- オアフ島/ホノルル
ハワイの朝を彩る絶景とグルメ「土曜の朝にモンサラットへ行く理由」
2025.3.14
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こんにちは。ハワイに魅せられ、渡航は100回以上。ガイドブックやコラム、SNSを通して、旅行者目線でリアルなハワイ情報をお届けしている小笠原リサです。私にとってハワイは、心も体も整う“とっておきの場所”。海、山、空、そしてローカルの笑顔にふれるたび、深い癒やしと前向きな力をもらえる島です。
今回は、ハワイが初めての方に向けて、「今行くべき定番&最新スポット」をぎゅっと詰め込んだモデルプランを4泊6日ベースでご紹介します! 物価や円安の影響もあるので、「満足度はそのままに、ちょっと賢く楽しむ旅」を目指しました。
初めてのハワイが、あなたにとって“忘れられない1回目”になりますように。
アラモアナセンター
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カジュアル派におすすめなのは、巨大フードコート「マカイ・マーケット」。30店舗以上が並び、何を食べようか迷ってしまうほどの充実ぶりです。昔から人気の「ヤミー・コリアンBBQ」や、話題性抜群の「フミズ・カフク・シュリンプ」(2025年4月OPEN。ノースショアの人気店)など、ローカルフードが勢ぞろい。
マカイ・マーケット・フードコート
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ちょっと優雅な気分になりたいなら、デパート「ニーマン・マーカス」内の「エスプレッソ・バー」へ。地元マダムにも人気の日替わりランチを、落ち着いた空間で楽しめますよ。
エスプレッソ・バー
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ショッピングを満喫したら、ワイキキに戻ってチェックイン。移動の疲れがじわじわ出てくる到着日は、早めのディナー&就寝が私の旅の定番リズム。無理せず体内時計を整えることで、翌日からハワイを思いきり楽しめます。
そんなときにぴったりなのが、ハッピーアワーの活用!
最近、クヒオ通りに移転オープンした「シークレット・スポット」(ハッピーアワーは12:00~19:00)は、ビールが3ドル、マイタイやミモザも5ドルと驚くほどリーズナブル。ピザとビールのセットが10ドルという破格のメニューも。
“軽めに楽しんで、ぐっすり眠る” ハワイ旅の理想リズム、ここにありです。
シークレット・スポット
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まずは早朝の「ダイヤモンドヘッド」登山から。日陰の少ない登山道なので、涼しい時間帯の出発がおすすめです。現在は予約制のため、事前にネットでの手配をお忘れなく。山頂から見渡すワイキキの街並みと海は、まさに絶景。心も体もすっきり目覚める1日のスタートになります。
ダイヤモンドヘッド
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下山後は「KCCファーマーズ・マーケット」へ。週末限定で開かれるローカルマーケットには、フレッシュジュースやできたてグルメなど、100近くの店舗が並び、食べ歩きやお土産探しが楽しい時間に。
KCC ファーマーズ・マーケット
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さらに余裕があれば、「カカアコ・ファーマーズ・マーケット」へ足を延ばしてみても。今やオアフ最大級の規模を誇るにぎやかなマーケットで、出店内容や雰囲気もKCCとは異なります。ローカルの暮らしを感じる“ハシゴ朝市”で、ハワイの朝を満喫してみてください。
カカアコ・ファーマーズ・マーケット
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登山のあとは、ふもとのモンサラット通りへ。「ダイヤモンドヘッド・マーケット&グリル」のブルーベリークリームチーズスコーンは、地元でも根強い人気を誇る定番スイーツ。クリームチーズがたっぷりごろっと入っていて、朝のごほうびにぴったりです。プレートランチも評判で、朝からしっかり食べたい派にもおすすめですよ。
ダイヤモンドヘッド・マーケット&グリル
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上記以外にも、モンサラットにはグルメな朝食スポットがたくさん! こちらでご紹介中です。
やっぱり外せないのは、王道のワイキキ・ビーチ。実は「ワイキキ・ビーチ」とは、8つのビーチの総称。“ザ・ワイキキ”な景色を楽しむなら、プリンス・クヒオ・ビーチがおすすめ。デューク・カハナモク像の前で記念写真を撮るのもお忘れなく。タオルやビーチグッズを貸し出してくれるホテルも多いので、宿泊先のサービスを事前にチェックしておくと安心です。
ワイキキ・ビーチ
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ビーチや朝の散策を楽しんだあとは、軽めのランチやスナックを探しに「ロイヤル・ハワイアン・センター」へ。定番だけどやっぱりおすすめなのは「アイランド・ヴィンテージ・コーヒー」。ほんのりスパイシーなアヒポケボウル(ハワイ風マグロ丼)は、満足感たっぷりの人気メニュー。
彩り豊かなヴィーガン料理や、種類豊富なアサイーボウルも揃っていて、ヘルシー志向の方にもGOOD。
ロイヤル・ハワイアン・センター
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アイランド・ヴィンテージ・コーヒー (ロイヤル・ハワイアン・センター店)
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自然の中でリフレッシュしたあとは、午後のゆったりタイムにぴったりなスーパーマーケット巡りを。まず訪れたいのは、ハワイ生まれのベジタリアンスーパー「ダウン・トゥ・アース」。体にやさしく、エコフレンドリーなフードやスキンケアアイテムがずらりと並び、見ているだけでも好奇心をくすぐられます。
ダウン・トゥ・アース (カカアコ店)
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そのあとは、お隣にある韓国系スーパー「Hマート」へ。全米に展開する大型チェーンで、ちょっとした韓国旅行気分も味わえる、ユニークな立ち寄りスポットです。
Hマート (カカアコ店)
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そしてやっぱり外せないのは、「ホールフーズ・マーケット」。なかでもカカアコにあるクイーン店は、品揃えの豊富さと開放感ある空間が魅力。プライベートブランド「365シリーズ」は、品質もくお土産にもおすすめ。人気のエコバッグも随時新デザインが登場しているので、チェックしてみてください。
ホールフーズ・マーケット (ホノルル・クイーン店)
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1日の締めくくりは、「ホールフーズ・マーケット クイーン店」の向かいにある「イスタンブール・ハワイ」へ。本格的なトルコ料理が味わえるこちらは、オープン以来、地元でも話題が絶えない人気店です。
スパイスや素材の魅力を丁寧に引き出した料理は、どれも奥深く、“未体験のおいしさ”に出合えるかもしれません。
美しい色使いのインテリアや器も印象的で、目でも楽しめるディナータイムを演出してくれますよ。
イスタンブール・ハワイ
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この日は、朝から人気の街「カイルア」へドライブ。ワイキキから車で約30分のところにある、小さなビーチタウンです。移動はレンタカーがあると便利ですが、ワイキキからバスでもアクセス可能。バス利用の場合は、カイルアタウンで降車後にレンタサイクルを借りるのがベストです。
まずは、実力派ブランチ店「オーバー・イージー」で1日をスタート。ハワイの名店と謳われた「アラン・ウォンズ」出身のオーナーが手がけるお店で、カジュアルな雰囲気のなかに、料理へのこだわりが感じられます。
行列ができることも多いので、朝早めの到着できるとスムーズ。初めてなら、香ばしく焼き上げられた「クリスピーエッジパンケーキ」をぜひ。
オーバー・イージー
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朝食のあとは、ローカルショップが点在するカイルアの街歩きを楽しんで。コンパクトなエリアなので、歩いてまわるのにちょうどよいサイズ感です。
「ミューズ・カイルア」でハワイらしい雑貨やお洋服をチェックしたら、個性豊かなフレーバーが並ぶ「カイルアハニー」でお気に入りのハチミツを探してみて。その後は、オーナーのセンスが光るセレクト雑貨が魅力の「オリーブ・ブティック」、そして焙煎所を併設した「チャドロウズ・コーヒー」で香り高い1杯を楽しむのもおすすめです。
ミューズ・カイルア
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カイルアハニー
詳細をみるオリーブ・ブティック
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チャドロウズ・コーヒー・ロースターズ
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せっかくカイルアまで来たなら、美しいビーチにも立ち寄っておきたいところ。サラサラの白い砂浜と、ターコイズブルーの海が広がる「カイルア・ビーチ」は、更衣室やお手洗いも完備されていて、安心して過ごせる人気スポットです。
時間に余裕があれば、「ラニカイ・ビーチ」まで足を延ばすのもおすすめ。小道を抜けた先に広がる、あの海の色は、思わず息をのむほどの美しさです。
カイルア・ビーチから車で5分ほどと近いので、あわせて楽しんでみてください。
カイルア・ビーチパーク
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カイルアでの1日を満喫したあとは、ホノルル方面に戻って、ちょっと寄り道。モンサラット通りにある人気店「パイオニア・サルーン」で、夕食用にプレートランチをピックアップしましょう。
日本人オーナーが手がけるこのお店は、長年ローカルにも旅行者にも愛されてきた名店。リブアイステーキ、グリルサーモン、ポークジンジャーなど、日本人の味覚にもぴったりな豊富なメニューが揃います。どれも食べ応え抜群です。
ホテルに戻ったら、シャワーを浴びて、ゆっくりお部屋ごはん。1日の締めくくりに、ほっと心がゆるむ“おいしい時間”をどうぞ。
パイオニア・サルーン(モンサラット店)
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香り豊かなハワイアンコーヒーが楽しめる「カイコーヒー」で朝食を。店舗は複数ありますが、ワイキキの「アロヒラニ店」では、サンドイッチやアサイーボウルなどのメニューに加え、クレープも! オーダー後に焼かれるので、作りたてをいただくことができます。
さらに、向かいの「クイーンズアーバーby カイコーヒー」は、オンザビーチの贅沢なロケーション。どちらの店舗にするかは、今朝の気分で。
カイコーヒー・ハワイ(アロヒラニ・リゾート店)
詳細をみるカイコーヒー・ハワイ(クイーンズ・アーバー店)
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ハワイでプールサイドに身をゆだねる時間は、最高の贅沢。ビーチチェアに寝転んでドリンクを片手にリラックスすれば、たちまちリゾート気分に。読書をしたり、風に揺られながらうとうとしたり……静かな時間の流れを感じてみて。心までほどけていくような、癒やしのひとときです。
午後は、ハレクラニ前の小さなビーチ「グレイズ・ビーチ」にある癒やしのスポット「カヴェヘヴェへ」へ。淡水と海水が混じり合うこの場所は、古来より“癒やしの力”があると信じられてきたパワースポットです。少しひんやりとした海に、足をつけるだけでも、心がすうっと整います。
カヴェヘヴェヘ(グレイズ・ビーチ)
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ワイキキ西側にある「フォート・デルッシ・ビーチ」は、波も穏やかで落ち着いた雰囲気。遊歩道をのんびり散歩するだけでも、気持ちのいい場所です。
しっかり食べたい派には、ビーチそばの「ステーキ・シャック」がおすすめ。ステーキが香ばしく焼ける香りに、食欲がそそられます。ヘルシー派なら、「トロピカル・トライブ」のアサイーボウルを。ブラジルから取り寄せたアサイーとガラナを使用した「トロピカル・トライブボウル」は、すっきりとした味わいが魅力。ハワイ通に愛される本格派です。
ステーキ・シャック
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トロピカル・トライブ(ワイキキ店)
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ビーチで遊んだあとは、旬のアイテムを探しに「ディーン&デルーカ ハワイ」へ。スイーツや調味料など、“ハワイのグルメトレンド”が感じられる品が揃っています。大人気のハワイ限定トートバッグも、ぜひチェックして。
ディーン&デルーカ ハワイ(ザ・リッツカールトン・レジデンス・ワイキキビーチ店)
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夜は少しだけおめかしして、「ハレクラニ」館内のオープンテラスレストランへ。「ハウス・ウィズアウト・ア・キー」では、17:30から始まるフラショーが特別な時間を演出してくれます。空が少しずつ暮れていく景色とともに、ハワイの美しさに心をほどいて。
旅を振り返りながら味わうラストディナー。とびきりの余韻が、あなたを包みます。
ハウス・ウィズアウト・ア・キー
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帰国日の朝は、お散歩を兼ねてロイヤル・ハワイアン・ホテルへ。ホテル内にあるベーカリーカフェで、ゆったり朝食をいただきましょう。緑に囲まれたテラス席では、朝の光と鳥のさえずりが心地よく響きます。
バナナマフィンやピンク色のクロワッサンなど、ホテルメイドの焼きたてペイストリーをほおばって、ハワイの朝に最後のひとときを。
ロイヤル・ハワイアン・ベーカリー
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名残惜しい気持ちを胸に、ホテルをチェックアウト。空港へ向かう車中では、ハワイでの思い出がふわりと蘇ってくるはずです。
4泊6日のモデルプラン、いかがでしたか?
多くの旅行者が心を奪われ、何度も訪れたくなる「楽園ハワイ」。はじめてのハワイが、記憶に残る大切な旅となりますように。Mahalo nui loa!