キーワードで検索
杜の都、宮城県仙台市の奥座敷として知られる秋保温泉。開湯1400~1500年の歴史を誇り、欽明天皇が皮膚病を完治させた「名取の御湯」との伝承が残る名湯です。日本三御湯として全国にその名を知られ、地元の人たちはもちろん、全国各地の温泉愛好家に親しまれています。名取川に沿って広がる温泉郷には、大小さまざまな旅館やホテルが軒を連ねます。この冬に行くべき秋保温泉郷の名湯宿を紹介します。
緑水亭は、秋保温泉郷の丘の上に位置し、眼下には壮大な森の景色が広がります。施設内には、開放感あふれる露天風呂や大型の屋内温泉場、美容トリートメントやマッサージが受けられるスパがあります。
緑水亭の露天風呂は、24時間いつでも利用することができます。また、壮大な敷地には季節の彩りを鮮やかに映す日本庭園が広がり、ゆっくりと深呼吸するたびに心も体もリラックスできます。
茶寮宗園は、宮城県仙台市太白区の一等地にある旅館です。瑞鳳殿や仙台城跡、櫻岡大神宮にも近く、仙台観光の拠点にもぴったりです。8000坪にもおよぶ敷地には、日本庭園が広がり、客室は数奇屋造りの風情漂う旅館です。
茶寮宗園には、2階建ての本館と離れがあります。すべての客室からは、月日とともに味わいを増す日本庭園が楽しめます。冬には深々と降るぼたん雪、夏にはホタルが飛び交う姿を観ることができます。
岩沼屋は、秋保温泉湯元地区に位置する1625(寛永2)年創業の老舗旅館で、同温泉郷では佐勘に次ぐ長い歴史を誇ります。施設は、本館の長生館と新館の清涼館、回廊で繋がった別館の麗景館の3館からなります。
岩沼屋には、入る人の好みやその日の体調によって選べる湯温の違う3つの大浴場があります。42度の熱め、40度のややぬるめ、39度のぬるめとさまざまな湯が楽しめます。また、
小さな子供の敏感肌にもやさしい泉質です。
佐勘は、JR仙台駅から車で30分、日常の喧騒とは無縁の静かな山間部にたたずむ老舗旅館です。その歴史は、岩沼屋を越え秋保温泉郷で最も古く、「伝承千年の宿」をその冠にしています。
佐勘には、その伝統が示すように、江戸時代に伊達政宗が愛した湯浴み場をはじめ秋保温泉郷のさまざまな泉質が楽しめる4種の大浴場があります。さらに、秋保温泉郷で唯一、名取川を眺めながら源泉掛け流しの湯を楽しめるのもポイントです。
佐藤屋旅館は、秋保温泉湯元バス停から徒歩約1分のところにある素朴な旅館です。館主夫婦と少人数のスタッフで運営されている旅館で、「ぬくもり」という言葉がぴったり当てはまる心地よい空間が広がっていると評判です。
浴場施設は、大浴場の磊々の湯や源泉かけ流しの里の湯、樽湯貸切家族風呂ぬくもりの湯の3つからなります。なかでも、磊々の湯は美人の湯と呼ばれています。
いかがでしたか。杜の都、宮城県仙台市の奥座敷としてにぎわう秋保温泉郷の名湯宿を紹介しました。この冬の国内旅行を計画する際の参考にしてみてください。