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2018年7月3日からフィジーへの直行便が再就航します。夜成田を出れば翌朝にはフィジーのナンディ国際空港に到着し、朝からフィジー滞在を楽しむことができます。今回のレポートでは日本ではまだあまり紹介されていないバヌアレブ島のリゾートをご紹介します。
フィジーは約330の島からなる日付変更線のすぐ西に位置する島国です。総面積は四国ほどでリゾート地としての歴史は古く、バックパッカー向けの宿からハリウッドセレブが訪れる超高級リゾートホテルまで、幅広いレンジの宿泊施設が揃っています。
日本からのアクセスは、2018年7月3日より週3便(火、金、日)体制でフィジーエアウェイズが直行便による運航を再開。約9時間で成田とフィジーのゲートウェイ空港ナンディとを結びます。
日本とフィジーの時差は3時間。フィジーは世界一早く朝を迎える国で、日本が午前9時のとき、フィジーは正午を迎えています。イギリスが統治していたため、英語がよく通じ、車も右ハンドルの左側通行。物価も安く、英語の短期留学先としても人気の国です。
フィジーでは離島に滞在することを強くおすすめします。白砂のきれいな海が広がっていて、南の島らしいゆったりとした時間を楽しむことができるからです。バヌアレブ島南部、サブサブの町に近いふたつのリゾートホテルをご紹介します。
ナンディや首都のスバから飛行機が飛んでいます。リゾートホテルが多いのはサブサブという南にある空港の周辺です。日本からの直行便が飛ぶナンディ空港で、当日到着の便に乗り継ぐことが可能です。ホテルが決まっているなら、事前に空港からの送迎をホテルにリクエストしておきましょう。フィジー国内線の預け入れ荷物の重量制限は1個15㎏までですので、国内線を利用するときは荷物の重量にご注意ください。
ジャン・ミッシェル・クストー・フィジー・アイランズ・リゾートは、有名な海洋学者の名を冠したリゾートホテルです。クストー氏がかかわるリゾートだけに、海洋の専門知識をもったスタッフもいます。マリン・アクティビティが特に充実していますが、実は子連れ旅行にも最適の宿。子供たちを預かってくれる施設がよく整っており、朝8:30から夜9時まで、親が丸1日ふたりだけの時間を過ごしても心配ないほど、子供たちを手厚くケアしてくれます。
リゾートはブレと呼ばれる建物がひと部屋となっているので、プライバシーも保たれています。それぞれのブレに専用で使えるハンモックもあるので、自分のブレの周辺だけでのんびりと過ごすことも可能です。レストランも子連れ家族用スペースと大人用スペースが分けられています。
リゾートはアルコール類を除く飲食が料金に含まれるオールインクルーシブのシステムとなっています。食事は昼・夜ともに3コースのメニューが用意され、朝食メニューも豊富です。食事を楽しむために滞在してもいいホテルです。敷地内には農場もあり、レストランで提供する野菜もここから供給されています。ブレあたり110~135フィジードル追加料金が必要となりますが、食事を近くの無人島(朝食とランチ)で食べたいとか、桟橋の上(夕食)で食べたいとかのリクエストがあれば、セッティングしてくれます。
マリン・アクティビティだけではなく、ホテル内でのイベントや近くの村や沖合の無人島訪問など、アクティビティ・メニューも豊富で、毎日イベントリストが配られます。予約が必要なアクティビティもあるので、前日に配られるリストを見て気に入ったものがあれば、申し込んでおきましょう。
私たちは無人島のナビアビア島 Naviavia Is. への朝食ピクニックを体験しましたが、前日までの雨模様の空がきれいに晴れ、とても贅沢な朝のひとときを過ごすことができました。ナビアビア島へのピクニックは朝と午前、お昼、夕方に設定があり、ブレあたり110~135フィジードルで利用することができます。
■DATA
・ジャン・ミッシェル・クストー・フィジー・アイランズ・リゾート
Jean-Michel Cousteau Fiji Islands Resort
▷https://www.fijiresort.com/
2019年3月までの宿泊代金はガーデン・ビューが2275フィジードル、オーシャンフロントが2790フィジードル(いずれもワンベッドルーム、2名での税込み料金)。ブレは全部で25棟ある。サブサブ空港からの送迎も含まれる。
取材協力:フィジー政府観光局
※フィジーでのドローン飛行には必ず登録が必要です。ナンディ空港到着時にも税関で申告する必要があります。また飛行高度の制限が60mと他国に比べ低いのでご注意ください。
地球の歩き方編集部:小山田浩明
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