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今年挑戦したい! 料理にサーフィン、投資、リフォーム……専門分野に御利益絶大な千葉の神社

地球の歩き方書籍編集部

地球の歩き方書籍編集部

更新日
2022年1月19日
公開日
2022年1月19日
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千葉の神社を参拝して新しいことを始めよう!

一年の初めに「今年はこれを挑戦したい」、「こんな年にしたい」と目標を掲げる人も多いのでは!3000社以上ある千葉県の神社には、ある特定の分野で「御利益がすごい!」と評判の神社があります。目的、目標にあわせて神社を参拝し、御朱印を頂き、充実した年にしましょう。

【莫越山神社】家を建てたい!リフォームしたい!という人はこちらへ

境内全体が緑に包まれた古社

「なこしやまじんじゃ」と読みます。1000年以上前にまとめられた書物『延喜式神名帳』にその名前が記載されていた由緒ある古社です。主祭神である手置帆負命(たおきほおいのみこと)と彦狭知命(ひこさしりのみこと)は工匠祖神、つまり大工など建築関係者の先祖とされる神様。そのため毎年多くの建設業界関係者が訪れています。家を購入したり、新築したり、リフォームする予定の人にも参拝いただきたい神社です。また家を守り、家内安全をもたらしてくれる神様としても敬われています。

宮司宅の敷地内にある醸造所

祭礼などで使われる御神酒は、かつて、その神社で造られていましたが、現在では日本中探しても、御神酒を作っている神社はごくわずか。ここ莫越山神社は、その貴重な神社のひとつ。毎年9月に行われる「安房国司祭」で供される御神酒を、宮司と氏子で醸造しています。

莫越山神社の御朱印

御朱印が頂ける社務所は境内にはなく、社殿を背に右に下る階段を下りた宮司さんの自宅兼社務所でお願いします。中央の印は三種の神器のひとつである鏡をかたどったもの。

■莫越山神社
・住所:千葉県南房総市沓見253
・電話:0470-46-2362
・URL:なし
・参拝時間:自由
・御朱印授与については要事前予約

【白子神社】投資を始めてみようという人には金運の御利益大のこちらへ

社殿のすぐ横を南白亀川が流れる

千葉県で金運の御利益のある神社として真っ先に名前があげられるのが、こちらの白子(しらこ)神社。金運の象徴として知られる「白蛇」が境内に祀られています。伝承によれば平安時代、九十九里浜の東方沖に白蛇を甲羅に乗せた白い亀(玄武)が、祭神のお使いとして出現し、それを見つけた村人が霊感を感じ、この白蛇をお祀りするようになったとか。商売繁盛、金運アップのほか、縁結びに御利益があるパワースポットとしても知られています。また境内社である面足(おもたる)神社はイケメンの神様を祀っていて、参拝すると美男美女になれるとか。金運だけでなく美貌を手に入れられるかもしれない、ありがたい神社です。

拝殿前に置かれた「撫で蛇様」。祈願しながらそっと撫でると願いがかなう
「面足」という名前から足の病気や不調を直してくれるともいわれている
白子神社の御朱印。面足神社の御朱印も頂ける

■白子神社
・住所:千葉県長生郡白子町関5364
・電話:0475-33-3124
・URL:https://shirakojinja.jp/
・参拝時間:自由
・御朱印授与時間:8:30~16:30

【高家神社】今年こそ料理の腕を上げたい!と願うならこの神社へ

拝殿はめずらしい茅葺屋根

何かと家にいる時間が長かった2021年、外食中心の生活をしていた人も、家で食事を作る機会が増えたことかと思います。本気で「料理ができるようになりたい」、あるいは「料理の腕を上げたい」と願った人も多かったことでしょう。そんな人に訪れてもらいたいのが、日本で唯一料理の神様を祀る高家(たかべ)神社。祭神である磐鹿六雁命(いわかむつかりのみこと)は、第12代景行天皇にカツオとハマグリを調理して献上した料理人で、天皇にその腕を称賛されました。料理人はもとより、飲食店関係者、食品会社の社員、もちろん料理の腕を上げたい老若男女が参拝に訪れます。

料理人の一番大切な道具、包丁を供養するための塚

毎月17日は使わなくなった包丁を供養する祭りが行われます。5月17日と10月17日、そして11月23日には「庖丁式」という神事が行われます。これは包丁と箸を用い、材料に一切手を触れることなく料理をする熟練の技。日本料理の伝統を今日に伝える儀式です。

高家神社の御朱印

■高家神社
・住所:千葉県南房総市千倉町南朝夷164
・電話:0470-44-5625
・URL:https://takabejinja.com/
・参拝時間:自由
・御朱印授与時間:9:00~17:00

【玉前神社】サーフィンデビューをしたい人はこちらへ

美しい漆黒の社殿はいかにもパワーがありそう

今年は新しい趣味を始めたい!という人も多いと思いますが、東京2020オリンピックから正式競技となったサーフィンなどはどうでしょう。男女ともメダルを獲得したサーフィン競技の会場となった九十九里浜の南部に位置する一宮町。今や日本のサーフィンの聖地といえる場所に玉前(たまさき)神社は鎮座します。ここではサーファーの安全を守り、開運の波にも乗れる「波乗守」が頂けます。上総一之宮である平安時代創建の古社は、春分、秋分の日の日の出の位置と、出雲大社を結んだ線(レイライン=「御来光の道」)の線上にあり、縁結びのパワースポットとしても人気です。

運気が上がりそうな黄色の「波乗守」
玉砂利の小道を時計回りに3周する

北緯35度22分のレイラインは玉前神社に始まり、線上には相模一宮の寒川神社、富士山、日蓮宗総本山の身延山、琵琶湖に浮かぶ竹生島などがあり、霊峰大山を経て出雲大社に至ります。その起点となっている玉前神社境内にある人気スポットが「はだしの道」。靴と靴下を脱いで、裸足になって歩くと大地のパワーが吸収できるといわれるパワースポットです。

玉前神社の御朱印。神紋は菊花紋

■玉前神社
・住所:千葉県長生郡一宮町一宮3048
・電話:0475-42-2711
・URL:https://www.tamasaki.org/
・参拝時間:自由
・御朱印授与時間:8:00~16:30

旅のバイブル「地球の歩き方」ガイドブック

2019年7月に発行し、好評を博した、千葉ラバー必携の御朱印本の改訂版。千葉の神社をとことん取材し、その魅力を余すことなく紹介しています。このページで紹介した神社はもちろん、南房総のドライブ旅やローカル鉄道旅などを掲載し、コロナ禍で話題のマイクロツーリズム(地元や近隣への短距離旅行)にもってこいの1冊。

ガイドブックの画像

19 御朱印でめぐる千葉の神社 週末開運さんぽ 改訂版

御朱印

2022/01/13発売

『地球の歩き方御朱印シリーズ』は2006年、日本ではじめて御朱印をテーマにした書籍として誕生しました。

『地球の歩き方御朱印シリーズ』は2006年、日本ではじめて御朱印をテーマにした書籍として誕生しました。

※当記事は、2022年1月14日現在のものです

PHOTO &TEXT:『御朱印でめぐる千葉の神社 週末開運さんぽ 改訂版』
編集担当 永岡邦彦(オフィス・ポストイット)
PHOTO:白子神社、玉前神社、オフィス・ポストイット、iStock

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