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天候もおだやかになり、夏季休暇で混雑する前の4~6月は、国内旅行にもってこいの季節です。この季節に訪れたい熱海のおすすめ観光スポットを5つ紹介します。熱海は、東京から1時間以内で行けるリゾート地です。東海道新幹線こだまに乗れば、東京駅から熱海駅まではなんと48分です。熱海は、マリンビーチや庭園、神社などが近接しており、短い滞在時間でも多くの観光スポットを訪ねることができます。
日本有数の温泉郷、熱海を訪れたのなら、まずは温泉を極めましょう。熱海には、大きな源泉が7つあり、熱海七湯巡りが楽しめます。なかでも、かつて世界三大間歇泉のひとつといわれた大湯間歇泉(おおゆかんけつせん)は必見です。関東大震災後、噴出が衰えたものの、現在は人工的に噴出する間歇泉として再開発されています。
熱海で南国気分が味わえるのは、この熱海サンビーチがあるからでしょう。青い海と白い砂浜、ヤシの並木通り、そして海岸沿いのリゾートホテルは、まるで海外屈指の高級リゾート地にいるかのようです。朝は水平線から昇る朝日、夜は日本初のビーチライトアップで、幻想的な景色が楽しめます。
明治時代、多くの文豪たちが、執筆活動に適した、温暖で清閑な熱海に集まってきました。当時、後世にも伝えられる数々の名作が、この熱海の地で生まれました。熱海を舞台にした、尾崎紅葉の小説『金色夜叉(こんじきやしゃ)』は有名でしょう。主人公の貫一とお宮の像が、熱海サンビーチの国道沿いにあります。
起雲閣(きうんかく)は、1919(大正8)年に建造された別荘です。1,000坪を超える庭園など、その華やかさから熱海の三大別荘と称されるほどの名邸です。1947(昭和22)年、起雲閣(きうんかく)は、旅館へと様変わりし、山本有三をはじめ、志賀直哉、谷崎潤一郎、太宰治など、数々の文豪たちが訪れています。
アカオハーブ&ローズガーデンは、太平洋を望む高台に位置する庭園です。テーマの異なる12のガーデンからなり、四季折々の花をゆったりと観賞することができます。4月には色鮮やかな10万本のチューリップ、5~6月は約600種、約4,000本ものバラが咲き誇ります。
4~6月に訪れたい熱海のおすすめ観光スポットを5つ紹介しました。天候もおだやかになり、旅行がしやすいこの時期に、熱海をのんびりと旅行してみてはいかがでしょうか。