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埼玉県の魅力を網羅した『地球の歩き方 埼玉』が登場しました!全63市町村の見どころを約半年にわたって取材し、448ページを超える圧倒的な情報量でとことん掘り下げた「埼玉県の旅事典」です。600以上の紹介スポットの中から、春の行楽シーズンに訪れてみたい7つの旅テーマをピックアップしてみました。
秩父エリアは都心から最も近い雲海スポットとして、SNSでも注目度が急上昇中です。雲海が発生しやすい季節は春(4~6月)と秋(9~11月)。前日に雨が降って湿気が高く、当日は晴れて無風の日が狙い目となります。明け方の湿度が高いほど雲海発生の可能性がアップするので、直前まで天気予報サイトをチェックして訪問を決めてもいいでしょう。
3つの展望台がある美の山公園、アクセス便利な秩父ミューズパーク、春にはロウバイも楽しめる宝登山山頂など、多くの雲海スポットが点在しています。
武蔵一宮氷川神社や川越大師 喜多院など、埼玉県はパワスポの宝庫です。古来から崇敬される寺社は街道により人流が結ばれ、巡礼路の要所ともなりました。「武蔵国の街道」をキーワードに信仰の場を巡ると新たな発見も多いはずです。
特に関東屈指のパワースポットと呼ばれる「三峯神社」は、人生の節目を迎える春にぜひ参拝してみたい場所。秩父往還から九十九折の山道を上り、狛犬の代わりにオオカミが参拝者を出迎える三ツ鳥居を抜けると、山の濃密な空気が体に満ちてくるかのよう。極彩色の彫刻で覆われた拝殿を参拝したら、左右に立つご神木から「神氣」を授かりましょう。早朝に訪れれば遥拝殿から神々しい雲海が望めることもあります!
里山は思い立ったら気軽に訪問できる自然エリア。美の山公園や浦山ダムを目指す秩父盆地、天覧山~吾妻峡を巡る奥武蔵など、森や清流のせせらぎに包まれる散歩コースが県内各所に目白押しです。次の休日にお天気がよければ、子供時代の記憶が蘇るような里山の散策ルートを歩いてみましょう。
特に西武狭山線・西武球場前駅からスタートする「狭山丘陵の散歩コース」はアクセスが便利。雑木林や茶畑など懐かしい風景が広がり、運が良ければ狭山湖の堤防から富士山も望めます。
「どんぐりの小道」と呼ばれる歩行者専用道路を抜けて、母屋や蔵などが国登録有形文化財になっている「クロスケの家」まで歩けば、名作アニメの世界にどっぷり浸れるはずです。
浦和レッズや埼玉西武ライオンズなど、強豪クラブがホームタウンとする埼玉はスポーツ王国。『地球の歩き方 埼玉』ではサッカー、野球、ラグビーの三大スタジアムを試合開催日にたっぷり取材し、初観戦でも200%満喫できるノウハウを徹底紹介しています。
埼玉パナソニックワイルドナイツは2022年に開幕したジャパンラグビー リーグワンの初代王者。専用競技場の「熊谷ラグビー場」では、美しいパスワークの展開や選手同士が激突するラグビーの醍醐味を存分に体験できます。県北名物の煮ぼうとうや、武州和牛を使ったイタリア風もつ煮込みなどスタジアムグルメも満喫しましょう。
大宮と川越にある埼玉2大卸売市場は、漁港直送のシーフードや地場産の採れたて野菜を扱う穴場スポット。どちらの市場も毎週土曜が一般開放日で、目利きのプロが仕入れた食材を激安価格で購入できます。
特に大宮市場は関東最大級の生鮮食品市場。精肉、果物、乾物、加工品、菓子、生花など多種多様な商品をマーケットプライスで入手できます。顔なじみの客には割安で売る場合もあるので、交渉上手なリピーターさんが購入したら、すかさず同じ値段で交渉してみましょう。
また、厳選食材が味わえる市場飯も大きな楽しみ。大宮市場では東西2エリアに十数軒の食堂が営業しています。お目当てが海の幸なら市場の東側にある食堂街へ。テレビ番組での紹介も多い「海鮮亭 高はし」や「花いち」は、ランチタイムになると長い行列ができます。
古くから荒川水系と利根川水系の伏流水を用いて酒造りが盛んな埼玉県は、全国第4位の清酒製造量を誇る酒どころ。味わい多彩な地酒を蔵元で試飲してお気に入りの1本を見つけることができます。
特に小川町の「松岡醸造」は、地下130mから汲みあげる日本トップクラスの硬水を使った地酒が評判です。直売店では帝松ブランドの試飲(自動試飲機の厳選酒4品は500円での有料試飲)が楽しめ、専務自らが案内する酒蔵ツアーも毎日大盛況。併設の酒蔵レストラン「松風庵」では、仕込み水や酒粕などを使った料理も味わえます。
川越一番街商店街は、江戸時代の風情が残る文化財エリア。名物スナックの食べ歩きが人気ですが、蔵造りの町並みを気ままに彷徨う角打ちのはしご酒もおすすめです。
飲み歩きのスタートは、地元食材を使ったクラフトビールから。時の鐘の周辺には老舗酒屋が並んでおり、COEDOビールが立ち飲みやテイクアウトで楽しめます。小江戸の町並みを眺めながら飲む生ビールの味は、旅の醍醐味そのものです。
そのほか、自然派ワイナリーや浦和vs大宮の立ち飲みダービーなど、お酒特集の充実も『地球の歩き方 埼玉』の大きな特徴となっています。地元埼玉と酒をこよなく愛する取材スタッフが、実際に飲み歩いてセレクトした店は絶対にハズレなし。埼玉各地の飲みスポットを気ままに訪ねて、わがままな大人の休日を楽しんでみてください。
圧倒的なページ数と情報量で、いまだかつてない深~い「埼玉」の魅力をお届けします!
全448ページのなかに、なんと600軒以上を網羅している『地球の歩き方 埼玉』(実は東京編や千葉編よりも多いんです…!)。
観光&お出かけスポットはもちろん、歴史や文化、埼玉発祥のご当地グルメから隠れた名店まで盛りだくさん! ぜひチェックしてみてくださいね。
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地球の歩き方 Jシリーズ(国内)
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※当記事は、2023年2月17日現在のものです
TEXT:『地球の歩き方J07 埼玉』編集担当 小高雅彦(シエスタ)
PHOTO:(C)PIXTA