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私が彼らの存在を知ったのは、パタゴニアを旅していた時でした。
「“ヤマナ族”って知ってる?パタゴニアの先住民族なんだよ」
正直、「ふ~ん」という感じで、そんなに興味も湧かなかったんですが、「ヤマナ族の写真見る?」と言われて振り返ったが最後。
!!!!!!!!!!!!!!!
な、何これ!?
強烈にインパクトのあるその姿に、釘付けになってしまいました。
しかも、よく見ると裸です…。
それ以来、ヤマナ族のことが気になって気になって、夜も眠れない日が続きました。
なぜ彼らはあんな姿をしているんだろう…
そんなとき、ヤマナ族の博物館があることを知りました。行かない理由などありません。
そこにはヤマナ族の写真や模型などが展示されていましたが、
残念ながら全てスペイン語のため理解できず…(泣)
しかし、その後、調べてみるとヤマナ族について、いろいろなことがわかりました。
彼らは毛皮を身にまとい、その下は裸同然の恰好で生活していたこと。アザラシやペンギンなどの脂と、染料で作ったものを体に塗り、防水と保温の役割を果たしていたそう。
パタゴニアの寒く、雨風の強い気候では、衣服を身にまとうよりも、裸のほうが火にあたったときに体が温まると。
この衝撃的な恰好は、ヤマナ族の成人のお祝いのときのものなんだそう。
しかし、このヤマナ族は絶滅へと向かいます。
ヨーロッパから持ち込まれた疫病が流行。
さらには、定住せずに、狩りや魚を取って生活していたヤマナ族ですが、彼らを定住させようとした宣教師により、服を着せられてしましました。洗濯の習慣がなかったヤマナ族は洋服の細菌やウィルスによって次々に死んでいったそう。
服を着たために絶滅とは…。なんとも言えない結末です。
彼らの存在を知ってから、ヤマナ族の魅力にどっぷりハマってしまった私ですが、ここバルパライソ・コンセプシオンの丘でヤマナ族グッズを扱うお店を発見してしまったのです!
ヤマナ族の看板が目印。
お皿や
ぬいぐるみ
Tシャツまで。
私も思わずポストカードを5枚購入してしまいました(笑)
絶滅してもなお、人々に愛され続けているヤマナ族。
一度、見たら忘れない衝撃的なスタイルは、今後も語り継がれることでしょう…。
地下鉄の改札で一際目を惹く整ったクッキリとした顔立ちのイケメン、ジョセくんを発見。学校帰り、これからお買い物に行く途中でした。「今日は服を買いに来たんだ。最近寒くなってきたからジャケットが欲しいな」。とくに決まったブランドはなく、いつもブラッと歩きながら、気になったお店に入ってみるスタイル。購入するときは、ほとんど悩まず、即決なんだそう。果たしてジョセくんはいい買い物ができたのでしょうか…?