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山々の草木が新緑に覆われ、爽やかな風が吹きはじめた今日この頃。初夏を迎える長野県・白馬エリアのおすすめスポットを紹介します。長野県白馬村を中心とする白馬エリアは、スキーやスノーボードだけではなく、一年を通して楽しめるコンテンツがたくさんあります。ハイキングやトレッキングをはじめ、フィッシング、カヤック、マウンテンバイクと枚挙にいとまがありません。これから行楽シーズンを迎える白馬エリアのおすすめスポットを紹介します。
米国のCNNが発表した「日本の最も美しい場所34選」に選出された、日本を代表する山岳景観「白馬八方尾根」。なかでも、大きな鏡のように水面に白馬三山を映す八方池は、白馬を訪れたなら必ず見ておきたい絶景のひとつでしょう。
「白馬八方尾根」では、6~7月になると、ユキワリソウ(雪割草)を一面に見ることができます。また、ここにしかいない固有種や珍しい高山植物をはじめ、特別天然記念物である日本カモシカやライチョウなどが生息しています。
八方池までの道すがら、白馬連山の雄大な風景を眺められるのが「八方尾根自然研究路」です。「八方尾根自然研究路」は、往復約3.3キロメートル、高低差がゆるやかな、比較的やさしいハイキングルートです。天候などさまざまな条件が揃えば、雲海に遭遇することもあります。
「八方尾根自然研究路」では、かわいらしいハッポウタカネセンブリ(八方高嶺千振)や、赤色が美しいハッポウワレモコウ(八方吾亦紅)といった「白馬八方尾根」の固有種を含め、300種類を超える高山植物の花々を観ることができます。
「栂池高原」は、長野県北安曇郡小谷村を中心に広がる高原です。高地にあるため、5月中は大雪原の雄大な景色が広がります。6月になると、ミズバショウ(水芭蕉)をはじめ、シラネアオイ(白根葵)、チングルマ(珍車)、ニッコウキスゲ(日光黄萓)の大群落を観ることができます。
「栂池高原」から、全長4,120メートルの日本で2番目に長いゴンドラリフト「イヴ」を使って、中部山岳国立公園「栂池自然園」へアクセスすることができます。片道約30分の空中散歩は「栂池パノラマウェイ」と呼ばれ、北アルプスの絶景を楽しむことができます。
標高1,900メートルに位置する「栂池自然園」は、一周約5.5キロメートルのハイキングルートが評判です。ハイキングルートの大部分が木道として整備されていますので、足腰にあまり負担がかからず、子供から年配の方まで老若男女一緒にハイキングを楽しめます。
「栂池自然園」は、大自然の真ん中にありながらも、園内一帯に無料wi-fiが完備されており、専用のアプリを使って咲き誇る高山植物の情報を手軽に入手することができます。7月上旬には、夏に開花する珍しい桜・タカネザクラ(高嶺桜)が訪れた人々を魅了します。
夏になると、「白馬岩岳」には、ゆりの花が一面に咲き乱れる絶景スポットが現れます。その「白馬岩岳」を舞台に、白馬観光開発株式会社が運営する「白馬岩岳マウンテンリゾート」では、不思議な樹木に出合える探索ガイドツアーやマウンテンバイク体験が楽しめます。
特に、パノラマの絶景を見ながら走るマウンテンバイク体験は、子供から大人まで大人気です。全長6,900メートルの「アルプスダウンヒルコース」では、涼しい木々の中をマウンテンバイクに乗って颯爽と駆け抜けることができます。
トレッキングやマウンテンバイクなど、一年を通して楽しめるコンテンツがたくさんある長野・白馬エリア。これから行楽シーズンを迎える白馬エリアへ、家族、友達を誘って出かけてみませんか。