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ワイキキビーチを一望する特等席「ナ ホオラ スパ」で、 癒しのハワイアンタイム

永田さち子

永田さち子

更新日
2023年8月28日
公開日
2023年8月23日
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再び自由に海外旅行ができるようになって、ハワイ熱が再燃している人も多いはず。久しぶりに訪れる楽園で、行きたい場所、やりたいことはたくさんあるけれど、まずはワイキキビーチを見下ろす「ナ ホオラ スパ」で、癒しのハワイアンタイムからスタートしてみてはいかがでしょうか。フライト疲れとともに時差ボケが解消し、ハワイの休日がより充実したものになりますよ。

デューク像の目の前だから迷わない。“ワイキキの特等席”は、ハワイの王族たちを癒したオアシスがあった場所

スパがあるツインタワーのホテルは、カラカウア通りに面して立つワイキキのランドマーク的存在。

「ナ ホオラ スパ」があるのは、ワイキキのランドマークともいえるホテル「ハイアット リージェンシー ワイキキ ビーチ リゾート & スパ」内。目の前がワイキキビーチで、通りに面して向かい側にデューク・カハナモク像が立つという、絶好のロケ―ションです。

ホテル周辺にはかつてハワイ王族のための保養地があり、大切に守られてきました。「ワイキキ」とはハワイ語で“水が湧く場所”という意味。その名のとおり、このあたりから湧き出て海に注ぐ水には、不思議な癒しのパワーが宿っていると信じられていたのだそうです。

スパ名の「ナ ホオラ」には、ハワイ語で“多くのヒーラー”という意味があります。訪れたゲストを、スパプログラムを通じてハワイがもつ歴史や文化、豊かな自然の世界に誘うという想いを込めて付けられたものなのだとか。場所にまつわる伝説とコンセプト、どちらも癒しの場所にぴったり。訪れる前から期待値がぐんと高まりますね。

ワイキキでも数少ないオーシャンフロントのスパ

スパ・レセプションにはスパのオリジナルプロダクトとともに、ビーチウェアやリゾートウエアを扱うショップを併設しています。

1階のアトリウムからスパ・レセプションがある5階までは、直通エレベーターでスムーズにアクセスできます。コンシェルジュが迎えてくれるチェックイン・カウンターを訪れると、まっさきに目に飛び込んでくるのはワイキキビーチの青い海。周辺にはたくさんのホテルがありますが、ビーチを一望できるスパはいくつもありません。この眺めだけでも、じゅうぶん癒されます。

ショップで販売されているオリジナルプロダクト。客室のアメニティにも一部が使われていますが、新しく加わったバスソルトは、このスパでしか手に入りません。

レセプションで受付を済ませたら、ロッカールームで専用ガウンに着替えてリラクゼーション・ラウンジへ。セラピストが迎えに来てくれるまではラウンジを自由に使えるので、せっかくのロケーションを楽しむためにもスタート時間より30分くらい早く訪れるのがおすすめです。併設するショップに並ぶオリジナルプロダクトをチェックしたり、ドリンクでのどを潤しながら眼下に広がる景色に見とれるのもいいでしょう。

冷たいドリンクや温かいハーブティーを自由に飲みながらくつろげる、リラクゼーション・ラウンジ。

好みに合わせてメニューをカスタマイズ。ハワイの植物の香りとパワーに癒されて

トリートメントルームは全部で16室。そのうち2室は、2名同時に施術を受けられるカップルルーム。

スパ・プログラムは、ハワイ古来の文化や哲学、ヒーリングを通して心と体にアプローチする内容。フェイシャル、ボディスクラブ&ボディラップ、マッサージなど20種類以上のメニューがあり、目的によってロミロミやハワイアン・ホットストーンを組み合わせることができます。日焼け後の肌をケアするメニュー、スポーツ後の筋肉痛改善を目的としたもの、妊婦さん用の専用メニューもあり、お好み次第です。

スパ・ディレクターを務めるYoshimiさんは、日本とアメリカ、両方のスパ界で培った豊富な経験を活かし、ハワイならではのメニューを考案しています。施術に使うオイルやローションをスパプロダクトの専門家と話し合い、香り、保湿効果、テクスチャーなど試行錯誤を重ねながら開発していくこともあるのだとか。

ハイビスカスやパイナップル、シャンパンの香りのスクラブは、その代表的なもの。
「このスパに着任したとき、ハワイ州のお花でもあるハイビスカスの香りに包まれるトリートメントを考案できないかと思い、プロダクトをカスタムメイドしました。本物のシャンパンを煮詰めてプロダクトにしたスクラブを使うコースでは、とてもゴージャスな気分に浸れます。どちらもお肌の角質除去と活性化、保湿効果を期待できるので、終了後のお肌がすべすべ、しっとりする実感を体験していただけるはずです」とYoshimiさん。

ワイキキビーチを眺めながら、トリートメントの余韻に浸る至福の時間

マッサージの力加減も強弱、お好みで。じっくりほぐしてほしい部分があれば、遠慮なく希望を伝えましょう。

今回、私が体験したのは、ボディスクラブで全身の角質を除去した後、ロミロミでじっくりほぐす「ボディスクラブ&マッサージ」。古くなった細胞や毛穴の不純物を取り除いてからマッサージを行うので、オイルの成分がしっかり吸収され、マッサージ効果もよりアップするのだとか。香りはハイビスカスにするか、シャンパンにするか迷ったのですが、この夏からレギュラーメニューに加わった「パイナップルとリリコイの香り」をチョイス。甘い香りが、フルーツガーデンをゆらゆらと散策しているような気分へと誘ってくれます。

首から下の全身をていねいにスクラブした後、ロミロミで上半身を中心にほぐしていくのですが、その力加減のリズムが絶妙! 特にコリが気になる背中にじっくりアプローチしてもらいました。トリートメント終了後は、再びラウンジでリラックスタイム。ハワイの香りに包まれながら、慢性的な悩みでもあるコリが解消したせいか、トリートメント前より海がいっそう青く澄んで見えたのが印象的でした。

新メニューのフェイシャルトリートメントも気になる!

最新テクノロジーで毛穴の汚れを除去し、施術直後から肌質感の違いを実感できると評判。

今、気になっているのが、導入されたばかりのフェイシャルトリートメント「ハイドラフェイシャル」。アメリカで特許を取得している専用マシンを使って行われるトリートメントでは、普段のケアでは取り除くことができない毛穴の奥の汚れまで除去し、保湿成分を浸透させます。実際に体験した人からは、毛穴の黒ずみやつまりが目立ちにくくなり、くすみの改善、小じわの除去も期待できると聞き、次回はぜひこのメニューも体験してみたいと思っています。

旅の予定が決まったら、スケジュールの最優先順位にしたい

「ナ ホオラ スパ」のスタッフは、日本人とローカルが半分ずつ。レセプションでは日本語が通じるので心配ありません。トリートメント効果をより実感するためにも、その日の体調やお肌のコンディション、好みの力加減などは遠慮なく伝えること。時差ボケ解消には到着日の施術がおすすめですが、帰りのフライトが夕方近くの場合、最終日の午前中に体験すると機内でぐっすり眠れ、旅の疲れが残りにくくなります。トリートメント前後には、リラクゼーション・ラウンジや瞑想ができるメディテーションルームを自由に使えるので、たっぷり時間を取って訪れるといいですね。

希望の時間にトリートメントを受けるために、旅の予定が決まったら早めの予約が必須であることは、いうまでもありません。予約に関するメールや電話には、すべて日本語で対応してくれるから言葉の心配も不要。次のハワイ旅行では、“ワイキキの特等席”で過ごす時間を、ぜひプランの一つに加えてみてください。

トリートメント終了後も、この景色を眺めながら心ゆくまで過ごせます。

ナホオラスパ(NaHo’olaSpa)

  • フェイシャル 165ドル~
  • ボディスクラブ&ボディラップ 175ドル~
  • マッサージ 50分175ドル~
  • ※予約・メール・電話はすべて日本語でOK。

ナ ホオラ スパ

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住所
ハイアット リージェンシー ワイキキビーチ リゾート アンド スパ5・6F
電話番号
808-237-6330
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