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梅雨も開けていよいよ夏本番! 久しぶりの帰省や気分転換の御朱印さんぽにピッタリの開運神社をご紹介します。厄を祓って運気を上げてくれる山陰 山陽のパワースポットは、絶景も望めて癒やし効果たっぷり。直書きしてもらえるステキな御朱印で神様とのご縁を強く結びましょう!
「日本五大稲荷」のひとつ、太皷谷稲成神社は山陰の小京都と呼ばれる津和野に鎮座しています。三本松城(津和野城)の鬼門にあり、明治時代になるまではお殿様だけが参拝できる特別な聖地でした。麓から境内へ続く千本鳥居は「神様に願いが通る」という大願成就のパワースポットです。千本という数字は慣用句としてよく使われますが、実際に千本前後の鳥居が参道に並んでいます。神様に感謝を捧げながらくぐり、里山の絶景を眺めれば運気も大きくアップしそうです。
太皷谷の峰に並ぶ千本鳥居は朝になると陽光を受け、石段に鳥居の影が浮かぶフォトジェニックな空間となります。隠れ里のような津和野の町に前泊し、ぜひ早起きして参拝に出かけましょう。季節によっては雲海に包まれることもあります。津和野駅から千本鳥居が始まる二の鳥居までのんびり歩いて20分、さらに境内までは10分ほどです。
大願成就の意味が込められた「稲成」の社名は全国唯一とされ、参拝にも独特の習わしがあります。神門の右手にある「元宮」と「命婦社(みょうぶしゃ)」からスタートし、さらに「本殿」と裏手にある「本殿裏奉拝所」の順序でめぐりましょう。この境内4社を参拝することで「四ヶ所参り御朱印」の授与を社務所でお願いできるのです。通常の御朱印には押されない御眷属のお稲成さんと宝珠の印が入ります!
ネコ寺として知られる雲林寺(山口県萩市)とのコラボなど期間限定の御朱印も季節ごとに頒布しています。お城を守護するために勧請されたので社務所で三本松城の御城印も頂けます。
■太皷谷稲成神社(たいこだにいなりじんじゃ)
・住所: 島根県鹿足郡津和野町後田409
・参拝時間: 自由
・御朱印授与時間: 9:00~17:00
・アクセス(または最寄駅): JR山陰本線「津和野駅」から徒歩30分(車で7分)
・URL: http://taikodani.jp/
「日本のエーゲ海」と称される風光明媚な浜辺から、丘に向かって長い参道が延びています。神門を通り、深い森へ上っていくと、神聖な空気に浄化されることを実感できます。紅葉や紫陽花に囲まれた社殿にお祀りされているのは神功皇后。巫女であり、皇軍も率いた古代のヒロインに、女子力アップをお願いする参拝者も多いそうです。
そんな牛窓神社の御朱印はダイナミックな書体が特徴で、見開きで浄書していただくこともできます。神社の御朱印としては珍しく、御祭神の御名が大きく入るのもうれしいですね。森と海のパワーに満ちた境内で「五つの気」をたっぷりとチャージし、ポジティブに明日へ向かってもらいたいという神職からのメッセージが伝わってくるかのようです!
参道沿いにある蕪崎園地の展望台からは、紺碧の海と牛窓神話に登場する島々が一望できます。『備前国風土記』では神功皇后の乗った船を大きな牛が覆そうとしましたが、住吉明神が現れて投げ倒したと伝えられています。その逸話の「牛転び」が「牛窓」の地名に転じたそうです。
牛窓神話をモチーフにした御朱印帳も参拝記念にゲットしたい一品です。弓矢を持って見守る神功皇后は伝承に基づいて男装のお姿。裏表紙には祭神の活躍で平和を取り戻した瀬戸内海の風景が描かれています。神話と絶景のコントラストが楽しい御朱印帳は、これから御朱印を始めてみようかなと思っている人にもおすすめです。
■牛窓神社(うしまどじんじゃ)
・住所: 岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓2147
・アクセス(または最寄駅): 両備バス「オリーブ園入口」から徒歩20分
・参拝時間: 自由 ※夜間は参拝不可
・御朱印授与時間: 9:00~17:00
・URL: https://ja-jp.facebook.com/ushimadojinja/
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28 御朱印でめぐる山陰 山陽の神社 週末開運さんぽ
御朱印
2021/07/26発売「御朱印と御利益が凄い」と評判の山陰 山陽の神社を徹底取材。
「御朱印と御利益が凄い」と評判の山陰 山陽の神社を徹底取材。
※当記事は、2021年7月12日現在のものです