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京都府和束町で行われる「茶摘み体験」を紹介します。京文化を代表する宇治茶の茶畑が一面に広がる京都府和束町。京都府の南部に位置するこの小さな町では、「茶摘み体験」を楽しむことができます。茶葉の摘み取りをはじめ、新茶のテイスティング、茶葉の持ち帰りとたくさんの特典があります。宇治茶の名産地で、本物のお茶を楽しんでみてはいかがでしょうか。
京都府和束町では、2018年5月12日(土)から6月24日(日)までの土曜、日曜日に、新茶を摘むことができる「茶摘み体験」を実施しています。本イベントでは、「一芯二葉で茶葉を摘む」など、地元の達人からレクチャーを受け、本格的な茶摘みが体験できます。
また、茶摘みを体験した後には、新茶のテイスティングをすることができます。さらに、摘んだ茶葉は持ち帰ることができ、自宅で製茶にしたり、天ぷらにしたりして、新茶葉を幅広く楽しめます。
京都府の南部に位置する和束町は、宇治茶の生産量日本一を誇ります。町の至る所に美しい茶畑が広がり、古きよき日本の山里風景を見ることができます。2015年には「日本遺産」に認定され、新茶が香る壮大な茶畑では、茶産業の息吹を感じることができます。
周囲を森林に囲まれた和束町は、昼夜の寒暖差が大きいことで有名です。そのため霧が発生しやすく、その霧が、宇治茶に独特の旨味と芳香を生み出すといわれています。このように、地形や土質など自然条件に恵まれていたことから、和束町では宇治茶の栽培が盛んになったそうです。
京都府和束町を北上した先に、美山かやぶきの里があります。美山かやぶきの里には、数多くのかやぶき屋根の民家が現存し、京都府南丹市美山町を代表する観光スポットとなっています。なかでも北集落には38棟のかやぶき屋根の屋敷が連なり、どこか懐かしい日本の原風景が広がります。
美山かやぶきの里では、毎年春と秋に、地域住民の火災予防講習と放水銃の一斉点検が行われます。この様子は「美山かやぶきの里の一斉放水」として知られ、例年、たくさんの観光客が訪れます。2018年春は、5月20日(日)の開催を予定しているそうです。
「茶摘み体験」の受付会場となっている和束茶カフェへ行くには、電車とバスを利用します。和束茶カフェの最寄りとなる駅は、JR関西本線加茂駅です。加茂駅から和束茶カフェまでは、路線バス(奈良交通バス)が運行されています。「和束小杉」行きに乗車し、「和束山の家」で下車すると、和束茶カフェはすぐです。
いかがでしたか。京都府和束町の特産品である宇治茶。「茶摘み体験」を通じて、本物のお茶を味わってみてはいかがでしょうか。