アラブ首長国連邦の気候の特徴と服装、年間の気温と降水量を東京と比較 

地球の歩き方編集室

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更新日
2025年12月26日
公開日
2025年12月26日
©iStock

アラブ首長国連邦、特にドバイは、独特の気候と文化を持つ魅力的な旅行先です。訪れる際には、気候に合った服装や現地の習慣を理解しておきましょう。この記事では、アラブ首長国連邦の気候の特徴と服装についてご紹介します。

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アラブ首長国連邦の気候の特徴

アラブ首長国連邦には、四季が存在しますが、春と秋は非常に短いです。夏は湿気が高く、体感温度がかなり上昇します。そのため、町を歩く際は体力を消耗しやすいので注意しましょう。

アラブ首長国連邦の年間気温と降水量

ドバイと東京の年間気温を比較

ドバイと東京の年間降水量を比較

アブダビ(国際空港)と東京の年間気温を比較

アブダビ(国際空港)と東京の年間降水量を比較

出典:気象庁ホームページ (https://www.data.jma.go.jp/cpd/monitor/nrmlist/)を加工してグラフ作成

アラブ首長国連邦での服装のポイント

5月から11月は紫外線と暑さ対策

5月から11月にかけては、強いが続きます。肌を守るために、露出を控え、風通しの良い薄手の長袖シャツが適しています。また、日焼け止めクリームや帽子、サングラスなどの紫外線対策も重要です。外出時は大量に汗をかくため、吸水性や速乾性に優れたポリエステル素材の服を選ぶと良いでしょう。

温度差対策での上着

室内は冷房が効いているため、温度差による体調不良を避けるために、上着を持参することをおすすめします。薄手のストールがあれば、羽織ったり頭に巻いたりでき、砂漠地帯では砂が髪に付くのを防ぐのにも役立ちます。

11月後半から4月はジャケット持参

11月後半から4月には、長袖シャツ1枚で過ごせますが、夕方からは涼しくなるため、ジャケットを持って行くと安心です。

高級レストランでの服装

高級ホテルやレストランでのディナーでは、男性は襟付きシャツにジャケット、女性はワンピースとヒールの靴が望ましいです。

服装に関する習慣の注意点

過度な肌の露出は避ける

アラブ首長国連邦では、非イスラム教徒にアバヤの着用が義務付けられていませんが、女性は体のラインが出ないゆったりとした服を選び、ロングスカートや長ズボン、露出の少ないTシャツを着ることが推奨されます。ドバイのリゾート地ではショートパンツやタンクトップも許可されますが、メトロやショッピングモールなどの公共の場では、過度な肌の露出を避け、節度ある服装を心掛けましょう。

モスクを訪れる際は事前確認

モスクなどの神聖な場所を訪れる際には、アバヤやヒジャブの着用が求められることがあるため、事前に確認しておくことが大切です。

プライベートビーチを利用

ビーチで楽しむ場合は、他人の目が気になる場合、ホテルのプライベートビーチや有料のパブリックビーチを利用することをおすすめします。

まとめ

アラブ首長国連邦を訪れる際は、気候に応じた服装選びが大切です。紫外線対策や温度差への配慮を忘れず、現地の文化に敬意を払った服装を心掛けてくださいね。

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