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北は北海道、南は沖縄まで、国内さまざまな土地でワーケーションを実践してきましたが、遂に最適解ともいえるホテルを見つけてしまったかも!東京駅から新幹線で約70分、軽井沢駅からシャトルバスで5分ほどという好立地にあるホテルインディゴ軽井沢は、食べてよし・遊んでよし・働いてよしのワーケーションにぴったりのホテルでした。
そんなホテルインディゴ軽井沢では現在、平日3泊以上の連泊で申し込めるワーケーションプランを販売中。これがなかなかお得な内容になっていて、ベストフレキシブルレートから30%引き&朝食付き、しかもチェックイン時にもらえるサステナブルなバンブータンブラーで滞在中のドリンクが飲み放題(ワーケーションプラン利用者限定)になるというもの!コロナ禍以降、日本各地でテレワークを実践してきた私もこれには興味津々ということで、実際にワーケーションを体験させていただきました。
まずはホテルにチェックイン。軽井沢の街並みや浅間山などの自然を描いたアートワークがいたるところで出迎えてくれて、感性がピクピクと刺激されるのを感じます。客室でのテレワークも快適そうでしたが、ここは気分転換のためにオールデイダイニング「KAGARIBI」2階のワーケーションサロンへ。青山あたりにありそうなおしゃれなコワーキングスペースが、この日は贅沢にも独り占め。軽井沢をイメージしたというオリジナルブレンドのコーヒーをバンブータンブラーに入れてもらい、山のように溜まっていた仕事を次々と片付けていきます。サロンが使えるのは11〜16時のため(事前に貸切予約などが入っている場合は利用不可)、その後はラウンジライブラリーロビーラウンジ)へ。ここには「代官山 蔦屋書店」の本のコンシェルジュが厳選した写真集やアートブックなどが50冊以上並び、仕事の合間に眺めることでインスピレーションがもらえそうな選書ばかり。焚き火の爆ぜる音に集中力も高まり、気づけば最高にはかどったワーケーションになっていました。普段会議室でやっている企画出しをここでしてみたら、思いもつかなかった名アイデアが生まれてくるかもしれません!?
もちろんワーケーションというくらいだから、仕事以外のお楽しみの部分も半分(いや、それ以上!?)は大切です。ホテルインディゴ軽井沢では、仕事を終えたあとのごほうびに、オールデイダイニング「KAGARIBI」の薪火を使ったご馳走イタリアンがスタンバイ。おいしい料理が待っているので、これを楽しみに仕事も最後のひと踏ん張りができるというものです。この日は、地元・柳沢農園のマイクロハーブを使ったカンパチのカルパッチョや、蕎麦処長野県ならではの全粒粉入り自家製パスタ、信州ポークのポルケッタなど、地産の食材をイタリア郷土料理の技法で見事に仕上げ、前菜からデザートまで終始楽しませてくれました。ソムリエによるワインペアリングも、長野県塩尻市の「サンサンエステート柿沢」や高山村の「信州たかやまワイナリー」といった日本ワインから、イタリア・プーリア州の土着品種フィアーノの白ワインまで、大変バラエティに富んだものになっていて、仕事終わりの一杯・・・、二杯、いや三杯とついつい飲み過ぎてしまいました。
またホテルの中庭、フォレストガーデンに出ると、17〜20時の間(雨天の場合は中止)、ファイヤーピットを囲んでグリューワイン(ワインにスパイスやシロップを入れて温める、ドイツ発祥のホットワイン)をいただくことができます。こちらは食前酒や食後酒としてもぴったり。焚き火を囲って、ほのかに甘いグリューワインを流し込めば、体の芯まで温まります。
環境がよく、お得なワーケーションプランがあって、飯がおいしいだけでもすでに十分合格点なのですが、ホテルインディゴ軽井沢が特筆すべきなのはスパ施設の充実ぶりです。タイ発スパブランド、HARNN社がプロデュースする「ザ・スパ by HARNN」では、アロマティック タイ ボディトリートメント(60分)を受けさせてもらいました。足浴からスタートし、徐々に体を温めたあと、タイ古式マッサージとアロマトリートメントを融合させた施術で全身リフレッシュ!仕事の凝りや疲れはどこかに吹っ飛び、あっという間に心地よい眠りの世界に誘われてしまいました。アロマオイルやヘッドケアに使うヘアセラムはHARNN社製のものから選ぶことができ、アジアンリゾートのリラックスムードを五感で体感することができます。正直、今までワーケーションでスパを受けたことがなかったのですが、せっかくホテルインディゴ軽井沢に来たのであれば、ザ・スパ by HARNNを受けない手はないと言えるぐらい素晴らしいものでした。
また大浴場には、血行を促進し、疲労とストレスを回復するのにぴったりな、炭酸泉露天風呂ドライサウナ、水風呂を完備。ホテルに着いた時より心身ともにすっきりした状態でチェックアウトでき、まさに“ウェルビーイング”なワーケーションとなりました。
またホテルインディゴ軽井沢では、全スタッフがコンシェルジュのような役割(「ネイバーフッドホスト」と呼ぶそう)を担っており、気軽に質問すればネイバーフッド(ホテル周辺の土地や人々)でローカル体験ができるスポットを色々と教えてくれます。私もこちらの滞在中には紅葉の見頃スポットとして雲場池を案内いただいたので、貸し出ししている自転車にまたがり、秋の軽井沢ならではの紅葉散策を楽しみました。時期によっては「ガイド付きアクティビティプラン」も販売しており、バケーションとしてもとことん軽井沢のネイバーフッドを満喫できるホテルになっています。
シャトルバスが発着する軽井沢駅前では、おなじみ軽井沢・プリンスショッピングプラザがあり、2021年に「Karuizawa Prince The Workation Core」という30分単位でビジターも利用可能なワーケーション施設がオープン。私もホテルインディゴ軽井沢をチェックアウトした後、もう少し仕事をする必要があったためこちらに駆け込み、すっきりと仕事を終え、そのあと存分に買い物も楽しむことができました。
東京からアクセスがよく、連泊前後に周辺で観光もしやすい軽井沢。ワーケーションに適した環境に、さらに最適といえるホテルインディゴ軽井沢が誕生してくれたことで、しばらくはここに通いそうな予感・・・。実際、お得なプランがあるうちに、年始あたりにまたワーケーションに行こうかと計画を練っているところです。
■ホテルインディゴ軽井沢
URL: https://karuizawa.hotelindigo.com/
Text and Photo by Keiichi Izawa
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※当記事は、2022年12月11日現在のものです