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日本人に人気の観光地「ハワイ」。日本語が通じる機会が多いことや治安の良さ、温暖な気候と美しいビーチがあることから、安心して旅行できる南国リゾートとして、毎年多くの日本人が訪れています。見どころが多いハワイを満喫するために、訪れてほしい観光スポットと、お勧めのグルメ・ショッピンングスポットをご紹介。ハワイでしかできないことが盛りだくさんなので、旅行前にぜひ本記事をチェックしてみてください。
太平洋に位置する、アメリカ合衆国・50番目の州「ハワイ」。
ハワイ諸島は、約130の島で構成されています。
その中で旅行者が訪れることができるのは、下記6つの島だけです。
この6つの島には、それぞれの個性があり、訪れる人を飽きさせません。
美しいビーチだけでなく山も多く、火山や渓谷、ジャングルまであり、雄大な自然景観と自然を活かしたアクティビティもハワイの見どころのひとつです。
「アクティビティ以外ハワイは何もやることがない」と考える方もいるかもしれませんが、都市部ではショッピングやレストラン巡り、エステ・スパなども楽しめます。
また、神々と自然を崇拝しながら暮らしてきた「ネイティブ・ハワイアン」独自の文化もハワイの魅力です。
バラエティー豊富な見どころから、ハワイは老若男女・旅のビギナーからベテランまで観光客が絶えない、人気の観光地となっています。
「常夏の島」というハワイのイメージは誤りで、日本ほど寒暖差はないもののハワイにも四季があります。
11〜3月は比較的雨が多く、朝晩は少々涼しくなって上着が必要なほど。
逆に夏場は、日本でいうところの真夏日が続くこともあります。
気温や降雨量は地域と標高によって異なりますが、ワイキキを含むホノルル地区は1年中過ごしやすく、安定した気候といえるでしょう。
ホノルル地区の晴天率は年間でも高く、かなりよい天気が期待できます。
平均最高気温が27℃〜31℃のハワイ。
1年を通して、日本の夏に着る服装で過ごせます。
ただ、ハワイには冷房が効きすぎている場所も多く、11月~3月には肌寒く感じる日もあるため、カーディガンやパーカーなど羽織るものも準備しておきましょう。
日差しが強いため、サングラスや帽子なども用意しておくと安心です。
季節ごとの目安の服装としては、以下を参考にしてください。
ハワイを観光するなら、4〜10月がお勧めです。
この時期なら雨が少なく、気温も下がりにくいため、スカイダイビング・マリンアクティビティに最適な季節です。
アクティビティを思う存分楽しみたいなら、観光の時期を調整することをお勧めします。
日本とハワイの時差は、日本の方が19時間進んでいます。
ハワイが4月1日 09:00であれば、日本は4月2日 04:00となります。
オアフ島のホノルル、ダニエル・K・イノウエ国際空港とハワイ島のコナ空港には、それぞれ直行便でアクセスできます。
往路だと6時間半から7時間、復路だと8時間半から9時間程度かかります。
オアフ島・ハワイ島以外の島を観光したい場合は、ホノルルかコナのどちらかの空港で飛行機を乗り継ぐ必要があります。
2023年1月時点では、日本からの入国制限は解除されています。
ハワイへの入国には、新型コロナウイルスワクチン接種証明書(2回接種以上)や宣誓書の提示、ESTA(電子渡航認証システム)の登録が必要です。
ハワイ国内ではマスクの着用義務はありません。
観光できる6つの島の中でも、ハワイといえばオアフ島とマウイ島がやはり人気。
オアフ島の中でもハワイの玄関口となる「ホノルル」と、雄大な自然景観が広がる「マウイ島」の魅力をご紹介。
この2つの観光エリアを軸に観光プランを組み立てれば、ハワイを満喫できるはずです。
オアフ島の南部に位置する州都・ホノルルは、ハワイ観光の玄関口です。
日本からハワイへ渡る国際線のほとんどが「ホノルル国際空港」に到着します。
知名度の高い観光スポットが集まっており、ワイキキビーチやダイヤモンドヘッドもホノルルに。
ハワイの経済・文化の中心でもあり、ショッピングスポットやグルメスポットも多く、初めてのハワイ観光にピッタリな観光エリアです。
ハワイ諸島で2番目に大きな島「マウイ島」。
世界最大規模の「ハレアカラ火山」や亜熱帯の樹々が生い茂る「イオア渓谷州立公園」など、マウイ島では雄大かつ神秘的な自然景観が楽しめます。
ハワイ王朝の文化が色濃く残る「ラハイナ」も、「マウイ島」の見どころのひとつ。
カメハメハ大王がハワイ諸島統一の足掛かりとした場所「ラハイナ」で、当時の面影を残す街並みと史跡を散策して、ハワイ王朝に思いを馳せてみても面白いかもしれません。
ハワイ諸島の中でも最も大きい面積を持ち、「ビッグ・アイランド」とも呼ばれる「ハワイ島」。
世界遺産にも登録されたハワイ火山国立公園や、標高4,025mのマウナケア山の雄大な自然景観は必見です。
世界3大コーヒーである「コナコーヒー」の産地としても有名。
ハワイの昔ながらの街並みが残っていたり、マリンアクティビティが楽しめたり、ゴルフもできたりと、ハワイの魅力が凝縮された島と言っても過言ではありません。
日本から直行便で訪れられるので、1回目の観光でオアフ島を満喫したら、2回目はハワイ島を中心に観光するのがお勧めです。
ハワイ諸島で最古・最北の「カウアイ島」には、長い年月をかけて風雨が作り出した大自然が、手つかずで残っています。
島内の90%は車が入れないほど、豊かな自然が広がっており、海や空からしかアクセスできない場所もあります。
迫力満点の崖が連なる「ナパリ・コースト」や太平洋のグランドキャニオン「ワイメア渓谷」、2本の大きな滝が流れる「ワイルア滝」などの、美しくも壮大な自然を五感で感じてみてはいかがでしょうか。
ハワイを観光するなら、自然を満喫できるスポットとハワイ独自の文化や歴史を体験できるスポットは外せません。
見どころの多いハワイの中でも、初めて観光する方に訪れてほしい人気観光スポットを紹介します。
ハワイのシンボルといえばこのダイヤモンドヘッド。
絵はがきなどでもおなじみです。
火山の噴火によってできたクレーターで、正式名称はダイヤモンドヘッド州立自然記念公園。
ハワイ語では「レアヒ(マグロの額)」と呼ばれていましたが、19世紀初めにイギリス人の船員たちによってこのニックネームがつけられたといいます。
その理由は彼らがこの山にゴロゴロしていた方解石の結晶を、ダイヤモンドと勘違いしたからだという説もあります。
まさにワイキキの冠ビーチ。
ロングボードのレンタルラックがあり、ビーチボーイと呼ばれるロコのサーファーが集まる場所でもあります。
サーフレッスンも行われています。
オアフ島南東部のハイライトのひとつが、このハナウマ湾自然保護区。
“Hanauma”とは「カーブした湾」という意味で、文字どおり緩やかな曲線を描いた浜辺です。
崖の上から見ているだけで、E・プレスリー主演の映画「ブルー・ハワイ」が、なぜここで撮影されたか納得できるほど心奪われる風景。
コオラウ山脈の一部の山裾が、ホノルル市中央部の北にせり出している小高い丘。
頂上のプウ・ウアラカア州立公園ではピクニックもでき、ここからのホノルルの景色は、パンチボウルからのそれに勝るとも劣らないほどすばらしい。
オアフ島の真ん中を南北に走るカメハメハ・ハイウエイ。
この道が島の北岸に突き当たったところにある小さな町・ハレイワ。
“サーファーの町”として、観光客に人気のストリートです。
カイルア・ビーチを東に進み、住居の間のビーチアクセスを進んだ先に広がるのは、天国の海という意味のラニカイ・ビーチ。
キメの細かい砂と透明度の高い海は、カイルア・ビーチパークに勝るとも劣らない。
その圧巻の光景は、まさにパラダイス。
東京ドーム2.5個分の敷地に、フラミンゴをはじめとした約900種類の動物が飼育されているオアフ島唯一の動物園。
見逃せないのがアフリカンサバンナ。
荒野をイメージし、赤土を盛って人工的に造られたサバンナには、ハイエナやカバ、シマウマ、キリンなどが次々に姿を見せ、大人も充分に楽しめます。
真珠湾=パール・ハーバーという言葉が、日本人にとって独特の感慨を呼び起こすものであることは、間違いないでしょう。
1941年12月7日早朝(ハワイ時間)、山本五十六連合艦隊司令長官は、南雲忠一海軍中将の率いる第1航空艦隊をもって米国太平洋艦隊の重要拠点・真珠湾の攻撃を決行。
真珠湾攻撃の暗号電文「ニイタカヤマノボレ 一二〇八」と、「我、奇襲ニ成功セリ」の暗号電文「トラ、トラ、トラ」は、あまりにも有名です。
太平洋戦争の口火を切ったこの事件の生々しい物証や証言の数々、それがアリゾナ記念館には収められています。
マノアはコオラウ山脈南側の谷に位置しています。
ハワイ神話の風と雨の神にも由来する雨の多い地域で虹の谷としても知られています。
ハワイ州立大学マノア校のあるユニバーシティタウンがゲートウエイ。
町の北側に入口があるマノア・フォールズ・トレイルは往復2.4km、約1時間30分のトレッキングコースで、ワイキキから時間もかからず大自然が味わえることもあって、人気があるスポットです。
1999年頃から野生のアオウミガメが日光浴をしに上陸するようになり、一躍脚光を浴びているビーチ。
ここにやってくるウミガメは保護団体によって観察されており、現在は十数頭が認識されて名前も付けられています。
カメとは3メートル以上距離をとって、くれぐれも触ったり追いかけたりしないようにしましょう
イオラニ宮殿はホノルルにある歴史的建造物です。
ハワイ王国のカラカウア王によって建てられた王族の公邸で、アメリカ合衆国の中で唯一の宮殿です。
日本語ガイドによる宮殿内・地下ミュージアムのツアーも行われています。
ハワイ王朝を築いたカメハメハ大王の像は、ハワイに3ヵ所・アメリカ本土に1ヵ所あります。
最初に造られた大王像はハワイ島北部のカパアウにあり、最も新しい像はハワイ島東部、ヒロのワイロア州立公園に。
アメリカ本土も含めて4ヶ所ある大王像の中で、最も有名な大王像はオアフ島イオラニ宮殿の向かいにあります。
「イオラニ宮殿」はハワイ王国の王族の公邸であり、宮殿内を観光できるため、カメハメハ大王像と合わせて観光してみてはいかがでしょうか。
オアフ島の北東に位置する「クアロア・ランチ」。
古代は王族しか立ち入ることが許されなかった聖なる土地です。
敷地内には壮大な山並みや草原、プライベートビーチが広がり、「ジュラシック・パーク」など、様々なハリウッド映画のロケ地にもなっています。
ロケ地巡りツアーやジップライン、四輪バギーなどのアクティビティも充実。
オアフ島東海岸のカイルアタウン近くにある「カイルアビーチ」。
全米トップ10のビーチにも選ばれた、透明度が高い海は必見。
カイルアタウンには人気のレストランやショッピング施設も多いため、アフタービーチも楽しめます。
マウイ島西部に位置する「ラハイナ」では、国立歴史保護区に指定されたハワイ王国時代の街並みが楽しめます。
19世紀初頭には王朝の首都であり、捕鯨船の補給港として繁栄した街です。
今も多くの史跡が残り、65カ所もの歴史スポットを巡れます。
オアフ島の西海岸に位置する「ラニカイ・ピルボックス」。
ピルボックスとは防御陣地・見張り塔として、アメリカ軍によって戦時中に作られた、数メートル四方のコンクリートの建物。
見晴らしの良い場所に作られており、「ラニカイ・ピルボックス」からはラニカイビーチを見渡す絶景が広がります。
ハワイで唯一の世界遺産である「キラウエア火山国立公園」。
キラウエア火山は、約10万年前に海面上に現れたと推定される活火山であり、頻繁に噴火を繰り返し、液状の溶岩を吐き出しています。
ヘリコプターで上空から火山の様子を観察できるだけでなく、トレイル散策で火山の迫力を間近で感じられます。
ホノルルのカカアコ地区のビルの壁や倉庫の扉には、個性的なウォールアートが描かれており、フォトジェニックスポットとして人気を集めています。
元々はただの倉庫街でしたが、地域の活性化を目的に2011年から始まった「パウワウ・ハワイ」という、ウォール・ペインティングのアートイベントによって、おしゃれなスポットへと生まれ変わりました。
カカアコ地区にはショッピングスポットやレストランもあるため、ウォールアートを楽しみながら散策してみましょう。
日立グループのCMで一躍有名になった樹齢100年を超える大樹のある庭園。
この大樹はモンキーポッドと呼ばれる中南米原産の豆科の植物で、「日立の樹」以外にも複数庭園内に点在します。
もともとカメハメハ王家の所有地だったこの土地には、1850年代に建設されたカメハメハ5世の別宅や、一般に開放されるようになった1884年以降に、世界の文化を取り入れることを目的に造られた、日本庭園風の池やチャイニーズシアターと呼ばれる東洋風の建物が今もなお残っています。
人気のグルメが多く、何をどこで食べれば良いか迷ってしまうかもしれません。
そんな時はまずここで紹介する、ハワイならではのグルメが満喫できる、3つのレストランに足を運んでみてください。
老舗ステーキ店「ピーター・ルーガー」の元ヘッドウエーター、ウルフギャングが独立、オープンさせた人気店。
28日間熟成のドライ・エイジド・ビーフの味は絶品です。
100%コナ・コーヒーが、普通のコーヒー価格で味わえるコナ・コーヒー専門店。
ドリンクも豊富なうえ、アサイボウルやポケボウルもおいしいと評判。
ワイキキのビーチウォーク通りにある小さな果物屋さん「ヘンリーズ・プレイス(高橋果実店)」。
朝食にピッタリなカットフルーツやサンドイッチ、濃厚な味わいの自家製アイスクリームとソルベが大人気。
軽食やおやつ休憩に立ち寄りたいグルメスポットです。
ハワイ旅行の醍醐味のひとつ、ショッピング。
ハワイでショッピングを満喫するために訪れてほしい、人気のショッピングスポットを紹介します。
約50エーカー(約20万㎡)という広大な敷地に5軒のデパートをはじめ、ドラッグストア、ファッションブティック、ギフトショップ、レストランなど、あらゆるアメニティ&アミューズメントを詰め込んだ一大コンプレックス。
70ものベンダーが集結する、オアフ島最大規模のマーケット。
新鮮なフルーツや野菜など食べ物はもちろん、コーヒーやハチミツ、ジャムなど、おみやげにできる食品も多く販売されています。
カラカウア通り沿いとクヒオ通り両方からアクセスできる、緑豊かなモール。
樹齢160年以上のバニヤンツリーをはじめ、フラショーなどが開催される中庭のクイーンズコートなど自然豊かな心地いい空間の中で、買い物や食事が楽しめる。モール内にはベンチが点在しており、休憩するのにもぴったりです。
ハワイを初めて訪れる方のために、ハワイのバラエティ豊かな魅力を満喫できる、人気観光エリアと観光スポット、グルメ、ショッピングスポットを紹介してきました。
この記事を参考に観光プランを組み立てれば、1回目の観光でもハワイの人気・定番スポットは遊び尽くせるはずです。