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2023年秋のラグビーW杯、2024年のパリ五輪開催を控え、活気づくフランス。新たな観光スポットも続々誕生しています。約3年半ぶりの改訂となる地球の歩き方『フランス24-25』では、円安や物価が高騰するなかでも、グルメや観光を存分に楽しめるヒントを紹介。最旬情報がたっぷり詰まっています。
本書の巻頭特集は「特別なグルメ体験を楽しむ」。フランスを旅する大きな楽しみといえば「フレンチグルメ」。楽しめる場所はレストランとは限りません。その土地ならではの新鮮な食材が並ぶマルシェを巡ったり、高級食材のトリュフを探したり、マスタード作りに挑戦したり。アクティブで特別感のある、さまざまなグルメ体験を紹介しています。食をテーマにした複合施設も続々オープン。見て、体験して、美食の国を味わい尽くしましょう!
■ドメーヌ・リオン Domaine Rion(トリュフ狩りとワインテイスティング)
URL: https://www.domainerion.fr
2010年、「フランスの美食術」がユネスコの世界無形遺産に登録されたのをきっかけに、食文化を伝えていく施設として、国際美食館が開設されることになりました。2019年にリヨンに第1号が開館したのに続き、2022年にはブルゴーニュ地方のディジョンにもオープン。フランスの美食をさまざまな形で楽しめる場所として、人気を呼んでいます。
■食とワインの国際美食館 Cité de la Gastronomie et du vin
URL: https://www.citedelagastronomie-dijon.fr
巻頭記事のひとつ、「フランスのホットニュース」では、フランスで話題になっている新名所や最新旅行事情を紹介しています。例えば、南仏の都市マルセイユの港近くには、海底洞窟で発見された約3万年前の壁画のレプリカ「コスケール・メディテラネ」が完成。遊園地のアトラクションのように、専用の乗り物に乗って、先史時代の旅へ。リアルに再現された海底洞窟内を探検してみましょう。
また、フランス中部の町オービュッソンの国際タピストリーセンターでは、宮崎駿の作品をタピストリーに織り上げるプロジェクトが進行しており、話題になっています。すでに『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』の3作品が完成しています。
■オービュッソン国際タピストリーセンター Cité international de la tapisserie d'Aubusson
URL: https://www.cite-tapisserie.fr/en
フランスは、コロナ禍以前の日常を取り戻しています。ただ、コロナ禍での経験を経て、観光の仕方やシステムが変化したものもあります。たとえば、美術館や観光名所で、オンライン予約できる施設が増えました。予約が「必須」となっている場所もあるので、事前にウェブサイトで確認しておくことをおすすめします。またTGVが乗り入れている駅やパリの近郊線では、自動改札の設置が進んでいます。TGVは発車2分前にドアを閉めてしまうので、早めに乗車を。
モン・サン・ミッシェルなどの観光名所は、コロナ禍以前をはるかに上回る観光客で賑わっています。『フランス 2024~25』を使って行き先を決めたら、ホテル、交通機関などを早めに手配して、旅のプランを練ってくださいね。
560ページ&大判地図付きの圧倒的情報量でフランス各地の魅力的な町や村をご紹介。一度は行きたい世界遺産やワイン、チーズなど美食の数々、人気のおみやげなど、フランス全土を満喫する情報満載!
A06 地球の歩き方 フランス 2025~2026
Aシリーズ(ヨーロッパ) 地球の歩き方 海外
2025/02/21発売パリを満喫したら、“その先のフランス”も旅してみたい。パリとフランスの各地方を旅するための詳細マップと徹底ガイド。
パリを満喫したら、“その先のフランス”も旅してみたい。パリとフランスの各地方を旅するための詳細マップと徹底ガイド。
〈地球の歩き方編集室よりお願い〉
渡航についての最新情報は下記などを参考に必ず各自でご確認ください。
◎外務省海外安全ホームページ
・URL: https://www.anzen.mofa.go.jp/index.html
◎厚生労働省:新型コロナウイルス感染症について
・URL: https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
(関連記事)https://www.arukikata.co.jp/web/catalog/article/travel-support/
Photo:iStock