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多くの旅行者はインターネットなどで予めホテルを予約して旅行すると思います。ここではこのサイトを利用してホテルを予約する方法と、現地での日程が見えないなどで、現地に着いた後でホテルを確保する方法などをお届けします。
地球の歩き方ウェブに掲載されているホテルはすべてガイドブックに掲載されているホテルか、現地特派員や制作スタッフが足で稼いだおススメホテルしか掲載されていません。
行きたい国のトップページや、記事に掲載されているホテルの下部をクリックすると、予約サイトに飛べます。そこで、旅程などを打ちこめば、ホテルを予約できるか調べることができます。
【参考リンク】地球の歩き方ホテル予約
どの町にどれくらい滞在するかを決めず、現地でホテルを予約したい場合、上記の歩き方ウェブサイトを使えば当日予約も可能ですが、旅人の強いパートナーとして、現地の観光案内所で予約する方法もあります。1つ星程度のホテルから予約が可能で、自身の条件に合うホテルをおすすめしてくれるのでぜひ活用してください。次に向かうエリア、他国のホテルなども取り扱っている場所も多いです。現地の旅行会社は3つ星程度のホテルから予約が可能。
既に自分が泊まりたい町にいる場合は、電話帳や観光案内所で入手したホテルリストをもとに、ホテルに電話を入れたり、直接ホテルに向かい空室があるか聞くこともできます。駅やバスターミナルの周辺には、たいていの場合、ホテルが建ち並ぶエリアがあります。空室があるかをたずね、料金を確認した後、部屋を見せてもらい、ベッドや水回り、電気等設備をチェックした上でホテルを決めましょう。ガイドブックに載っていないホテルで自分でいい部屋を探すのも旅の充実感を高めてくれるでしょう。値段や部屋の交渉も忘れずに。
ホテルに空室がまったくなく、泊まれないことがあります。訪れた町でお祭りやイベントが開催されていたり、ハイシーズンだったり…。そんなタイミングに旅行してしまうと、宿泊者が集中し部屋がとれないこともあります。そんなときは下記のような方法を試してみましょう。
予約サイトは内観や外観、設備リストなどもあり、条件に合った物件が探しやすいので、基本は予約サイトを利用する形がよいと思います。ただ、自分で現地でホテルが探せれば、旅の自由と充実はあなたのもの。宿泊だけでなく、予約の過程も楽しめるといいですね。
予約したホテルにチェックインする際に知っておきたい知識を紹介します。
1)ホテルに到着した
高級ホテルの場合は、エントランスにベルボーイが待機しているので、スーツケースなど大きな荷物は預けましょう。
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2)レセプション(フロント)へ向かう
レセプションで「Can I check in now?(チェックインはできますか?)」と伝えると名前を聞かれます。自分の名前を伝え、予約確認書や予約画面があればそれを見せましょう。この時、パスポートの提示を求められることもあります。
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3)宿泊者カードを記入
宿泊者カードに名前、住所、パスポートナンバーなどを記入します。このとき、デポジットとして、クレジットカードの提示を求められます。
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4)カギを受け取る
もし、「禁煙ルーム」、「眺めのいい部屋」、「静かな部屋」といった希望がある場合は伝えましょう。部屋に余裕があれば対応してくれることもあるでしょう。ホテルスタッフからカギを受け取ればチェックインはほぼ終わり。部屋番号が記載されていない磁気カードスタイルのキーの場合も多いですが、この場合はカードキーとともに渡されるゲストカードに部屋番号が書かれているので念のため持っておきましょう。(防犯的に気になる人はキーとカードを別々に持っておくことをおススメします)
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5)クーポンを渡される
朝食付きで予約している場合は、ミールクーポンを渡されることもあります。レストラン入口で部屋番号と名前を言えばOKというホテルも多いです。
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6)施設について確認
プールやジムなど付帯施設を利用する予定がある場合は、利用可能な時間帯などを確認しておきましょう。
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7)部屋に向かう
高級ホテルの場合は、荷物を持ったポーター(ベルボーイ)が部屋まで案内してくれます。荷物は後で部屋にポーターが届けてくれるので、国の事情に合わせてチップなどを渡しましょう。(ホテルスタッフは仲良くなっていると何かと頼りになる存在です。いい関係を築けると滞在も楽しいものになります)
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8)部屋の内部をチェック
電気のスイッチや備品などをチェック。レセプションでリクエストした眺めや静かさも確認。問題があれば、その場でベルボーイに申し出て、部屋を変えてもらいましょう。
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9)チェックイン完了です。休むか、待ちに待った観光の準備をしましょう。
●チェックインの豆知識
アーリーチェックイン…ホテルで決められているチェックイン時間より早くチェックインすること。部屋の準備ができていれば、追加料金なしでチェックインさせてくれる場合もあるので尋ねてみましょう。
到着が遅くなる場合は事前連絡を
到着時刻が18時を過ぎる場合は、あらかじめ電話を入れておきましょう。連絡がないと部屋をキャンセルされてしまうこともあります。
ホテルは高級になるほど、レストランやビジネスセンターなど、付帯施設が充実しています。施設が充実するホテルに泊まれば、街に出ないで1日ホテルで過ごしてしいまうことも…。滞在中に上手に利用しましょう。
カフェ、レストラン、バー
規模が大きい高級ホテルになると、数種類のレストランやカフェ、バーがあり、選択肢が広くなります。もちろん、こうした飲食施設は宿泊客でなくても利用可能ですが、宿泊客の場合、ゲストカードやキーを見せれば、サインだけで利用できます。支払いはチェックアウト時に宿泊代とともにまとめて行います。
ビジネスセンター
ファクスやコピー機、パソコンなどを備えており、セクレタリーを担当するスタッフが常駐しています。都市のビジネスマンの利用が多いホテルにはたいていある施設です。
プール、ジム
大規模な高級ホテルには、プールやジムが設置されています。プールにタオルがあることがほとんどですが、自分の部屋から持っていくホテルも。プールやジムの施設内に利用方法が書いてあるため、その指示に従いましょう。
スパ、エステサロン
リゾートホテルだけでなく、最近ではシティホテルにもスパやエステサロンが併設されていることが多い。
ショッピング・アーケード
大規模なホテルには、ドラッグストアやブティック、ギフトショップなどが入ったショッピング・アーケードが付帯している。高級ホテルのショッピング・アーケードには洗練されたショップが揃っています。
駐車場
セルフサービスのほか、ホテルに到着したら係員が駐車場まで運転してくれる「バレットパーキング」というシステムを導入しているところもあります。これはホテルの玄関に前づけして鍵を預けられる仕組みで国内ではなかなか見かけないもの。ぜひ一度体験してみていただきたいです。
Wi-Fi
Wi-Fi接続は多くのホテルで利用可能です。ホテルを予約する際に、Wi-Fiが完備されているかを確認しておきましょう。その際、ホテル全館で利用可能なのか(ロビーなどの一部エリアで利用可能な場合もある)、別途料金がかかるのかなどをチェックしたいところです。また、実際のWi-Fi利用では、IDとパスワードの入力を求められるケースが多いですが、フロントなどの係員に聞かないと分からないケースもあるので、チェックイン時に確認するとよいでしょう。
【参考リンク】海外旅行中のスマホ、タブレットのネットワーク接続入門
ホテルは、宿泊客にさまざまなサービスを行っています。上手に利用して快適なホテルステイを楽しみましょう。
両替
キャッシャーで両替を行っています。銀行がクローズしている時間帯や休日も対応しているので便利。ただし、日本円から現地通貨への両替はレートがあまりよくないことが多いです。利用はどうしても現金が必要になってしまった時などに限ったほうがよいでしょう。
郵便
絵はがきや封書・小包等の投函や切手の販売を行っています。
メッセージサービス
留守中にあったメッセージを受けておいてくれます。部屋に書面で差しこまれていたり、客室の電話のランプが点滅していたりしてメッセージのあることを知らせてくれます。
貴重品預かり
ホテルは客室内での盗難には責任を持ちません。ですが、セーフティボックスでの貴重品を預かりサービスがあることがあります。キャッシャーで申し出れば使用方法を教えてくれます。客室のクローゼット内部などにセーフティボックスが設置されていることが多いので、こちらを使いましょう。
ルームサービス
部屋に備えつけられた電話1本で食事や飲物を部屋までデリバリーしてくれます。高級ホテルでは、24時間サービスを行っているところが多いです。朝食サービスは、前夜の決められた時間までにオーダーシートを記入し、ドアの外側ノブに掛けておきます。
クリーニング
ワイシャツやスーツなどは、部屋に備えつけられた電話1本でクリーニングに出せます。洗濯物を入れる袋はクローゼット内に用意されています。朝出せばたいていの場合、その日のうちに仕上がってきますが、翌日チェックアウトというときは、仕上がり時間を確かめておきましょう。(割高な場合が多いので、節約派はホテルから近いランドリーを探しましょう)
ハウスキーピング
部屋を汚してしまったときや寝具の追加が欲しいときなどは、ハウスキーピングに電話をすれば持ってきてくれます。チップの習慣がある国では、チップを忘れずに渡そう。
滞在を終え、チェックアウトする流れを紹介します。
1)部屋を出る
洗面台やクローゼットなどに忘れ物がないか、十分確認したら、カギとミニバーの精算書を持ってフロントへ向かいましょう。荷物が多い場合は、ポーターに電話して取りに来てもらいましょう。
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2)フロントで精算する
カギとミニバーの精算書を渡し、発行された請求明細書をチェックします。誤りがなければ支払いをしましょう。クレジットカードだけでなく、現金でも可能だが、チェックイン時に作成したクレジットカードの控えを破棄してもらうことも忘れずに。
●知ってトクするチェックアウト術
レイトチェックアウト
ホテルで決められているチェックアウト時間より遅くチェックアウトすること。通常、チェックアウトは午前10時〜正午のことが多いが、延長したいときには別料金で受けてくれることがあります。また、交渉次第では、数時間の延長は無料で応じてくれることもあります。
エクスプレス・チェックアウト
ビジネスマンが多いホテルでは、混雑する時間帯にチェックアウトで時間がかかるわずらわしさを解消するため、エクスプレス・チェックアウトというシステムを導入しているところもあります。チェックアウトする朝までにドアの下から計算書が届けられるので、これにサインをしてカギと一緒にキードロップに入れれば終了。また、テレビモニター上で詳細をチェック、間違いがなければ画面を操作することでチェックアウトの指示ができるシステムが採用されているホテルもあります。いずれも、チェックイン時にクレジットカードがインプリント(伝票に刻印)されていることが前提となる。
荷物を預かってもらう
飛行機や列車のスケジュールの都合で、ホテルをチェックアウトしてからも時間がある場合、荷物をホテルで預かってもらうといい。ベルボーイに申し出れば荷物と引き替えに預かり証を発行してくれる。預けた荷物を受け取る際には、チップを渡す。