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福岡空港から30分、長崎空港から35分。九州と韓国の間の対馬海峡に浮かぶ国境の島「対馬」は、ツシマヤマネコなど対馬でしか見られない固有の生き物や大自然、金田城など見どころが満載です。
対馬は、島の面積の89%を森林が占め、島内各地に原生林がそのまま残っています。また、ツシマヤマネコやアキマドボタルなど日本では対馬でしか見られない固有の生き物からなる独特な生態系も。さらに、貴重な歴史的資料が多く残るなど見どころが満載です。神秘的な空気が流れる対馬は、一方でシーカヤックや釣り、トレッキング、真珠のアクセサリー制作などさまざまな体験ができます。もちろん、グルメも!
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対馬は、海と山の自然が満喫できる島です。おもな観光スポットといえば、対馬の中央に広がる浅茅湾(あそうわん)や韓国展望所・異国の見える丘展望台から望む絶景、標高519mの対馬のシンボル・白嶽(しらたけ)、ツシマヤマネコなどの希少野生生物保護の拠点となる対馬野生生物保護センターなどがあります。
対馬の中央に広がる浅茅湾は、複雑な入江と数多くの島々と半島が織りなす典型的なリアス式海岸です。シーカヤックや観光船でのクルージングが楽しめます。また、烏帽子岳展望台や万関橋などが景勝地として有名です。
浅茅湾は波が穏やかな海域で、古代から天然の良港として知られていました。浅茅湾と北部の舟志湾(しゅうしわん)は、全域が壱岐対馬国定公園に指定されている風光明媚な観光地で、その雄大な景観を楽しむシーカヤックが人気を集めています。
対馬は釣りのメッカとしても知られています。チヌ(クロダイ)やクロ(メジナ)、イシダイ、ヒラマサなどの大物を求めて全国から熱心な釣り愛好者たちが集います。
対馬のシンボル的な存在であり、九州百名山に名を連ねる霊峰・白嶽。石英斑岩の山で、標高519mに達します。大陸系と日本系の植物が混生する独自の生態系をもち、国の天然記念物にも指定されています。登山道には急斜面もありますが、眺めの良さは抜群。トレッキングコースがあるので、自然の雄大さを満喫してください。
対馬最北端にある韓国展望所。韓国まで49.5㎞の上対馬町は、天気のよい日には韓国釜山市の町並みが望めます。展望所からは、条件がよければ釜山の夜景も見ることができます。また、別の場所の「異国の見える丘展望所」からも海上に広がる大パノラマを楽しめ、漁火や韓国釜山市の町並みを見ることができます。
国防の最前線となった対馬に防人が築いた大要塞です。浅茅湾南岸に突き出した城山(じょうやま)に金田城が築かれたのが667年。この城山山頂から防人たちが朝鮮半島を睨み続けたのだといいます。また、日露戦争前には再び要塞として整備され、巨大な砲台が据え付けられました。1300年前に防人が築いた古代の山城と100年前に旧日本陸軍が建設した近代要塞が並存するという城山。国の特別史跡に指定され、(公財)日本城郭協会による「続日本100名城」にも選定されています。
対馬の希少野生生物保護の拠点で、環境省・長崎県・対馬市の施設です。ツシマヤマネコなどの野生生物の生態やその現状についての解説とその保護を行っています。マジックミラー越しにツシマヤマネコを観察することができ、2019年11月3日からは4代目となるツシマヤマネコの公開がはじまりました。
・住所: 〒817-1603 長崎県対馬市上県町棹崎公園
・URL: http://kyushu.env.go.jp/twcc/
対馬での楽しみは、観光スポット巡りだけではありません。山海の幸に恵まれた対馬には、あなごや椎茸、そばなどの特産品とイカとひじきを使った対馬のご当地バーガーなどがあります。
対馬で水揚げされる真あなごは、水揚げ量が全国1位なのだとか。また、あなごは刺身で食べられるほどの新鮮さ。あなごカツや白焼き、あなごの天ぷらが2つも乗ったボリューム満点の丼などを現地で食してみて。
小粒で風味が強い独特の味わいが愛好者の高い評価を受けている対州そば。日本の「そば」は、縄文時代後期に中国大陸から朝鮮半島を経由して伝わったとされています。
対馬では、岩がちで平地が少ないため「木庭作(こばさく)」と呼ばれる山の斜面を利用した粗放的な焼畑で栽培されてきました。原種に近い対馬のそばは、大変貴重なものなのだとか。
対馬バーガーは、イカとひじきを使った対馬のご当地バーガーです。対馬産のひじきを練り込んだパテの上に、刺身でも食べられるほど新鮮なイカをバターとしょうゆで味付けをし、鉄板で焼いたものを乗せています。
また、原木しいたけも食べて欲しい名産品です。ほかには、しょうゆや味噌をベースにニンニク、ごま油、リンゴのすりおろしなどの10数種類の調味料を合わせた秘伝のタレに、豚肉をつけこんだ「対馬とんちゃん」というご当地グルメも人気です。
長崎県対馬へのアクセス方法です。飛行機と船が利用できます。
■空路:
福岡と長崎の両空港と対馬空港を航空機が結んでいます。
(1)福岡空港発着(ANA):
・URL: https://www.ana.co.jp/
・便数: 1日5往復
・所要時間: 片道30~40分
(2)長崎空港発着(オリエンタルエアブリッジ):
・URL: https://www.orc-air.co.jp/
・便数: 1日4~5往復
・所要時間: 片道35分
■海路:
福岡県の博多港から対馬の厳原港(いづはらこう:対馬南部)と比田勝港(ひたかつこう:対馬北部)を結んでいます。以下の運航会社のページを確認してください。
(1)九州郵船
・URL: https://www.kyu-you.co.jp/
(2)JR九州高速船
・URL: https://www.jrbeetle.co.jp/internet/tsushima_2/index.html
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提供: 長崎県観光連盟