キーワードで検索
シンガポールは2023年2月13日から公共交通機関でのマスク着用義務や入国規制が撤廃され、観光客も増加の一途をたどり、街は活気に満ちあふれています。約3年ぶりの改訂となる『地球の歩き方 シンガポール』では、進化し続けるシンガポールの注目スポットをたっぷり紹介しています。
2019年に誕生した空港併設の巨大複合施設「ジュエル・チャンギ・エアポート」。世界一の屋内滝を中心に、熱帯雨林の森と話題の店やレストランがぐるりと取り囲む近未来感いっぱいの楽園が、観光客を虜にしています。もちろん観光目的で訪れる価値あり!ですが、帰国が深夜便なら早めに空港に行き、おみやげショッピングとシンガポール最後の食事を楽しむというプランもおすすめです。
注目のおみやげは、プラナカン料理店「バイオレット・ウン・シンガポール」併設のショップで販売の、プラナカンタイル柄の箱入りクッキーやパイナップルタルト。「リッチ&グッドケーキショップ」のカヤジャム入りのロールケーキも大人気。食事は、ちょっと贅沢なディナーにするなら中国料理の「シャン・ソーシャル」、リーズナブルにローカル料理をあれこれ楽しみたいなら「ハイナン・ストーリー」に行ってみましょう。
エキゾチックな情緒が漂うアラブ・ストリートの1本西側にあるハジ・レーン。個性派ブティックやカフェ、バーが軒を連ねる流行発信ストリートです。極彩色の壁画アートが彩り撮影スポットとしても注目を集め、散策するだけでテンションアップ! 最近はスイーツ店やベーカリーも増えていて、ショッピングと食べ歩きが楽しめます。夕方からオープンするレストランやバーもあり、夜は昼間とは雰囲気が一変。路上にテーブル席が並びにぎわいます。本格的な中東料理を味わいたいなら、近くのブッソーラ・ストリートをめざしましょう。
特色あるローカルフードが豊富なこともシンガポールの大きな魅力です。ローカルフードを集めたフードコートは、多くのショッピングセンターに入店しているので、気になるご当地グルメを試してみましょう。名店の味を効率よく楽しむのにうってつけなのが、ショッピングセンターのアイオン・オーチャード地下4階に誕生した「ホーカーズ・ストリート」。フライド・ホッケンミーや炒飯、海南式カリーライスなどの選りすぐりの名店6店からなるミニフードコートです。
もうひとつ注目したいのが、マレーシアの屋台料理が集合したフードコート「マレーシア・ボレ!」です。クレイポットのチキンライスや漢方ハーブが効いた黒いスープのバクテー、ペナンのチャー・クエティヤオ(炒め麺)など、シンガポールとひと味違う料理の有名店が勢揃いしています。店舗はブギス・ジャンクションやオーチャードのセンターポイントにあります。
ここ数年、こだわりの素材や製法のベーカリーが急増し、パンブームを加熱させています。街のいたるところでしゃれた店が目を引き、行列も見かけます。人気の「チョンバル・ベーカリー」や「ケオンサイク・ベーカリー」をはじめ、香港の名物パン「ボーローパン」の専門店、東欧の伝統パンが並ぶ店などユニークなベーカリーも次々誕生していて、パン好きにはたまりません。
また、ローカルのドーナツ店「シティ・ドーナツ」の、ふんわり軽めの食感のドーナツが人気を博しています。色鮮やかな地元フレーバーのパンダン・カヤやヤムイモペーストのドーナツがおすすめです。
D20 地球の歩き方 シンガポール 2025~2026
アジア 地球の歩き方 海外
2024/08/29発売旬のマリーナ・エリアからディープなエスニックタウンまで、シンガポールの街歩き・グルメ・買い物情報はこの1冊にお任せ。
旬のマリーナ・エリアからディープなエスニックタウンまで、シンガポールの街歩き・グルメ・買い物情報はこの1冊にお任せ。
※当記事は、2023年2月28日現在のものです
TEXT: 『地球の歩き方ガイドブックD20 シンガポール』編集担当 鈴木由美子(アジアランド)
PHOTO: 湯山繁、アジアランド、iStock
〈地球の歩き方編集室よりお願い〉
渡航についての最新情報は下記を参考に必ず各自でご確認ください。
◎外務省海外安全ホームページ
・URL:https://www.anzen.mofa.go.jp/index.html