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「地球の歩き方」に新しく「旅の名言&絶景シリーズ」が加わりました。世界中の名言、ことわざ、格言などを、その地の絶景とともお届けします。5月26日に発売される『ALOHAを感じるハワイのことばと絶景100』には、前向きになれるハワイらしいことばが満載。その中から、編集室のおすすめをピックアップしてご紹介します。
ちょっぴり疲れたとき、あたたかい気持ちになりたいとき、ハワイの美しいことばと写真から、癒やしとパワーをもらいましょう。気軽に旅に出られないストレスフルな日々ですが、本書を開いたらハワイの甘い香りや心地い風を心で感じることができるかもしれません。
本書では「ALOHA」の意味を成す5つのテーマに合わせた100の名言と絶景写真を、長年ハワイを取材してきた地球の歩き方編集者が厳選して解説します。
「ALOHA」ということばは、あらゆる意味を持ちますが、そのひとつが5つのアルファベットに込められた解釈。みなさんはそれぞれのアルファベットの意味をご存じですか?
A=「akahai(思いやり)」
L=「lōkahi(調和)」
O=「ʻoluʻolu(心地よさ)」
H=「haʻahaʻa(謙虚さ)」
A=「ahanui(忍耐強さ)」
ハワイのあいさつとして知られる「ALOHA」には、実はこのような奥深い意味が隠されているのです。そして、これらの5つのバランスがとれた状態が「ALOHAでいる」ということとされています。
まずご紹介するのはこんな格言。
「アロハは鳥のよう。枝が少ない木にはとまれない」
アロハを鳥にたとえ、たくさんの鳥がとまるには、多くの枝を伸ばさなければならない。私たちも同じく、思いやりを持ってさまざまな人に手を差し伸べられるような人であるべきだと教えてくれているようです。写真の神聖な雰囲気の巨木は、マウイ島のハレアカラ国立公園内にそびえるバニヤンツリー。各ページには写真の地名やモチーフの解説もあるので、次のハワイ旅行の行き先選びにも使っていただけます。
何事も調和がとれている状態というのは大事なことです。
「静かな水を波立ててはいけません」
このことわざは、そんな調和のとれた状態をむやみに動かすのではなく、静観し見守ることが大事だと教えてくれています。すべてが穏やかなときは、焦る必要はないのです。写真のワイキキ・ビーチを眺めていると、疲れていた心が癒やされていく気がするから不思議ですね。
次にご紹介するのは「ʻoluʻolu(心地よさ)」を表すハワイの格言。「心地よさ」「さわやか」といった「ʻolu」というハワイ語の重複形です。
「答えは雲の中にある」
どんなに頭で考えても答えが出ないときは、思い切って外に出て、空を見上げてみてください。かつてのハワイで雲の形から未来を予知していたことがあったように、頭を空っぽにして雲を眺めていれば、探していた答えやヒントが降ってくるかもしれません。
古代ハワイアンにとって欠かせない主食であったタロイモ。タロイモを育てることは、ハワイアンにとって大切なことでした。そんなハワイの人々の暮らしぶりが垣間見えることわざがこちら。
「タロイモの苗は、雨が降っているうちに植えよう」
やるべきことは先延ばしにせず、ここぞというタイミングでチャンスを掴むことが、明るい未来を開く第一歩なのだと教えてくれているようです。
最後にご紹介する「ahanui(忍耐強さ)」を表すことわざがこちら。
「雨が降らなかったら、虹だってかからない」
ハワイを象徴する有名なことわざかもしれません。ハワイの空を彩る美しい虹は、憂鬱な雨が降るからできるもの。たとえ今が試練の時だったとしても、それを乗り越えた先には必ず幸運があなたを待っています。
いかがでしたか?
気になったフレーズから、目に留まった絶景から、ページをめくってそのときの気分で読み進めてみてください。ハワイの文化や歴史から生まれた愛にあふれたことばから、前向きに生きるヒントをもらえるはず。同時発売のフランス編『自分らしく生きるフランスのことばと絶景100』もぜひチェックしてみてくださいね。
本書を通じて、あなたの「ALOHAスピリット」が少しでも満たされますように!
ALOHAを感じるハワイのことばと絶景100
BOOKS 旅の名言&絶景
2022/05/26発売世界を40年以上歩いてきた「地球の歩き方」があなたにお届けする、人生を輝かせるハワイの名言と癒やしの絶景集
世界を40年以上歩いてきた「地球の歩き方」があなたにお届けする、人生を輝かせるハワイの名言と癒やしの絶景集
※当記事は、2022年5月13日現在のものです。
〈地球の歩き方編集室よりお願い〉
渡航についての最新情報は下記を参考に必ず各自でご確認ください。
◎外務省海外安全ホームページ
・URL:https://www.anzen.mofa.go.jp/index.html