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個人で海外を旅行するとき、半日予定がぽっかりあいたり、ホテルから出てちょっと気分を変えたいとき、ありますよね。現地発ツアーを上手につかえば、短時間で効率的に観光スポットを回ることができたり、地元ガイドの説明で有名な観光スポットの新しい魅力に気づけたりします。この記事ではハワイを例にとって現地発着ツアーの申し込み方法を紹介します。
目次
現地発ツアーは、旅行先の観光案内所、旅行会社、ホテルのコンシェルジュなどで予約することが出来ます。観光案内所(ⓘ)などのチラシを見て情報収集するのも手ですね。また、インターネットに繋がる環境であれば、オンラインで検索・予約をしてもいいでしょう。日本語でツアーの詳細や決済などが出来るものも多いので、便利です。あらかじめどんなツアーがあるかを旅行前に調べることもできます。『地球の歩き方』では現地発着のオプショナルツアー予約が可能です。
主要な観光スポットを巡るには、現地発ツアーが気軽に参加できて最適です。短いものは数時間から半日程度で参加できます。自分が興味を持ったポイントを改めて訪れることもできます。
公共交通機関だけでは行きにくい不便な観光名所でも、現地発ツアーを利用することで簡単に行くことができます。歴史的スポットや自然の名所、郊外のテーマパークやアウトレット・モールなどへレンタカーなしで移動できるので、足代わりとしてとても魅力的。多くの場合、参加費に入場料なども含まれているので、現地でチケットを買う手間も省けます。テーマパークやアウトレット・モールなど、往復送迎のみで現地では自由行動というパターンのツアーも多いので、自分の行きたい観光地へのツアーの有無を調べてみましょう。
個人旅行者におすすめなのが、宿泊込みのツアー。現地に着いてからでも申込みができ、旅のバリエーションが広がります。さまざまな国から来た旅行者が参加するので、楽しい交流も期待できますし、ガイドが当たりだったら、ツアーの行先の歴史や最新情報など知識が深まることも期待できます。
バンコクの現地旅行代理店でカンボジアのアンコールワットへ2泊3日で旅行する現地発ツアーに申し込みました。日本という島国にあって、陸路で国境を越えたことがなかった筆者は興味本位でツアーに申し込みました。(日本からアンコールワットへ行くツアーより割安で申し込めたのも理由のひとつでした)オンボロのセダンに乗り込み陸路をひたすらカンボジアへ、ポイペトというタイ・カンボジア国境の町ではじめて国境越えを体験し、感動しましたが、ここからが大変でした。経済的にタイに及ばないカンボジアに入った途端、アスファルトの道路は消え、ダート道をガタガタ揺れながら走るセダン。トイレ事情の違い…。当時の筆者史上、最低のクルマ体験となってしまいました。
ただ、朝焼けのアンコールワット。ツアーで知り合った仲間との会話。カンボジアのおいしい食事、国が変わることで経済やルール、習慣が激変する経験は得難いものになりました。(快適さだけで言えば、飛行機でバンコクからカンボジアに向かう方が100倍快適であることも記しておきます)
レンタカーなど足を持たずに自由旅行をしている方にとって、現地発ツアーは有力な選択肢になりえます。日本で体験したことがないアクティビティや、新しい趣味を旅先で見つけられるきっかけになるかもしれません。限りある旅行時間をうまくやりくりして、上手に利用してみてください。