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メキシコシティからバスで4時間半ほどの場所にあるグアナフォト。
この街は、観光客だけではなく、地元メキシコ人からの人気も高い街なんです。
それもそのはず。
メキシコには数多くのコロニアル街並みが残されているのですが、このグアナフォトは中でも1番美しいと言われているのです。
そんな美しい街の夜は一味違ったんです!!
グアナフォトでは夜になると、エストゥディアンティーナと呼ばれる中世のヨーロッパの学生服を着た楽団が現れ、楽しい音楽を奏でながら約1時間ほど夜の街を歩くツアーが開催されるんです。
いくつもの楽団があるんですが、人気の楽団はこの通り、人、人、人!!
エストゥディアンティーナたちは、街の至る所で愛の歌を歌い、私たちを楽しませてくれました。
ツアーの最後に訪れたのは、この狭い路地。
実はここ、口づけの小道と呼ばれているんです。
その由来となったのが、隣同士で犬猿の仲だった二軒の家の息子と娘が恋に落ち、バルコニー越しにキスをしたという伝説。
夜になるとライトアップされ、なんともロマンチックな雰囲気です。
ですが、グアナフォトの魅力はやっぱりこのカラフルな街並み。
山の斜面に建てられた家がなんともかわいらしいんです。
そして、青空の似合う街。
この個性的な形の建物はなんとグアナフォト大学!
こんなにオシャレなキャンパスで勉強ができるなんて羨ましいですね♪
あ、そうそう。モーレというメキシコ料理を食べました。
ソテーした鶏肉の上に黒いソースがかかった食べ物なんですが、なんとこの黒いソースの正体はチョコレート!!!
1口食べてみると、ピリッとした辛さと、チョコレートの甘さが同時に口の中に広がるので驚きます。
うむむ。これは一口食べれば充分かも…。
メキシコ人でも好き嫌いが別れるらしく、私の友人はみんなモーレが苦手でした。
さてさて、グアナフォトの1番のお気に入りスポットを紹介します。
せっせと丘を登ること20分ほど。
グアナフォトの街を一望できるビビラの丘に到着。
見てください。この景色!!
まるでおもちゃ箱をひっくり返したような風景が浮かびます。
子供のころにイメージしたおとぎの国はここにありましたよ!
さて、そろそろメキシコ編も終了。メキシコの男性は心優しく、陽気な人が多かったです。道で迷ったとき、大きな荷物を持っていた時、必ず声をかけてくれたことに、助けられました。
友人と二人で広場のイスに座っていたところをハント!16歳のテレサ君です。話しているときはフレンドリーで明るい子なんですが、カメラを向けると、なぜか岩のごとく固まってしまいました(笑) 「グアナフォトには毎日たくさんの観光客がやってくるんだ。将来はそういった人たちのために働けるような旅行関係の仕事がしたいな」とテレサくん。数年後またここを訪れたときに、成長したテレサ君に会うのが楽しみです。