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北海道新幹線を利用して秋から晩秋にかけての北海道を旅しませんか。新函館北斗駅から函館、小樽、札幌、さらに美瑛や富良野にも足を延ばすおすすめのプランを紹介。絶景に加え、世界遺産の縄文文化、アイヌ文化と見どころ満載!
世界遺産に登録された北海道の縄文遺跡を巡り、間歇泉では地中から湧き上がる地熱パワーを体感。さらにアイヌ文化に触れる歴史のロマンを感じるコース。
新函館北斗駅からレンタカーを借りて旅をスタート。まず向かうのは2021年に「北海道・北東北の縄文遺産群」として世界遺産に登録された道南の縄文遺跡の拠点、函館市縄文文化交流センター。
1時間ほどで函館市縄文文化交流センターに到着。ここは世界遺産の構成資産のひとつ、垣ノ島遺跡に隣接し、道の駅縄文ロマン南かやべも同じ建物内にあります。
函館市縄文文化交流センターの目玉は、著保内野遺跡(ちょぼないのいせき)から出土した国宝「中空土偶」。ほかにも垣ノ島遺跡から出土した足形付土版など興味深い展示がいろいろ。道の駅では縄文にちなんだスイーツを販売しています。
北へ約5㎞行くと、同じく世界遺産の構成資産のひとつ、大船遺跡があります。こちらは縄文時代中期の集落の跡で、100軒以上の竪穴建物跡が確認されているそう。盛り土遺構や竪穴住居の復元も見られます。
発見以来100年間も絶えず噴き上がる間歇泉。 約15分ごとに約100℃の高温の温泉が勢いよく噴き出します。道の駅では地場産品を販売。ほたて饅380円などを購入して蒸しまんじゅうが作れる「温泉蒸し処」も。
しかべ間歇泉公園から噴火湾沿いにドライブして洞爺湖温泉で1泊。夜は夏は花火大会、冬はイルミネーショントンネルが開催されています。翌朝、天気が良ければ洞爺湖と中島、蝦夷富士と呼ばれる羊蹄山の絶景が目の前に。
噴火湾と太平洋を分ける室蘭の先端、断崖の上にある地球岬展望台。海と空の青が溶け合う大展望を満喫できます。「地球岬」の語源は、アイヌ語で断崖を意味する「チケプ」で、それが訛って「チキウ」になったそう。
自然豊かなポロト湖の湖畔にあり、国立アイヌ民族博物館、国立民族共生公園などからなる施設。博物館での展示や、伝統芸能上演や体験、食などを通じてアイヌ文化に触れられます。