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北海道後志エリア「余市町」で、北海道・余市グルメ発見!JR余市駅直結の「エルラプラザ」
海も畑も果樹園もある余市町
小樽から電車で約25分、札幌からでは約1時間、小樽・札幌の西にある「北後志(きたしりべし)」に位置するところに余市町(よいちちょう)があります。
今では、ドラマの舞台にもなった「ニッカウヰスキー余市工場」ですっかり有名になった町ですが、ウイスキーだけではありません。
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北海道の中では、特にフルーツの産地として知られています。
このため、余市で栽培されたブドウを使ったワインの生産も盛んです。
ウイスキーとワインの町。札幌から見ると特産品がとても多く、ちょっぴりうらやましい町でもあります。
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そして余市は「海」の町でもあります。
海水浴場があるほか、さまざまな魚介の水揚げがあります。
いまの時期(春/3月~5月)、水揚げされるのはエビ、イカ、カレイ、サクラマスなど。
6月からは8月までウニも水揚げされます。
このほかトマトやきゅうり、ささげ(さやいんげん)やピーマンなど、野菜も生産され、まさに海の幸、山の幸の宝庫なのです。
そういうわけで、余市にはおいしい加工品がたくさんあり、おみやげにぴったりな商品が集まっているのがJR余市駅直結の余市町観光物産センター「エルラプラザ」です。
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林檎にまつわるエトセトラ
余市町と仁木町を含む「余市郡」は、フルーツのなかでもリンゴの産地として有名です。
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写真のリンゴは、余市産の希少な「ヒメカミリンゴ」。おいしい余市のリンゴは、収穫期には毎年購入しています。
そんなおいしいリンゴも収穫時期から冬にかけてはいただけますが、それ以外の時期には、「エルラプラザ」のリンゴ加工品で、余市のリンゴを楽しめます!
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定番の人気商品、アップルパイ。そしてアップルパイと双璧で食べたくなるのがアイス。
アイスは余市特産の100%リンゴジュース「りんごのほっぺ」や余市ワインのフレーバーなどがあります。
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今回は「アップルパイ」を。リンゴの存在感があり、サクサクなパイ生地はバターの風味がほんのり。
食べやすいので、ペロリといけます。
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▲ Apple pie from Yoichi Town
定番の人気商品、アップルパイ。そしてアップルパイと双璧で食べたくなるのがアイス。
アイスは余市特産の100%リンゴジュース「りんごのほっぺ」や余市ワインのフレーバーなどがあります。
![6_applejuice_P4241117.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/sapporo/assets_c/2021/04/6_applejuice_P4241117-thumb-730x548-552096.jpg)
前出の「りんごのほっぺ」は知っていましたが、そのほかに「手造り りんごのおっぱい」というジュースがありました。
こちらは、なんとリンゴの種類ごとに造った100%果汁ジュース。
見るとハックナイン、あかね、つがる、ふじ、レッドゴールド、紅玉、それに「ミックス」の7種類も!
余市町「井川果樹園」のリンゴ100%だそうです。
個人的には大好きな「あかね」のジュースがあって感動。もちろん「あかね」を買いました。
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ジュースだけではなく、こちらは「余市林檎のクラフトチューハイ」(294円)。
余市の果実酒は、もはやワインだけではないんですね。
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今回はアイスの代わりにこちらの新商品スイーツ、「あっぷりん」(400円)を。
ネーミングからしてかわいらしい印象でしたが、「あっぷりん」は余市町大川小学校の児童のアイディアから生まれたスイーツだそう。
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"余市のりんごをプリンに入れる"というアイデアを余市町のスイーツ店「シュガーガーデン」さんが商品化。
食感を感じるリンゴのコンポートと生クリーム、プリンのカラメルにもリンゴ果汁を使っており、甘さ控えめでやさしい味の「あっぷりん」は、小さな"プリンパフェ"を食べている印象です。
余市発、小学生とのコラボ商品に余市町の明るい未来を感じました。
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りんごのコンポート「林檎まぶし」という商品もありました。
「あっぷりん」にインスパイアされて、おいしいスイーツを作れそうかも?!と思ったひと品です。
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スイーツから一転、スタッフの方のおすすめのひとつが「りんごたっぷりっ娘」(500円)。
こちらは余市町の女性農業者グループ「果夢里」の方々が開発した万能ダレです。
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醬油ベースで、すりおろしりんごとタマネギ、ニンニクが利いたタレですが、自然なりんごの甘さで食べ飽きません。
冷ややっこや餃子にもつけて食べたいタレです。
個人的には、大根おろしにかけていただいてもおいしかったです。
最後にリンゴにまつわる商品をもう1点。
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余市産の完熟「あかね」の果肉と八女煎茶をブレンドしたお茶「りんご煎茶」(3g×10P/648円)。
リンゴの商品だけでもまだあります。
さらにリンゴ関連以外のおいしいものも...。
ワインの町、ブドウの町
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余市町にはリンゴやサクランボなどの果樹園のほか、ヴィンヤードがあります。
余市で生産されるフルーツのなかでは、ブドウの生産量が一番だそう。
そしてワイナリーが、現在はなんと10軒以上もあります。
そんなワイン王国の余市町ならではのワインのラインアップは、「エルラプラザ」にも。
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「余市ワイン」
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余市町は、北海道で初めてワイン特区として「北のフルーツ王国よいちワイン特区」と認定され、町内ではワイナリーが増加し、自社畑のぶどうのみを使ってワインを作るドメーヌも増えています。
町を挙げてワイン造りに力を入れている余市産のワインは、余市を訪れた際には必ずや味わいたい特産品です。
限られた時間でワイナリーをめぐる時間がないときでも「エルラプラザ」でワインをチェックしてみてください。
りんご以外の果実製品、ワインのほかにもあります!
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例えば、ブドウはワインだけではなく、おいしいジュースにも。
やさしい香りですが、しっかりブドウ! ひと味もふた味も異なるナチュラルでかぐわしいジュース(北王よいち/180ml/432円ほか)は、種類も豊富です。
ブドウジュースは「バッファロー」「ナイアガラ」、アップルジュースは「ふじ」「ハックナイン」など、ブドウとリンゴ、それぞれの種類で選べます。
このサイズなら、飲み比べで2種類買ってもそれほど荷物は重くなりません。
プルーン製品もありました。
北王よいちの「プルーンジュース」。
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そして「プルーンジャム」(ファーム夢の森/935円)。
国産(余市産)プルーンの果肉感たっぷり、とろ~り、ジューシーなジャムは、そのまま食べたくなる味です。
余市の「海の幸」は、ご飯のお供にも、お酒のアテにも
![22_objet_P4241193.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/sapporo/assets_c/2021/04/22_objet_P4241193-thumb-730x548-552165.jpg)
「エルラプラザ」の一角には、余市の海の幸が並ぶコーナーがあります。
余市町の海の景観スポットを立体的に模したディスプレイが印象的。
そのディスプレイの前に余市町で加工した海鮮商品が並びます。
![23_fermentedsquid_P4241188.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/sapporo/assets_c/2021/04/23_fermentedsquid_P4241188-thumb-730x548-552167.jpg)
![24_driedfish_P4241183.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/sapporo/assets_c/2021/04/24_driedfish_P4241183-thumb-730x548-552169.jpg)
余市で水揚げされる魚は、ナンバンエビ、ボタンエビ、ヤリイカ、マガレイ、ウニ、アワビ、ツブ貝など。
山の幸、フルーツに負けない新鮮な魚介が余市の魅力のひとつです。
そんな魚貝をおみやげで持ち帰ることができる商品がこちら。
珍味から冷蔵・冷凍商品、常温保存商品が揃っています。
![27_suvenir_P4241442.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/sapporo/assets_c/2021/04/27_suvenir_P4241442-thumb-730x548-552171.jpg)
![28_tsubu_P4241470.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/sapporo/assets_c/2021/04/28_tsubu_P4241470-thumb-730x548-552173.jpg)
北海道でおすすめしたい魚介のひとつ、「ツブ貝」のコリコリ食感とほのかな磯の香りが楽しめる「北海真つぶ わさび正油漬」(金田水産/400円)。
ご飯のお供にも、お酒のお供にも合います!
ホテルステイなら、ホテルの部屋でお酒といただくのもよさそう。
(ちなみに写真↑の「北海真ツブわさび正油漬」を入れている器も余市製。
(ちなみに写真↑の「北海真ツブわさび正油漬」を入れている器も余市製。「五輪窯」のものです。)
そして新商品の「やわらか一夜干しにしん」(丸イ伊藤商店/594円)。
ニシン漁で栄えた余市町で、100年以上にわたってニシンの加工を行ってきた丸イ伊藤商店の技術で、骨を気にせず丸ごといただけて、電子レンジ調理でOKの商品です。
原料のニシンは、1年でわずかな期間にしかとれない産卵前の脂がのったもののみを使用するこだわりの商品。
常温保存ができるので、おみやげにも最適です。
札幌から車で1時間ほどの立地で、観光地のニセコエリアへも車で1時間ほどの地点にある余市町。
ときどき立ち寄ることがある余市町ですが、思った以上にたくさんのご当地グルメがあり、思わず欲張りショッピングになりました。
余市を訪れた際は、余市のおいしいものショッピングに、ぜひ「エルラプラザ」をチェックしてみてください。
また、新型コロナウイルスの感染拡大により旅行を延期された方も、今回紹介したエルラプラザで販売している商品の中には、ワインなど各生産者のサイトから直接お取り寄せ可能なものもあるので、現地へ行く前にもその味をお取り寄せで楽しんでください。
※2021年6月に「エルラプラザ」(余市観光協会)のオンラインショップがオープンしました。
余市町観光物産センター エルラプラザのデータ
- 名称
- 余市町観光物産センター エルラプラザ
- 住所
- 北海道余市郡余市町黒川町5-43 JR余市駅直結
- TEL
- 0135-22-1515
- 営業時間
- 9:00~18:00
- 定休日
- 無休(11月~4月中旬までの冬期は月曜定休、月曜が祝日の場合は翌火曜が休業日)
- 余市町観光協会オンラインショップ
- https://yoichicho.com/
関連サイト
- よいち再発見(Facebookページ)
- Sugar Garden(あっぷりん)
- 農と食を楽しむ会果夢里(りんごたっぷりっ娘/余市町公式HP)
- 宇治製茶(りんご煎茶)
- リタファーム&ワイナリー
- 余市ワイン
- 余市エコビレッジ
- 北王よいち
- ワイナリー夢の森
- 丸イ伊藤商店(やわらか一夜干しにしん/余市町公式HP)
- 余市・仁木ワインツーリズムプロジェクト
![](https://static.arukikata.co.jp/data/profile/11000/10103/20221014_041841_45380441_w320.jpg)
筆者
北海道特派員
市之宮 直子
小樽生まれ、江別育ち、札幌在住のフォトライター。三度の飯より北海道を撮ることが好きな道産子北海道Loverです。
【記載内容について】
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