色にやさしく馴染む木製の橋を渡ると、橋の下を流れる小川のせせらぎと、鳥のさえずりが響いているので耳を澄ませてみてください。緑に囲まれた小径をゆっくり歩くと、やわらかなピンク色のシャクナゲや、ボールのようにこんもりと集まって咲くオオデマリなどがあるので、お気に入りの植物を探してみましょう。

2.本堂後庭園をうかがう「丸窓」

「悟りの窓」とも呼ばれる丸窓

「明月院」の見どころのひとつとして有名なのが、本堂にある丸窓「悟りの窓」。和室の先の壁が丸くくり抜かれていて、その先には絵画のように美しい庭園の景色が広がります。

この季節、四季の景色を楽しめる丸窓からは、みずみずしい木々の葉が風に揺れる姿を見ることができます。気持ちがスッと落ち着いて、ほどけるような心静かなひととき。この季節ならではの風景が広がります。

明月院(めいげついん)
住所:神奈川県鎌倉市山ノ内189
拝観時間:9:00~16:00
6月8:30~16:30 閉門17:00
拝観料:大人(高校生以上)500円、小人(小中学生)300円

3.季節をまとう「お地蔵さま」

お地蔵さま

本堂の奥には「本堂後庭園」が広がっています。こちらは比較的人が少なく、静かに景色を楽しみたい方にはおすすめの場所。

この奥庭で訪れた人を和ませてくれるのが、季節の花がお供えされたお地蔵様たちの姿です。夏に向けてふかふかに成長した緑色の苔の上に、やさしく佇むお地蔵様。そばには季節の小花が添えられていて、庭園を鮮やかに彩っています。1つ1つの表情や活けてあるお花も違うので、ぜひ見比べてみてください。

本堂後庭園
開園時間:9:30-15:00(15:30完全退出)

4.緑に溶け込む、静寂のカフェ「月笑軒」

人参ジュース

自然の中をゆっくりと歩いたあとは、境内の茶屋で一休み。

正面入口の左奥に佇む「月笑軒(げっしょうけん)」は、和と洋の趣がやさしく混ざった茶屋。木の風合いを大切にした和風の建物の中には、アンティーク家具やティーカップなどが並んでいます。庭に面した部分はすべて大きな窓になっていて、どの席も緑を眺めることができる特等席。

いただいた人参ジュースは、歩き回って火照った体に、じんわりと冷たさを伝えてくれます。砂糖不使用のやさしい甘さと、人参のフレッシュな風味が感じられます。境内の奥に位置していることもあり、人通りも少なく、自然の中で静かに時間を過ごすにはぴったり。

他にもお抹茶と和菓子のセットや、コーヒーとクッキーのセットなども注文できるので、日常から離れて穏やかに過ごしたい方はおすすめです。

月笑軒(げっしょうけん)
営業時間:9:30-15:45

いかがでしたでしょうか。北鎌倉駅から徒歩10分とアクセスも良く、鎌倉の豊かな自然をたっぷりと楽しめる場所です。これからの季節はますます緑が濃くなっていき、あじさいが境内を涼やかに彩る明月院。鎌倉観光の際は、ぜひ訪れてみてくださいね。

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