
【保存版】ヴェルサイユ宮殿の見どころや魅力的なフランスの宮殿/庭園にせまる
2024.12.6
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パリ郊外には「ラ・ヴァレ・ヴィレッジ」と「ワン・ネーション」というアウトレットモールがあります。同じアウトレットモールですが、入居するブランドやそのラインナップで少しずつモールの個性が異なります。パリの2大アウトレットの使い方と攻略法をまとめました。
パリ郊外の2大アウトレットモール「ラ・ヴァレ・ヴィレッジ」と「ワン・ネーション」は、パリを中心にしてそれぞれ東西に位置しています。ラ・ヴァレ・ヴィレッジがパリの東、ディズニーランド・リゾート・パリの近く、ワン・ネーションがパリから西郊外、ヴェルサイユ宮殿の方面です。
ラ・ヴァレ・ヴィレッジは主にハイブランドを中心に展開していて、ワン・ネーションはストリート&スポーツブランドが充実しています。どちらのアウトレットモールも夏と冬のソルド(セール)時期になると、アウトレット価格からさらに値下げされます。お得な商品を底値で買いたい場合はソルド時期がおすすめです。
どちらのアウトレットモールも、ディズニーランド・リゾート・パリやヴェルサイユ宮殿など、それぞれ近くにある観光地との組み合わせが可能。目的に合わせて使い分けると買い物をより楽しむことができます。
ラ・ヴァレ・ヴィレッジの特徴は、なんといってもハイブランドが充実しているところ。グッチ、プラダ、ジバンシー、セリーヌ、バレンシアガ、アルマーニ、クリスチャン・ルブタンといった名だたるブランドの店舗が並びます。ほかにもバーバリー、クロエ、ドルチェ&ガッパーナ、フェンディ、ケンゾー、ロンシャンと気になるブランドばかり。加えてラコステ、ポロ・ラルフローレン、ポール・スミス、ディーゼル、リーバイスとバランスの良いラインナップです。
服飾ブランド以外も充実しており、ル・ショコラ・アラン・デュカス、ピエール・エルメ、ラデュレ、バカラといった服以外のフランスブランドの店舗もあり、パリの雰囲気をアウトレットモールで楽しめます。
ラ・ヴァレ・ヴィレッジは、ヴァル・デュロップの巨大ショッピングモールと隣接しています。ヴァル・デュロップのショッピングモールに入るお店はアウトレット店ではありませんが、カジュアル&スポーツブランドが多くあるため、ラ・ヴァレ・ヴィレッジと加えて幅広い分野と価格帯を網羅できます。スーパーやレストラン、家電量販店も入り、パリ東部郊外の一大ショッピングスポットになっています。
ラ・ヴァレ・ヴィレッジの最寄りであるヴァル・デュロップ駅までは、パリ中心部のシャトレ・レアール駅からRER A線を使えば乗り換えなし約40分で到着します。専用のシャトルバス(有料)もパリ市内ベルシーから午前と午後に各1本ずつラ・ヴァレ・ヴィレッジを結んでおり、公式サイトから予約できます。
ワン・ネーションは、ラ・ヴァレ・ヴィレッジほどハイブランドを多く扱っているわけではありませんが、アニエス・ベー、エーグル、ニューバランス、ザ・ノース・フェイス、ピレネックスといったカジュアル&ストリートブランドが充実したモールです。ハイブランドばかりだと予算的に買える選択肢が少なくなるので、その点でワン・ネーションはとても使いやすいアウトレットモールです。
アルマーニ、リーバイス、ゲス、サムソナイトといった一部ブランドはラ・ヴァレ・ヴィレッジとも共通。これらのほかに、クスミティーや陶磁器メーカーのビレロイ&ボッホが入っています・。
パリからワン・ネーションまでは、エッフェル塔近くから出る直通シャトルバスの利用が便利です。列車で行く場合は、パリ・モンパルナス駅からRER N線を使いプレジール・グリニョン駅まで約30分。そこから徒歩10分ほどで着きます。
どちらのアウトレットモールも周辺観光と組み合わせることが可能です。
ラ・ヴァレ・ヴィレッジがあるヴァル・デュロップ駅の隣駅はディズニーランド・リゾート・パリがあるマルヌ・ラ・ヴァレ・シェシー駅です。ショッピングとディズニーランドのふたつをパリ観光の軸としているなら、ヴァル・デュロップ駅またはマルヌ・ラ・ヴァレ・シェシー駅に宿を取ってもいいですね。
ワン・ネーションはヴェルサイユ宮殿方面にあり、ワン・ネーションがオリジナルでヴェルサイユ宮殿とワン・ネーションでのショッピングを組み合わせたオリジナル往復バスパッケージ(パリからヴェルサイユ宮殿に行き、ワン・ネーションで買い物をしてパリへ戻る)を作っています。ショッピングで荷物が増えても、楽にパリまで戻れます。パッケージはワン・ネーションの公式サイトから予約できます。
いかがでしたでしょうか? 運よくセールの時期にパリを旅行する機会にめぐまれたら、自分にあったワードローブを手に入れてお出かけしてみるのもおすすめです。
監修:地球の歩き方