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秋のおでかけにぴったり! 「嵐山モンキーパークいわたやま」でサルと京風景を眺めよう(京都府京都市)

Akio

Akio

京都特派員

更新日
2019年9月23日
公開日
2019年9月23日
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「嵐山モンキーパークいわたやま」のニホンザル

京都府京都市にある「嵐山モンキーパークいわたやま」を紹介します。「嵐山モンキーパークいわたやま」は、現在、約120頭のニホンザルが野生の状態で暮らしている動物公園です。間近に野生のニホンザルが見られ、しかもエサを手渡しであげることができると観光客に人気です。

「嵐山モンキーパークいわたやま」とは?

「嵐山モンキーパークいわたやま」の案内板

「嵐山モンキーパークいわたやま」は、嵐山(京都府)の支峰、岩田山にある野猿公園です。約6,000平方メートルの敷地に、約120頭のニホンザルが野生の状態で生息しています。また、ニホンザルのほかにも、野鳥や昆虫、植物などの自然も身近に観察することができます。高台にあるため、園内の展望台からは京都市内が一望できます。

急斜面の山道を登り、展望台のある山頂へ

急斜面の山道

「嵐山モンキーパークいわたやま」は、標高160mのところにあります。京都の観光名所である渡月橋から「嵐山モンキーパークいわたやま」の入り口までは、徒歩数分ととても近いです。しかし、入り口から展望台のある山頂までは、徒歩約20分の急斜面の山道を登らなければなりません。

山頂までは急斜面の山道が続きますが、山道は整備されていますので、小さな子供を連れていても登れます。ただし、行く時はハイヒールやサンダルは避けて、歩きやすい運動靴を選びましょう。少し体力を使いますが、森林浴をしながらのんびり歩けば、気持ちのよいハイキングになるでしょう。

山道の途中の案内板

山頂の展望台までは、さらに森林のなかにある山道を登って行きます。急斜面の坂道が続き、額には汗が滲んできました。こちら(上の写真)は、途中にある案内図です。この案内板が現れると、展望台まではあと少しです。

山頂の展望台から京都市内の風景を一望

山頂の展望台からの眺望

山頂の展望台に着きました。すばらしい眺めです。

眼下には、嵐山を流れる桂川。遠くには、京都タワー、さらに奥には比叡山も見えます。標高160mから見る京都の風景は、別格です。これからの紅葉の時期は、さらに最高の眺望が期待できます。

ベンチに座っていると野生のニホンザルが隣に!

間近に観察できる野生のニホンザル

山頂の広場では、ニホンザルを近くで見られます。広場には柵も檻もなく、そこらじゅうに野生のニホンザルがいます。ニホンザルに危害を加えないように、注意点をしっかり守れば安全とのこと。観光客がベンチに腰掛けて休憩していると、隣でニホンザルが同じように休憩しているなんてこともあるのだとか。

「嵐山モンキーパークいわたやま」は、1954年、京都大学が研究のために野生のニホンザルを餌付けしたことに始まります。1957年には、野生のニホンザルを多くの人に見てもらおうと、研究所が一般に公開されました。

ここでは、すべてのニホンザルに名前が付いていて、飼育員は見分けることができるそうです。

愛くるしいニホンザルの後ろ姿

ニホンザルは、野生のサルのなかで、地球上でもっとも北に生息するサルです。その意味でも、たいへん貴重な存在なのだとか。欧米の学者は、山奥でもないのにサルが出るのを見てとてもに驚くそうです。

なお、「嵐山モンキーパークいわたやま」は、外国人観光客にも大人気で、連日、国際色豊かな来園者でにぎわっています。

金網越しに餌やり体験をしてみよう

餌を食べにくるニホンザル

山頂の休憩所では、1袋100円で餌(りんご、落花生、バナナなど)を購入すると、金網越しに餌やりができます。ここでは、ニホンザルが金網の外、人間が金網の中です。一般の動物園とはまったく逆の状況に、不思議な感覚がします。なお、餌やりができるのは、園内の休憩所のみです。休憩所以外での餌やりは、禁止されています。

「嵐山モンキーパークいわたやま」へのアクセス方法

大堰川を行く船

「嵐山モンキーパークいわたやま」の入り口は、渡月橋の南側、「嵐峡めぐり」の船着き場がある川沿いにあります。左手には嵐山、正面には百人一首で知られる小倉山、さらにその奥には愛宕山が見えます。

「嵐山モンキーパークいわたやま」の最寄り駅は、次の3駅です。
・嵐電嵐山本線嵐山駅下車、徒歩約5分
・阪急嵐山線嵐山駅下車、徒歩約5分
・JR嵯峨野線嵯峨嵐山駅下車、徒歩約15分

いかがでしたか。京都府京都市にある「嵐山モンキーパークいわたやま」を紹介しました。「嵐山モンキーパークいわたやま」で、ニホンザルと並んで京都の風景を眺めてみませんか。

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