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2023年の渡航者数が、コロナ禍以前を上回る勢いで伸びているフランス。旅行者の受け入れ体制も整っていますが、気になるのは最近の物価上昇。フランス旅を賢くお得に楽しむため、積極的に活用したいのがスーパーマーケットです。利用の仕方やおすすめの商品をご紹介しましょう。
主要地区には必ずあり、パリのスーパーマーケットの代名詞ともいえるのが「モノプリMonoprix」です。観光スポットの近くにもあることから、地元の人だけでなく、観光客の姿もよく見かけます。食料品、日用品だけでなく、衣料や雑貨、化粧品も扱っており、豊富な品揃え。ロゴが入ったオリジナル商品もあり、手頃な価格とおしゃれなデザインで人気を集めています。シャンゼリゼ店はパリみやげが充実しているなど、各店舗の個性を楽しめるのもモノプリの魅力です。
パリのスーパーマーケットの基本的な利用の仕方は日本と同じ。専用のカゴに商品を入れて、レジで精算します。異なるのは、レジに設置されたベルトコンベアの上に、自分で商品を並べなければならないこと。並べ終わったら、商品の後ろに備え付けのバーを置いて、次の人の商品と区別します。レジを通した商品は、その場で自ら素早く袋詰め(袋詰め用の台はありません)、あるいはエコバッグに入れていきます。支払いは小銭を探さずに済む、クレジットカードでの支払いがおすすめです。セルフレジも増えており、よりスピーディに支払いを済ませることができます。
パリらしいおみやげを買いたいときにも利用したいのが、スーパーマーケット。エッフェル塔形の瓶に入ったオリーブオイル(€9.99~)、南仏カマルグの塩(€2.65~)、人気ブランド「ボンヌ・ママン」のお菓子(€3〜5)やジャム(€1.35〜)、ハーブティー(€1.29~)など、手頃な値段ですてきなおみやげを買うことができます。なかでも不動の人気を誇るのが、モノプリオリジナルのエコバッグ(€1.50〜3)。何度かデザインが変更されていますが、最新版はセパレートになっていた外袋が合体した形になり、外袋を紛失する心配がなくなりました。モノプリではコスメコーナーのチェックもお忘れなく。ハンドクリーム(€2.45〜)やアルガンオイル(€5.79~)は保湿力が高く、編集スタッフが取材のたびに買って帰る優れものです。
パリ旅の楽しみといえば、なんといっても「グルメ」。ただ、パリでの外食費は日本より高め。出費を抑えるためには、毎回レストランで食事するのではなく、スーパーで食材を買ってホテルの部屋で食べるのも一案です。チーズなど、素材そのものは日本より安いものも多いフランス。外食の3分の1程度の値段でお部屋フレンチを楽しめます。日本から紙製の皿や割り箸、ワインの栓抜きを持参すると便利です。部屋に電気ポットがあれば、温かいスープや食後のコーヒーも楽しめます。
『地球の歩き方 A07 パリ&近郊の町』では、スーパーマーケットの詳しい利用法から賢く買い物するためのヒントや覚えておくと便利なフランス語まで、ショッピングに役立つ詳細情報が満載です。ぜひ旅立つ前にチェックしてください。
A07 地球の歩き方 パリ&近郊の町 2024~2025
ヨーロッパ 地球の歩き方 海外
2024/05/23発売五輪やイベントで活況なパリの町を徹底紹介!最旬情報や旅に役立つお得ワザも。町歩きに便利な取り外せる別冊MAP付き
五輪やイベントで活況なパリの町を徹底紹介!最旬情報や旅に役立つお得ワザも。町歩きに便利な取り外せる別冊MAP付き
TEXT: 『地球の歩き方 A07 パリ&近郊の町』編集担当 坂井彰代
PHOTO: オフィス・ギア
〈地球の歩き方編集室よりお願い〉
渡航についての最新情報は下記などを参考に必ず各自でご確認ください。
◎外務省海外安全ホームページ
・URL: https://www.anzen.mofa.go.jp/index.html
◎厚生労働省:新型コロナウイルス感染症について
・URL: https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
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