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マチュピチュ村からバスに乗り、さらに山道を登りつめること20分。“失われた都市” マチュピチュにやってきました。
スペイン軍によりインカ帝国が征服されても、400年もの間見つかることなく山奥にひっそりとたたずんでいた空中都市は、発見された当時、密林に囲まれジャングルと化していたそう。
私がその場所を訪れたときは、あいにくの雨。霧もかかっているし、正直“ツイていない…”と思いました。
しばらく、雨宿りをして、小降りになったのを見計らエントランスをくぐりました。エントランスのすぐ横では、マチュピチュの記念スタンプをパスポートに押してもらえるのでお忘れなく!
少し歩くと、家のような建物が見えてきました。
斜面になっており、これが結構な高さ。
展望スポットにたどり着いた頃には、辺り一面に霧が広がっていました。
ここで雨期にマチュピチュを訪れた友人が「霧で1日中なにも見えずに終わった…」と言っていたのを思い出しました。
“私もここまで来て、マチュピチュを見れずに終わってしまうのか…”
そう思っていた時!
スーッと霧が晴れ、浮かび上がるように遺跡が姿を表しました。
その神々しさと言ったら…!
邪魔だと思っていた霧が、また幻想的な雰囲気を作り出していました。
石造りの家も、段々畑も、インカの時代と変わらぬ姿のままこの場所にありました。石の文明インカ帝国の象徴でもあります。
そして、今年2012年はなんとマチュピチュが発見されて100周年なんです。
感動的なほどに美しいこの空中都市マチュピチュ。
ずっとこのままの姿で、この場所にあってほしいなと思うのでした。
ペルーで生まれアメリカで育ったパスロくん。久しぶりに故郷ペルーを訪れていたところでした。「久しぶりの故郷はいいね。ご飯がおいしいし、やっぱり落ち着くよ」。今回はアメリカ人の友人たちにペルー案内をしてあげているそう。優しそうな目が印象的ですが、友人たちによると男らしく頼りがいがあるんですって。取材をしたときも、とっても紳士な対応で好印象でした。