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【イケメンハンター】下弦の月の引力、そしてウミガメの大産卵(紳士系イケメン)

窪咲子

窪咲子

編集者・トラベルライター

更新日
2012年9月15日
公開日
2012年9月15日
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サン・ホセから、ローカルバスに揺られて6時間。
オスティオナルという海沿いの町にやってきました。

実は先日コスタリカで、M7.6の地震があり、浜辺はこんな状態に…。幸いそこまで大きな被害はなかったのですが、地割れがすごいです。

さて、この小さな町にやってきたのは、ウミガメの産卵を見るため。
この時期になると、何万頭ものカメが浜辺にやってきて、“アリバダ”と呼ばれる大産卵を見ることが出来るというのです。
下弦の月の数日前から、オスティオナルに行き、大産卵を待つことに。
さっそく浜辺に行ってみると…

いました!!!

産卵中のウミガメが。
海からのそのそとやってきて、両足で器用に穴を掘って、静かに産卵をします。

まるでピンポン玉のようなカメの卵。

ウミガメは産卵をするときに、溜まった塩分を体外に出すため、海水を目から出すんですが、それがまるで涙を流しているように見えるんです。

その姿を見たときに、なんだかとても神聖なもののように思いました。
しかし、ウミガメの天敵は多く、産卵中に鳥に襲われ、命を落とすウミガメも多いそう。

犬などに掘り起こされた卵もたくさんありました。

また、地元民のみ36時間以内なら、ウミガメの卵を採ってもいいという決まりもあるんです。

このウミガメの卵が地元の人たちの大切な収入源。

町中では、カメの卵にサルサを入れた飲み物が人気のメニューとしてありました。

不思議なことにウミガメの卵の黄身は、火を通しても固まらず、ジャリジャリとした食感になるそう。

そして、待ちに待った下弦の月。
これに合わせて、カメ達が浜辺へやってきました。

まるで日が暮れるのを待っていたかのように、次々と姿を現します。

中には波に揺られてひっくり返ってしまうカメや
木に引っ掛かってしまうカメも…(笑)

地元の人に助けられながらも、ウミガメ達は順調に産卵をして、海へ帰っていきます。
そして、気づけば一面カメだらけ!!

歩く隙間もなく、カメ同士が渋滞を起こしていました。

この光景、すごいですよね。

なぜ下弦の月なのか。なぜこの場所に集まってくるのか…。
こんなにも生命の不思議を感じたことはありませんでした。

コスタリカ〈紳士系イケメン〉

名前
ヘンリー
年齢
22歳
既婚or独身
恋人あり
国籍
コスタリカ
お仕事
会社員
お気に入りスポット
モンテベルデ国立公園

今回紹介するイケメンはなんと!22歳にして、2歳の子供を持つヘンリーさん。幼馴染の女性との交際を経て、18歳で結婚したんですって。「きっと彼女と結ばれることは子供のころから決まっていたんだよ」なんて言うアツアツっぷり。とっても優しい雰囲気のヘンリーさん。奥さんと子供を愛する優しいお父さんの顔でした。

コスタリカ編も今回のブログでラスト。コスタリカは観光客も多いせいか、中南米ではめずらしく英語を話せる人が多く、とてもフレンドリーでした。色々な人種が交ざっていて、“欧米人かな?”と思う人がコスタリカ人だったりしました。

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