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ハワイで体験!海・陸・空を楽しみ尽くすアクティビティ

地球の歩き方編集室

地球の歩き方編集室

更新日
2024年5月2日
公開日
2020年1月11日
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©︎ハワイ州観光局 海だけじゃない、ハワイの魅力をたっぷり体感したい

リゾートの王道ともいえるハワイ。都会的なイメージがありますが、一方で自然の宝庫でもあります。この奇跡のような島で、海はもちろんのこと、陸も、空もすべて楽しみ尽くすアクティビティをご紹介します。季節限定や人気が高く早めの予約が必要なものも少なくないので、プランニングの参考にしてください。

一度といわず、何度でも体験したい!海のアクティビティ

©︎ハワイ州観光局 ワイキキビーチに停泊するカタマランで気軽にクルーズ

全米はもちろんのこと、世界中のビーチリゾートと比較してもハワイの海の美しさは特別です。海の中でアクティブに体験するウォータースポーツから、希少な海の生き物に出合えるツアー、泳げなくても楽しめるアクティビティもあり、お好みに合わせて選べます。

●サーフィン&SUP(スタンドアップパドル)

©︎ハワイ州観光局 ワイキキビーチでサーフィン・デビューはいかが?

世界中のサーファーが憧れるハワイで、サーフィン・デビューできたら素敵だと思いませんか。波が穏やかなワイキキビーチは、初心者のサーフィンにもってこい。ビーチを歩いていると、その場で申し込めるレッスンやボードレンタルのデスクがいくつも見つかります。また、ホテル内に受付デスクを設けているところもあります。

©︎iStock 人気上昇中のスタンドアップパドル(SUP)

サーフィンより簡単で、初めてでも1時間のレッスンでほぼ確実に乗れるようになるのが、パドルサーフィンとも呼ばれているSUPです。パドルを使うのでサーフィンよりコントロールしやすく、脚力に自信がない女性でも気軽にトライできるのが魅力です。

■ワイキキビーチサービス Waikiki Beach Service
・住所: 2255 Kalakaua Ave., Honolulu, Oahu(シェラトン・ワイキキ内)
・電話: 808-931-8815
・営業時間(受付): 8:00~16:45
・URL: https://www.waikikibeachservices.com/

■ハンズヒーデマン・サーフスクール Hans Hedemann Surf School
・住所: 150 Kapiolani Blvd., Honolulu, Oahu(クイーン カピオラニ ホテル内)
・電話: 808-924-7778
・営業時間: 9:00~17:00
・URL: https://hhsurf.com/waikiki/

●シュノーケリング
マスクとフィンだけで手軽に海に潜れるのがシュノーケリング。用具はビーチやホテルのアクティビティデスクでレンタルできるほか、サーフショップ、ビーチグッズを扱う店、デパートや量販店などでも手ごろな価格で手に入ります。

シュノーケルにイチ押しのスポットが、ワイキキから車で約30分の場所にあるハナウマ湾です。ここは、「全米ベストビーチ」に選ばれたこともあるハワイ随一のシュノーケリングスポット。一般のビーチと違って入場料が必要ですが、ハワイ固有種の熱帯魚やウミガメを観測できます。ザ・バスやレンタカーでアクセスでき、ホテル送迎とマスク、フィンのレンタル付きツアーも出ています。

シュノーケリングやダイビングスポットとして人気のハナウマ湾©ハワイ州観光局

■ハナウマ湾 Hanauma Bay
・住所: 100 Hanauma Bay Rd., Honolulu, Oahu
・電話: 808-768-6861
・開園時間: 6:00~19:00(冬季は~18:00)、火曜休園

●ダイビング
ライセンスがなくても楽しめる体験ダイビングのツアーもよりどりです。ワイキキから近く、初心者でも安全に体験できるのは、カイマナビーチやダイヤモンドヘッド沖、アラモアナビーチのマジックアイランドなど。「幻の島」とも呼ばれるカネオヘのサンドバーや、ウミガメやイルカとの遭遇率が高い西オアフへは、ワイキキから送迎付きのツアーが出ています。

所要時間は半日程度から、カイルアなど人気のローカルタウン散策を組み合わせた1日たっぷり楽しめるツアーも。内容と所要時間をよくチェックして選びましょう。

●ドルフィンクルーズ
野生のイルカが集まるスポットまでボートで出かけ、一緒に泳いだりシュノーケリングを楽しめるのがドルフィンクルーズ。かわいらしい表情もさることながら、海中に響く「キュウ~!」というイルカの鳴き声は海中の癒し音楽そのもの。イルカたちのご機嫌がよい時には、じゃれ合うように一緒に泳ぐことができ、ウミガメがやってくることも。シュノーケリング用具のレンタル付きで、カヤック、SUPも楽しめるツアーがおすすめです。

■名門イルカ大学 Meimon Iruka Daigaku
・住所: Waianae Boat Harbor, Waianae,Oahu(ワイアナエ・ハーバー)
・電話: 808-636-8440/03-4578-0539(日本の問い合わせ先)
・URL: https://www.iruka.com/

■ドルフィン&ユー Dolphins and You
・住所: Waianae Boat Harbor, Waianae, Oahu(ワイアナエ・ハーバー)
・電話: 808-696-4414/03-4578-9390(日本の問い合わせ先)
・URL: https://www.dolphinsandyou.com/ja/

●ホエールウォッチング
冬しか体験できないアクティビティがホエールウォッチングです。アラスカから出産と子育てのため、ハワイ沖の温かい海を目指してやって来るのがザトウクジラ。オアフ島ではダイヤモンドヘッドの麓の展望台や、西オアフの海岸線から見えることもありますが、クルーズ船に乗れば遭遇率は90%以上。専門家による解説付きなので、クジラの生態がよくわかるうえ、目の前で豪快なしぶきをあげてジャンプする姿は圧巻! 12~3月にハワイを訪れるなら、ぜひとも体験してみてください。

朝食付きのモーニングクルーズ、ランチを挟んで楽しむランチクルーズがあり、船上ではハワイアンミュージックやフラの披露も。運悪くクジラが見られなかった場合、もう一度乗船させてもらえるツアーが多いので、滞在スケジュールの前半に予定しておくといいでしょう。

■スターオブホノルル Star of Honolulu
・住所: 1 Aloha Tower Dr., Pier8, Honolulu, Oahu
・電話: 808-983-7879(日本語)
・URL: http://www.starofhonolulu.com/jp

■アトランティス・クルーズ Atlantis Cruises
・住所: 1 Aloha Tower Dr., Pier6, Honolulu, Oahu
・電話: 808-973-9811
・URL: https://atlantisadventures.com/

●シーウォーカー
潜水用ヘルメットをかぶって海中散歩を楽しめるシーウォーカーは、ヘルメットの中にコンプレッサーで空気が供給されるため顔が濡れることはほとんどありません。メガネは掛けたままでよく、女性の場合はお化粧が落ちる心配もなし。泳ぎが苦手な人でも安心して楽しめます。海中の魚たちはとても人懐っこく、エサをあげるとすぐ近くまで集まってきてくれますよ。

■トロピカル・オーシャン・スポーツ Tropical Ocean Sports
・住所: P.O. Box 5450, Kaneohe, Oahu
・電話: 808-235-7531
・URL: http://tropicaloceansports.com/

●カネオヘのサンドバー

©︎ハワイ州観光局 「この世のものとは思えないほど美しい」と評判のサンドバー

オアフ島の東海岸、カネオヘ湾の沖合に、潮の満ち引きによって現れる砂洲が「天国の海」の別名を持つサンドバー。エメラルドグリーンの海に白く浮かんで見える様子があまりにも美しいため、この名が付きました。カネオヘ湾から出航するボートツアーがいくつか出ていて、砂洲の上を歩いたり、シュノーケリングでは砂洲の周りのリーフに集まってくる熱帯魚と戯れたり、ウミガメに出合うことも。カヌーやSUPなども楽しめます。

■キャプテンブルース天国の海®ツアー Captain Bruce Tengokunoumi® Tour
・住所: 46-499 Kamehameha Hwy., Kaneohe, Oahu(ヘエイア・ケア・ボート・ハーバー)
・電話: 808-922-2343
・URL: https://tengokunoumi.com/

●ディナークルーズ
大型船のクルーズでサンセットとともにディナーを楽しめるクルーズは、とても贅沢でロマンティック。船内ではハワイアンミュージックをはじめとした音楽のライブや、フラを楽しめます。モーニングクルーズ、ランチクルーズもあり、デッキや食事の内容によって料金が変わってくるので、予算に合わせて選びましょう。
■ホエールウォッチングのデータ参照。

●カタマランクルーズ
大型クルーズ船よりリーズナブルで、1.5~2時間のショートクルーズを気軽に楽しめるのがカタマランクルーズ。2隻のボートを並べたような双胴船のヨットなので揺れが少なく、船酔いの心配が少ないことも特徴です。ワイキキビーチからは数隻のカタマランが出航していて、定員に空きがあればその場で申し込んで乗船できます。ただし、サンセットに合わせて出航するクルーズは人気が高いため事前の予約がおすすめ。海から眺めるワイキキビーチの景色もまた格別ですよ。

■ケポイカイⅡ Kepoikai Ⅱ
・住所: 2259 Kalakaua Ave., Honolulu, Oahu(ロイヤル・ハワイアン・ホテル前のビーチ)
・電話: 808-224-7688
・URL: https://www.kepoikai.com/

●ビーチヨガ&SUPヨガ

©︎SachikoNagata ヒーリング効果とともに、体幹も鍛えられるSUPヨガ

ハワイでのヨガシーンは、ホテルのプールサイドやジムで行うものから、朝ヨガ、ビーチヨガ、サンセットヨガなどシチュエーションはさまざま。なかでも砂浜の上で波の音と潮風を感じながら体験するヨガは、ヒーリング効果抜群。体のすみずみまでエネルギーチャージできます。ビーチヨガの会場として人気が高いのは、カピオラニ公園やアラモアナビーチ。ヨガウエアの下にスイムウエアを着ていき、終了後はそのまま海に飛び込んでも気持ちいいですよ。

最近人気が高いのが、SUPボートの上で行うヨガ。不安定な状態で行うので体幹が鍛えられ、独特の浮遊感があって一度体験すると病みつきになります。サンセットタイムのSUPヨガでは、金曜日にヒルトン・ハワイアン・ビレッジから打ち上げられる花火を会場から眺められるとあって、なかなか予約が取れないほどの人気となっています。

■カパリリ・ハワイ Kapalili Hawaii
・住所: Ala Moana Beachpark, Honolulu, Oahu(アラモアナ・ビーチパークのマジックアイランドに集合)
・電話: 808-485-9399
・URL: http://kapalili.com/

ハワイの大地を楽しむアクティビティ

©︎ハワイ州観光局 心地よい風に吹かれながら馬の背に揺られる気分は格別

サーフィンをはじめとしたウォータースポーツなど、ビーチアクティビティが中心と思われがちなハワイですが、森や山の自然も豊富。海と山が近いので、じつに多彩な景色を楽しむことができます。ハワイの大地の魅力も体感してみてください。

●ハイキング&トレッキング
近ごろ注目されているのが、ハイキングやトレッキング。ウォーキング気分で出かけられるスポットから、ちょっとハードなコースまで体力に合わせて選べます。そのなかからおすすめのスポットをいくつかご紹介しましょう。たとえショートコースでも、歩きやすいシューズと日焼け止め、帽子やサングラスなどの日焼け対策は必須。ミネラルウォーター、水辺や森の中へ出かける時には虫よけも忘れないで。往復2時間以上になる場合、スナック類などの軽食を持参すると、ブレイクタイムが楽しくなりますよ。送迎付きのオプショナルツアーが用意されているコースもあります。

■ダイヤモンドヘッド Diamond Head
いわずと知れた、ハワイを象徴する景色には欠かせないスポット。片道約1.1km、約40分ほどのコースなので、体力に自信がない人もぜひチャレンジを。ワイキキを一望する山頂からの絶景は、一度は見る価値あり!
・住所: Diamond Head Rd., Honolulu, Oahu
・開園時間: 6:00~18:00(最終入場は16:30)

≫≫≫ハワイで絶対行きたい! ダイヤモンドヘッドの歩き方、徹底解説

■マノア滝 Manoa Falls Trail
ハワイの森を歩くトレッキングコースの中では、比較的平坦で人気が高いコース。熱帯雨林に囲まれたトレイルの終点に、落差約60mの滝が現れます。午前中は虹がかかることも多く、マイナスイオンに満たされた渓谷でリフレッシュできること間違いなし。
・住所: 3860 Manoa Rd., Honolulu, Oahu

■ラニカイ・ピルボックス・トレイル(カイヴァ・リッジ・トレイル) Lanikai Pillbox Trail(Kaiwa Ridge Trail)
人気のビーチタウン、カイルアの町に近く、ハワイ語で「天国の海」の名を持つラニカイビーチを一望できるスポット。頂上のピルボックス(コンクリートの要塞)の上に立てば、眼下に白砂と美しいグラデーションを描くエメラルドグリーンの海が広がります。
・住所: 265 Kaelepulu Dr., Kailua, Oahu

■ハレアカラ国立公園 Haleakala National Park(マウイ島)

©︎ハワイ州観光局 ハワイ語で「太陽の家」の意味をもつハレアカラ

マウイ島でぜひ訪れてみたいのがハレアカラです。標高3,055mの山頂周辺からいくつかのトレイルにアクセスでき、最短では片道約0.3kmのショートコースも。山頂付近までレンタカーで行けますが、初めてならオプショナルツアーを利用すると安心。ここから眺めるサンライズやサンセットは、感動的な美しさです。南の島とはいえ、1~2月の山頂付近は雪が積もることもあるほど冷え込むため、防寒対策も忘れずに。山頂から自転車で降りてくるバイクツアーもあります。
・住所: P.O. Box 369, Makawao, Maui
・電話: 808-572-4400
・URL: https://www.nps.gov/hale/index.htm

●乗馬
日本ではなかなか体験する機会がない乗馬も、ハワイならとても手軽にチャレンジできます。馬の背に揺られながら、美しいビーチを眺める爽快感は格別。視点が高くなり、これまで見ていた景色が違って見えることにも驚きます。

初めての乗馬体験には、映画『ジュラシックパーク』のロケ地として使われたことで知られている「クアロア・ランチ」がおすすめ。広大な敷地からはカネオヘ湾とユニークな帽子の形をした小島「チャイナマンズハット」が望め、ロケ地ツアー、ジップライン、四輪バギー、カヤックなど、お好みのアクティビティと組み合わせて楽しめます。

■クアロア・ランチ Kualoa Ranch
・住所: 49-560 Kamehameha Hwy., Kaneohe, Oahu
・電話: 808-237-7321
・開園時間: 7:30~18:00
・URL: https://www.kualoa.jp/

●サイクリング

©︎SachikoNagata シェア自転車のBiki。ホノルル市内に約130カ所以上のスタンドがある

「ホノルル・センチュリーライド」などサイクリング・イベントが多く開催されるハワイには、サイクリングを楽しみに訪れる人も少なくありません。海辺のコースはもちろんのこと、山、町など楽しみ方も多彩。レンタルショップでは観光向けのバイクから、本格的なロードバイクやマウンテンバイクまで扱う店もあります。また、ホノルル市が運営するシェア自転車「Biki(ビキ)」なら、スタンドがある場所で自由に借りたり返したりでき、チョイ乗りやタウン散策に便利です。

●セグウェイ
宙に浮いたような不思議な乗り心地のセグウェイ。30分程度の講習で誰でも簡単に乗りこなせるようになり、ハワイなら公道の走行もOK。ワイキキ、ダウンタウン、ダイヤモンドヘッドなどを巡るホノルル市内の観光のほか、カイルア、ノースショアに出かけてタウン散策を楽しむオプショナルツアーが用意されています。

●ゴルフ

©︎ハワイ州観光局 名門コースも多いハワイでのラウンドはゴルファーの憧れ

ゴルファーなら、一度はハワイでプレイしたいと思ったことがあるはず。オアフ島だけでも約40のコースがあり、フラットな初心者向けから海越え、谷越えが待ち受ける上級者向けまで、地形を活かしたバラエティに富んだコースが揃っています。プレイ料金が日本に比べて格段に安く、マナーもさほど厳しくないため、初心者のコースデビューにももってこい。日本とは異なりハーフの休憩は挟まず18ホール通して回るのがハワイ流。ホテルからの送迎付きゴルフツアー、コースに出るのが初めての人のために、インストラクターが一緒に回ってくれるレッスン付きツアーもあります。

●星空観測(ハワイ島)

©︎ハワイ州観光局 標高4,000mを超えるマウナケアの山頂

世界有数の天体観測値として知られているのが、ハワイ語で「白い山」の意味を持つハワイ島のマウナケア。富士山より高い標高4,205mの太平洋最高峰には、空気が澄んでいて晴天率が高いなどの好条件もあって、日本の国立天文台「すばる望遠鏡」をはじめ、世界各国の天文台13基が設置されています。

星空観測のツアーの場合、夕刻に山頂まで上がりサンセットを見てから星空観測を楽しむコースと、夜に出発し星空観測後にサンライズを眺めるコースの2種類があります。どちらもハワイ島に1泊以上する必要がありますが、目に飛び込んでくる無数の星とともに、刻々と変わる空の色や雲海の光景は、感動的な体験になるに違いありません。

■マサシのネイチャースクール Masashi’s Nature School
・電話: 808-937-5555
・URL: https://minshuku.us

空からハワイの絶景を楽しむアクティビティ

©︎ハワイ州観光局 空からハワイを俯瞰するのは、贅沢で爽快なアクティビティ

ハワイを訪れたら、一度は、空から眺める絶景を楽しんでみてはいかがでしょうか。複雑で美しい海岸線や険しい山々、深い緑に覆われた森など、今まで知らなかった景色が見えてきて自然の豊かさに改めて感動します。

■スカイダイビング
小型機で遊覧飛行を楽しんでから、上空約2,000~4,000mからダイブ。約1分間のフリーフォールはスリル満点! パラシュートが開いてから着地するまでは、ゆっくりと景色を眺める余裕もあります。ライセンスなしの場合、事前講習を受け、インストラクターと一緒に降りてくるタンデムライド。催行会社によってダニエル・K・イノウエ空港(ホノルル空港)と、ノースショアにあるディリンハム飛行場から発着するツアーがあります。

●スカイダイブ・ハワイ Skydive Hawaii
・住所: Dillingham Airfield, 69-415 Farrington Hwy., Waialua, Oahu
・電話: 808-551-7770/050-5532-3986(日本の問い合わせ先)
・URL: https://www.skydivehawaii.jp/Default.aspx

■パラセーリング
身体にパラシュートを装着し、ボートに引っ張られながら空に浮かぶのがパラセーリング。特別な技術や事前講習は必要なく、大人から子どもまで安全に楽しめ、海と空、両方の爽快感を味わえるのが魅力。アラモアナビーチとダウンタウンの中間に位置するケワロ湾、水上都市のように美しいハワイカイなどで実施していて、ジェットスキー、シュノーケルなどと組み合わせたツアーも用意されています。

●H2Oスポーツ・ハワイ H2O Sports Hawaii
・住所: 377 Keahole St., E103, Honolulu, Oahu
・電話: 808-396-0100
・URL: https://www.h2osportshawaii.com/

■小型飛行機操縦体験
飛行機の操縦桿を自分で操り、パイロット気分を味わいながらハワイの絶景を眺められたらどんなに楽しいでしょう。小型飛行機の操縦体験では、まず事前講習を受けてから助手席の教官のサポートを受けながら操縦するので、まったく初めてでも問題ありません。自分で操縦できるコースのほかに、遊覧飛行も用意されています。

●ワシン・エア Washin Air
・住所: 112 Nakolo Place, Honolulu, Oahu
・電話: 808-836-3539/0120-603-226(日本の問い合わせ先)
・URL: http://www.washin-air.com/

■ヘリコプター遊覧
レンタカーで一周するとほぼ1日かかるオアフ島も、ヘリコプターツアーなら1時間以内で島内の全景を見渡せます。巨大なクレーターのダイヤモンドヘッド、東海岸のサンゴ礁、ビロードのような緑に覆われた山脈、ノースショアの海岸線など眼下に広がる光景は圧巻! ハワイ島、マウイ島、カウアイ島の各島でも催行しています。

●ブルー・ハワイアン・ヘリコプター Blue Hawaiian Helicopters
・住所: 99 Kaulele Pl., Honolulu, Oahu
・電話: 808-831-8800
・URL: https://www.bluehawaiian.com/en/oahu

ファミリーにおすすめ!子どもも一緒に楽しめるアクティビティ

©︎ハワイ州観光局 ハワイで一緒に過ごす時間が一生の宝物に

二世代、三世代が一緒の家族旅行で訪れるファミリーが多いハワイでは、子どもからお年寄りまで安全に楽しめるアクティビティにも事欠きません。おすすめのスポットとアクティビティをご紹介しましょう。

■シーライフパーク・ハワイ Sea Life Park Hawaii
オアフ島東海岸、マカプウ岬の近くにあるハワイ最大級の体験型マリンパーク。アシカやペンギン、ウミガメのほか、絶滅危惧動物にも指定されているイルカとクジラの子ども「ウォルフィン」といった貴重な海洋生物を見たり、一部の生き物とは触れ合うことができます。一番人気はイルカのショータイム。また、イルカの餌付けや一緒にプールに入って触れ合うプログラムの中には、3歳から参加できるものがあります。
・住所: 41-202 Kalanianaole Hwy., Waimanalo, Oahu
・電話: 808-259-2500/0120-966123(日本の問い合わせ先)
・営業時間: 9:30~16:00(最終入園)
・URL: https://www.hawaiisealifepark.jp

■キャプテンブルース天国の海®ツアー Captain Bruce Tengokunoumi® Tour
海のアクティビティで紹介した、カネオヘのサンドバーへのツアー。たくさんのツアーが出ているなか、砂洲の最も浅瀬まで船で近づくことができ、美しいサンドバーに降り立って歩いたり、周辺のリーフでシュノーケリングを楽しめます。フリータイムではカヤックやSUPなどのウォーターアクティビティも。乗船時間が片道10~15分程度と短いので、船酔いの心配が少ないことも家族連れには大きな魅力。2歳から参加可能です。
※「海のアクティビティ カネオヘのサンドバー」のデータ参照

■ドルフィン・スター Dolphin Star
船上から安全に野生のイルカを観察できるアクティビティ。海上の観察に適した多層デッキ付きクルーズ船で1日平均50~70頭のイルカが集まるスポットへ出かけ、ナチュラリストの資格を持つクルーが丁寧に解説してくれます。子どもの参加者には、持ち帰りできるアクティビティブック付き。イルカが見られなかった場合、次回に使える無料乗車券がもらえます。冬の時期はクジラが見られることがあるのも楽しみです。
・住所: 85-471 Farrington Hwy., Waianae, Oahu
・電話: 808-983-7732
・URL: https://www.dolphin-star.com/jp/

■アトランティス・サブマリン
洋服のまま、水に濡れることがなく海中の景色を眺められる潜水艦ツアー。水深約30mの海底には未知の世界が広がり、サンゴ礁や熱帯魚、ウミガメなど、海の生き物たちを間近に見ることができます。海底に沈められた戦艦、航空機の残骸、人工漁礁を見たり、海の生態系について学ぶ時間は、子どもたちにとって教室では学べない特別な体験になります。
・住所: 2005 Kalia Rd., Honolulu, Oahu(ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ前から出航)
・電話: 808-973-9800
・URL: https://atlantisadventures.com/submarines

■ワシン・エア Washin Air
「空のアクティビティ 小型飛行機操縦体験」で紹介した「ワシン・エア」は、キッズも気軽にパイロット体験ができます。小学生以上を対象としていますが、「ハンドルを引いて」「右」「左」などの言葉が理解できる年齢なら未就学児でも大丈夫(ただし、保護者の同乗は必須)。
※「空のアクティビティ 小型飛行機操縦体験」のデータ参照

■ドール・プランテーション Dole Plantation

ドライブの途中の休憩スポットとしても便利なドール・プランテーション

1950年に屋台のフルーツ販売からスタートした、ドール社のテーマパーク。ギネスブックに掲載されたこともある世界最大級の迷路や、パイナップル列車、ガーデンツアーで遊んだ後は、名物でもあるパイナップル味のソフトクリームを味わって。コーヒーなどハワイのお土産も揃っています。
・住所: 64-1550 Kamehameha Hwy., Wahiawa, Oahu
・電話: 808-621-8408
・営業時間: 9:30~17:30 無休
・URL: https://www.doleplantation.com/

■ポリネシアン・カルチャー・センター(PCC) Polynesian Cultural Center
オアフ島の北・ライエにあり、約5万坪の広大な敷地にハワイ、サモア、タヒチなどポリネシアの島々を再現したビレッジが点在するテーマパーク。園内をぐるっと巡るカヌーツアーがあり、それぞれの村で伝統的なゲームを体験したり、ダンスや音楽を楽しめます。100名以上のダンサーによって繰り広げられるイブニングショーも見応えあり。
・住所: 55-370 Kamehameha Hwy., Laie, Oahu
・電話: 808-924-1861/06-6809-1614(日本の問い合わせ先)
・営業時間: 11:45~21:00 日曜休園
・URL: https://polynesia.jp/

人気のアクティビティを確実に体験するなら早めの予約が必須

©︎iStock 現地もしくは出発前に日本で早めに予約を

アクティビティのなかには、自分で目的地まで出かけていって自由に体験できるものと、旅行会社が企画するオプショナルツアーを利用したほうが便利なものがあります。宿泊先から現地までの交通が不便だったり、レンタカーがない場合は、ホテルからの送迎付きツアーを利用するのがいいでしょう。複数のアクティビティを組み合わせることができたり、食事付きや周辺のタウン散策やショッピングが組み込まれているものもあります。内容とスケジュール、料金とともに、ネットの口コミもじっくりチェックして選びましょう。

魅力的なツアーほどあっという間に売り切れてしまいます。参加人数が限られているカネオヘのサンドバーへのツアー、ハワイ島マウナケアの星空観測などは人気が高く、年末年始、ゴールデンウィーク、春休み、夏休みなど観光客が集中する時期は1年近く前から予約が入ることも珍しくありません。必ず体験したいアクティビティがあれば、そのスケジュールを中心にプランを立てることをおすすめします。

さまざまな種類のオプショナルツアーを扱う旅行会社の場合、複数のツアーの申し込みをすると割引になることもあるので、上手に利用しましょう。

■ベルトラ VELTRA
世界中のツアーやアクティビティを予約できる専門サイト。国別、テーマ別に検索できて便利。
・URL: https://arukikata.specialoffer.veltra.com/

■レアレア LeaLea
旅行会社H.I.S.が運営するハワイ専門サイト。現地の最新情報も豊富。
・URL: https://www.lealeaweb.com/activities

まとめ

©︎ハワイ州観光局 時にはワイキキを飛び出してアクティビティ三昧のハワイ旅を

海、陸、空まで、大自然をまるごと体感できるアクティビティがハワイには数えられないほど揃っています。ビーチやプールサイドでのんびり過ごしたり、ショッピングやグルメももちろん楽しいけれど、滞在中の1日か2日はハワイの自然の懐に飛び込む体験をしてみてはいかがでしょうか? きっとさらに奥深いハワイの魅力のとりこになるはずです。

TEXT: 永田さち子(『ハワイでしたい101のこと』著者)

≫≫≫ ハワイ旅行に役立つ記事はこちら

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